準優勝

2005年10月04日 | Weblog
一試合目、昨日から対策は十分。
相手の特徴をしっかり見てあるから、闘い方は分かっている。
普段と違うポイントは4っつ。それに気をつけるだけ。
問題はいかに自分たちの土俵に上がってきてもらうか。
勝敗の分かれ目は1回表におとずれる。
先頭打者の出塁。そこから一挙11点。
勝負アリ。

やっとのことでこじつけた決勝。
こんなチャンスは滅多に無い。
優勝というタイトルが1つ欲しい。
意識しないわけにはいかない。
しかし、試合前の彼等は、それを極力、
意識しないでおこうとしているように見えた。

相手は豪打。ランナーサードでは徹底して打ちに来る。
策は仕掛けない。なぜ?やはり闘いは夏、策を見せないのか?
いや、そもそも打つことが彼等のチームカラーなのだろう。

4回表ノーアウトのランナーが走って送ってスクイズで1点の我々と
4回裏二本のツーベースで得点する相手。
対照的な闘い。流れは向こう、再三のピンチが訪れる。
1アウト満塁の場面もサードライナーゲッツーで切りぬける。
苦しい。とても苦しい試合。最も苦しい闘いではないだろうか。

そして試合は延長へ。促進ルール。満塁からの二本のスクイズは
相手の攻守やランナーが飛び出せず、得点できない。押し出しの1点止まり。

裏、ワンボールから高めに投じたストレートは
バチーンとはじかれ、左中間を真っ二つに破られる。
スタートの送れた二塁ランナーを必死の送球でレフトが刺しに行く。
悠々セーフ2点。・・・サヨナラ負け。

涙が彼等の目から溢れていた。堂々とした闘いだった。
しかしまぁ力相応、負けて当然。一から出直しである。
11月に県出場をかけ別の地区を交えて決勝トーナメントが行なわれる。

しかし今年の奴等はよー泣く連中だ。すでに今年で2回目だろう。
そのぶん逆境を突如ひっくり返す事がある。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする