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超弦理論(78) 原子番号52 テルル(Te)

2023-07-17 07:59:34 | 理論物理学 素粒子

テルルは、原子番号52の元素。元素記号は Te。

120Te 52 68 119.90402(1) STABLE [>2.2E+16 a] 0+ 0.0009(1)
121Te 52 69 120.904936(28) 19.16(5) d 1/2+
121mTe 293.991(22) keV 154(7) d 11/2-
122Te 52 70 121.9030439(16) STABLE 0+ 0.0255(12)
123Te 52 71 122.9042700(16) >600E+12 a 1/2+ 0.0089(3)
123mTe 247.47(4) keV 119.2(1) d 11/2-
124Te 52 72 123.9028179(16) STABLE 0+ 0.0474(14)
125Te 52 73 124.9044307(16) STABLE 1/2+ 0.0707(15)
125mTe 144.772(9) keV 57.40(15) d 11/2-
126Te 52 74 125.9033117(16) STABLE 0+ 0.1884(25)
127Te 52 75 126.9052263(16) 9.35(7) h 3/2+
127mTe 88.26(8) keV 109(2) d 11/2-
128Te 52 76 127.9044631(19) 2.2(3)E+24 a 0+ 0.3174(8)
128mTe 2790.7(4) keV 370(30) ns 10+
129Te 52 77 128.9065982(19) 69.6(3) min 3/2+
129mTe 105.50(5) keV 33.6(1) d 11/2-
130Te 52 78 129.9062244(21) 790(100)E+18 a 0+ 0.3408(62)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

120Te・・・・Ru(44 50)+О(8 10)+2N+6N    STABLE [>2.2E+16 a] 0+ 0.0009(1)
121Te・・・・Ru(44 51)+О(8 10)+2N+6N    19.16(5) d 1/2+
121mTe 293.991(22) keV 154(7) d 11/2-
122Te・・・・Ru(44 52)+О(8 10)+2N+6N    STABLE 0+ 0.0255(12)
123Te・・・・Ru(44 53)+О(8 10)+2N+6N    >600E+12 a 1/2+ 0.0089(3)
123mTe 247.47(4) keV 119.2(1) d 11/2-
124Te・・・・Ru(44 54)+О(8 10)+2N+6N    STABLE 0+ 0.0474(14)
125Te・・・・Ru(44 55)+О(8 10)+2N+6N    STABLE 1/2+ 0.0707(15)
125mTe 144.772(9) keV         57.40(15) d 11/2-
126Te・・・・Ru(44 56)+О(8 10)+2N+6N    STABLE 0+ 0.1884(25)
127Te・・・・Ru(44 57)+О(8 10)+2N+6N    9.35(7) h 3/2+
127mTe 88.26(8) keV 109(2) d 11/2-
128Te・・・・Ru(44 58)+О(8 10)+2N+6N    2.2(3)E+24 a 0+ 0.3174(8)
128mTe 2790.7(4) keV 370(30) ns 10+
129Te・・・・Ru(44 59)+О(8 10)+2N+6N    69.6(3) min 3/2+
129mTe 105.50(5) keV 33.6(1) d 11/2-
130Te・・・・Ru(44 60)+О(8 10)+2N+6N    790(100)E+18 a 0+ 0.3408(62)

 テルル(Te)は9Nシフトで説明できる。6組み合わせ形態が飽和になり、7組み合わせ形態への移行期であると思われるが、この6組み合わせ形態の接合装置が埋まってしまったので、次の7組み合わせ形態には、かなり大きな隔たりが生じている。

 Nシフトは中性子過剰分の上積分とも言える。そして、Nシフトがなければ6組み合わせ形態の極太支柱を安定させるだけの中性子が不足してくる。これは、6組み合わせ形態の飽和状態を意味するものであり、6組み合わせ形態が安定した定型であり、この形態を損なうような付属の支柱を拒んでいると考える事もできる。

 👆図は、テルル(Te)の超弦原子核構造であり、120Teには15本の極太支柱がある。通常中性子過剰分よりも極太支柱が多い場合は不安定要素となるが、テルル(Te)の安定同位体の極太支柱は、中性子過剰分よりも、全て、1本少なくなっており不安定要素は排除できる。

 これは、6組み合わせ形態の飽和状態のために生じている。6組み合わせ形態を保ったままで支柱の数を増やすには、極太支柱を増やす以外には方法がないのは明らかです。しかし、極太支柱を増やせば不安定要因となってしまう。

  正に、この対処方法こそがNシフトであると言える。

 3Nシフトは、アンチモンの成分因子のテクネチウム(Tc)の安定要素であり、9Nシフトは、テルル(Te)の安定要素となっている。それは、極太支柱の中性化を施し、極太支柱が帯電する事に因る反発力を弱めている。

 因みに、テルル(Te)の超弦構造には、二本重なった支柱はない。また、追加の3✖数値の支柱も存在しない。
 
コメント
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