サンバのリズム

2008年02月17日 | Weblog
シンバルの練習しに行ったんだが
上の階でサンバのギタリストとサックスプレイヤーが来ていたので
見にってきた。

わりと何気ない気分で行ったんだが、
度肝を抜かれた。

演奏もバカテクなんだが、
サンバという音楽についてかなり詳しく教えてくれた。
特にリズムについて長いMCをしてくれた。(ラッキー)


「全ての音楽は2拍子なんですよ!」

言ってる意味が分からない。

結局、オレとらわれすぎてるんだなぁ。


すごくよく理解できた話は、

日本人は盆踊りのパパ~ンパンっていうリズムは日本人なら誰でも叩ける。
(ようは志村けんの「へんなおじさん」のときの手拍子かな?)
でもそれをブラジル人のプロのサンバのプレイヤーに叩かせてもちゃんと叩けないらしい。

叩けないから楽譜で理解して叩くんだけど、やっぱり違うものになっちゃうらしい。

ようは体の中にそのノリがあるのか、ないのか。

リズムが合っているから、グルーブ(ノリ)が生まれるのではなく
グルーブ(ノリ)があるから、リズムが合わせられると考えるべきだと・・・。

だから、まずはもちろんどういう構造か楽譜で理解するのも大事なことだけど、
まずは体で感じられるようになるといいんですよ~と、言っていた。

ここんところ、ずっと悩んでいたテーマについて答えを言ってくれたような気がした。
(っていろんな人が答えを提示してくれてはいるんだけど。
前日もそういう話をずっと聞かせてもらってたので、
ここでもか!って思ったわけで・・・)

スタンダードを知らないやつが楽器なんて出来るわけがなかろう。

リズム音痴君の修行は続く・・・。