性懲りもなく行ってきました。ベイベーでもないのに。
今回は、とあるお城、呪われたファンタスティック城を舞台にしたゴシック・ホラー風の趣向のショーです。
幕が開くと、お城の中の大階段の上、真正面には大きな肖像画。
準備万端のベイベーたちのなかに、肖像画から抜け出してミッチー登場です。
「ウォルフガング・ミッチーマイヤー」だそうですよ。とあるお城はオーストリアあたりってことでしょうかね。
ショーは肖像画からウォルフガング・ミッチーマイヤーが抜けだし、永遠の恋人への愛を歌い、最後にまた肖像画に戻るところで終わります。
アルバムのほうはきっちりとしたストーリー仕立てのコンセプトアルバムらしいので、それを予め聴いているのと聴いていないのとでは楽しめる度合いがちょっと違ったかもしれません。
いつも予習なんぞした試しがないので、恒例の「OKですか~っ?」に「OKで~すっ!」とは大きな声で言えないワタクシ。
でも、最初におおまかな設定の説明があったので勝手にストーリーを妄想。それでも十分楽しめました。
中盤で、安全地帯の『プルシアンブルーの肖像』が歌われるのですが、これがね、ストーリーのなかで置かれると、非常にホラーな感じで良かったです(「離さない 離さない」ってアレです。もともと映画もホラーでしたか、そういえば。)。
これが第一部で、第二部は皆で踊ろうという曲がズラリでした。
いつもながら、旺盛で徹底したサービス精神に頭が下がります。
すごく「ミッチーらしい」ポージングがカッコよくて可笑しくて、スバラシイ。
徹底して「ミッチー」をやっている感じがします。
それをたっぷり楽しんでいるベイベーたち(男性もいます、ちゃんと。今回、目の前の方がそうでした。彼もちゃんと踊れる。)も含めて、観ていて楽しいです。
ちゃんとコンセプトにあわせたスタイルだったりするし。今回のポイントカラーは青。「青いバラ」かな、もしかしたら。
すごく踊るんですよ、彼女たち。もう、振りなんか完コピ?!というくらいです。
ベイベーさんたちもスバラシイ。
もちろん、生粋のベイベーじゃなくても楽しめます。
山形は4年ぶりだったそうです。
去年は行けなかったんじゃなくて来てなかったのねと、和泉嬢と納得。
正直、来てくれるだけでありがたいような入りです。
山形公演は穴場だと思います。ミニだけど新幹線もあるし。
チケットもとりやすいです。ええ、べらぼうに。
会場自体が小さいので、ミッチーが近いですよ、ほんと。
こちらは、アルバムの『ファンタスティック城の怪人』。
ファンタスティック城の怪人
及川光博&THE FANTASTIX
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インストゥメンタルのナンバーもかっこよかったので、ちょっと気になるアルバムではありますが、どうせならDVDのほうがよさそうです。他でもないミッチーですから。観て楽しんだほうがいい。
WOWOWでNHKホールでの公演を放送するらしいですしね。これも気になります。
でも、WOWOW加入してないんだなぁ。
それ以前に、帰ってからオペラ座の怪人を聴いてしまった私は何か間違ってる…。
『プルシアンブルーの肖像』は、ミッチーのアルバムを検索したらちゃんと出てたのでした。懐かしかったね。
それとあの曲の曲名思い出したなんてすごいわ。安全地帯としか思い浮かばなかった…。