ゆっくりと世界が沈む水辺で

きしの字間漫遊記。読んでも読んでも、まだ読みたい。

龍の名前はテメレア。

2013-07-09 | 日々のあれこれ

先日の日曜日は七夕。
お茶席にお呼ばれしました。
お稽古から離れて久しく、緊張もしましたが、やはりお茶は楽しいです。

七夕をイメージしたお道具組みはとても涼やか。
中でも、竹が彫りこまれたガラスの水差しのすっきりとした姿がすてきでした。
水越しにみると、模様の竹がくっきりとしてまた綺麗に見えるのです。
(山形市ののし梅本舗佐藤屋さんの当代ご当主のTwitterで写真が紹介されていました。)
氷を思わせるお干菓子も涼しげ。硬そうに見えるのに、口の中ではほろりとくずれとけます。
ああ、お菓子の名前を忘れてしまって残念。すてきな銘がついていたのに。
季節の和菓子はきれいなんですよねー。

ご亭主様は、お茶を始めた頃からお世話になっている大先輩方。
先生だけでなく、先輩方からもいろいろなことを教えていただいたことを改めて思い出しながら、ごちそうになってきました。
今回のお茶会で見せていただいたのは、龍の模様の釜。
たっぷりとして堂々とした釜ですが、長いこと使われていなかったそうで、使えるようにするまでが大変だったのだそうです。
さびを落とすのに。
そういう準備のための手間や時間もふくめてのお茶会なのですよね。ありがたさもひとしお。

ところで、その龍、テメレアちゃんと名前をつけられたのだそうです。
…聞き覚えがあるんだけど、なんだっけ…。
お伺いしたら、お家で検索しなさいって。
検索しましたらば、これでした。

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最近読んだ『龍のすむ家』の龍たちが頭に浮かんでしまって思い至りませんでした。
それにしても、お茶の釜にいる龍で名前が付いている龍は少ないだろうなぁ。
テメレア、あの釜は女の子だったのね。

七夕といえば、ご近所の商店街に飾られていた笹につけられた短冊のなかに、仮面ライダーやプリキュアになりたい(こういうのって今の子どもたちも書くのですね。)に混じって、「ママみたいになりたい」というお願いごとがありました。
けいた君のママがどんな方なのかとても気になってしまいます。



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