17音の記録 やぶにらみ

気が向いた時の記録

 俳句・無季の句 川柳と 関連記事

2022-10-23 10:06:48 | 日記
煙茸を踏んで呪文を唱えけり
忍術を使ってみたい煙茸

煙茸(けむりたけ)茸の傍題。季語 茸は晩秋、山林の湿地、生きた木の根や幹、または朽ち木などに生える菌類の総称。多くは傘状をなし、裏に多数の胞子を持つ。種類は多く形や色も様々である。香り良く食用に適し美味しいものがある反面、食べて死ぬものもある。煙茸は食用には適さなく地面より直接に生えているように見え、大きさは五センチ程度で、踏めば胞子が煙のように飛び立つのでこの名前がある。

秋澄む

2022-10-23 09:48:05 | 日記
空澄むや並んで除く遠眼鏡

季語 空澄む (秋澄むの傍題)秋になると、大陸から移動性高気圧がやって来る。それによって上空の空気が降りてきて、空気が澄むといわれている。気温が低くなることも関わっていよう。同時に耳に入って来るものが、はっきり聞こえるようにもなる。秋という季節の特色を大きくつかんだ季語である。歳時記。

掲句 山の中腹の展望台の様子です。