ゆっくりと世界が沈む水辺で

きしの字間漫遊記。読んでも読んでも、まだ読みたい。

2014-08-20 | 日々のあれこれ

昔、わが祖母の生業は仕出しもする魚屋さんだったので、食器が結構な数ありました。
一般家庭としてはいくら壊しても、まだ足りるというくらいに。

その祖母も昨年亡くなり、それを機に、実家ではいろいろと物の整理が始まっています。
もちろん、町の魚屋さんの使っていたものですから、たとえこのまま持っていて、100年経ったとしても、骨董としての価値があるというものではありません。
組のものも壊れてしまったのでしょう、半端な数になっていますし。
でも、直径50cm以上あるような大皿などは捨てるにもちょっと惜しい。そんな感じで、いくつかは残し、ほどほどの大きさで使いやすそうなものはあらためて食器棚に移しているようです。

例えば、こんなお皿も。

【鶴1】。


お正月にでも使うつもりなのでしょうか。捨てない山に整理されていました。
でも、顔がとても怖いです。

【鶴2】


くちばしのところの毛、いらなくないですか?と訊きたい。


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2 コメント

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 (narkejp)
2014-08-23 18:31:41
立派なお皿ですね。お刺身用?
鶴さんのおひげですが、偉そうに見せるには、ひげが必要なんですよ、きっと(^o^)/
なんせ、千年間も生きることに専念している鶴ですから(^o^)/
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narkejpさま (きし)
2014-08-25 01:17:02
ありがとうございます。ほめていただいて ^^
お刺身用ですね。大きさからいって。20cmほどでしょうか。
お刺身を食べ終えると、鶴が出てくる。扇形でもありますから、お祝いの席で重宝したのでしょうね。
鶴は千年。そう思うと鶴が大層がんばりやさんに思えてきました。
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