宗教法人 鈴川キリスト教会

わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。

2013年12月29日礼拝メッセージ要旨

2013年12月31日 | 礼拝メッセージ
~エルサレムへの旅~

                           鈴川キリスト教会顧問牧師 川崎 廣
使徒21:1-26                    
 主イエス様を信じて、この世界の創造者を神として礼拝し、主とともに生活するクリスチャンにとっては、いつも何が主の望んでおられることかを明確に知ることが大切なことです。主の望んでおられることをはっきり知れば毎日の行動で、迷ったり動揺したりすることがずいぶん少なくなります。私たちはその様な生活が出来るようになりたいといつも考えています。 
 最初の教会の伝道者パウロは、その様に行動した人物でした。パウロは御聖霊の導きで、エルサレムに向かって旅行を始めました。 (使徒19:21) ところが、いろいろな困難や妨害が起こりました。そのこともあらかじめ御聖霊が、パウロに示しておられたのです。 (使徒20:23)
 旅行が進むにつれて、パウロを慕うクリスチャンたちにも、御聖霊が、エルサレムでパウロが出会う困難や迫害について、示されたので、彼らはしきりにパウロがエルサレムに上らないように言いました。しかし、パウロは旅行をやめませんでした。パウロは、どんな困難があってもエルサレムに行くことが、主の望んでおられることだとはっきりわかっていたので、迷ったり動揺したりすることがなかったのです。まもなく、彼らはエルサレムに到着しました。エルサレムのクリスチャンたちは、喜んで一行を迎えてくれました。早速パウロは各地の異邦人伝道の様子を報告しました。

分かち合いのために
1、パウロの一行は、ツロではどこに滞在しましたか。 (1-4節)
2、その人たちは、パウロにどのような忠告をしましたか。 (4節)
3、パウロの反応はどうでしたか。 (5節)
4、その人たちはどのようにしてパウロと別れたでしょうか。 (5-6節)
5、カイザリヤで、ピリポの娘たちと預言者アガポは、パウロの今後についてどのような預言をしましたか。 (7-12節)
6、パウロの反応はどうでしたか。 (13-14節)
7、エルサレムの人々はパウロをどのように迎えましたか。 (15-17節)
8、パウロはどのように異邦人伝道について報告しましたか。 (18-26節)
9、あなたは、パウロの行動からどのようなことを教えられますか。分かち合いましょう。

今週の聖句
 するとパウロは、「あなたがたは、泣いたり、私の心をくじいたりして、いったい何をしているのですか。私は、主イエスの御名のためなら、エルサレムで縛られることばかりでなく、死ぬことさえも覚悟しています。」と答えた。 (使徒 21:13)


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2013年11月17日礼拝メッセージ要旨

2013年12月31日 | 礼拝メッセージ
  ~励ましの言葉~

                        鈴川キリスト教会顧問牧師 川崎 廣
使徒20:17-38              
 初代教会の伝道活動の中心人物のパウロは、約3年半にわたって滞在し、主の福音を伝えたエペソの指導者たちに、ミレトから使いを送って来てもらい別れの挨拶と励ましのことばを伝えました。その内容は、パウロの活動がどのような原則に基づいて、どのようになされたかを、はっきりと伝えています。それはパウロばかりでなく、わたしたちも模範とすべき原則です
 パウロは、第1に、「謙遜の限りを尽くし、涙をもって、主に仕えた。」と語っています。謙遜と人々に対する愛が、主に仕える姿勢だったのです。第2に、「益になることは、少しもためらわずに、伝えた。」とくに「神に対する悔い改めと、私たちの主イエスに対する信仰とをはっきりと主張した。」のです。いつも福音を伝えることに大胆さを持っていました。第3に、パウロの伝道は決して楽なことばかりではなく、多くの困難を伴っていましたが、「私が自分の走るべき行程を走り尽くし、主イエスから受けた、神の恵みの福音をあかしする任務を果たし終えることができるなら、私のいのちは少しも惜しいとは思いません。」と、主から受けた自分の使命遂行のために、命がけで取り組みました。ですから、自分の人生に悔いを残さない生き方だったのです。第4に、「あなたがたは自分自身と群れの全体とに気を配りなさい。」と語り、信仰を持った人々が、多くの試練の中で、健全に育成されるために気配りをしています。そして、最終的には、「あなたがたを神とその恵みのみことばとにゆだね」ています。
 第5に、パウロはお金や物質的なことについて、「労苦して弱い者を助けなければならないこと、また、主イエスご自身が、『受けるよりも与えるほうが幸いである。』と言われたみことばを思い出すべきことを、私は、万事につけ、あなたがたに示して来た」と断言しています。
 このように、パウロの活動の原則をたどると、主イエス様を信じて、主に仕える者のあるべき姿が明確にされています。 


分かち合いのために
1、パウロの話を聞いた人たちはどのような人ですか。 (17節)
2、パウロがエペソで過ごした日々をどのように語っていますか。 (18-21節)
3、パウロは、今後の見通しをどのように語っていますか。 (22-27節)
4、群の長老たちが気を配るべきことをどのように指示していますか。 (28-32節)
5、金銀や物質的必要についてどのように語っていますか。 (33-35節)
6、あなたは、パウロの活動からどのようなことを教えられますか。分かち合いましょう。

今週の聖句
こう言い終わって、パウロはひざまずき、みなの者とともに祈った。 (使徒 20:36)

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