南区別所だいすき 浦和

このブログは、さいたま市南区別所の「青い稲妻」の研究レポートサイトです。
別所研究と見聞録の編集所です。

篠つく雨のなかを 鞭声粛々 古河領へ

2010-04-28 21:36:17 | 日記
我が町、別所の地誌の豊かさに自信を深めつつある自分だけど、この古河には一歩ゆずらねば
ならないようだ。それらを並べると目がくらくらしてくる。江戸時代は解り易く言えば、合衆国だ
古河藩は7万石 土井利位のころ雪の研究、医学などにおいて江戸後期に時代の先頭にいたのだ。
学を尊ぶ国に数々の事業が博物館に展示されていて、羨望の想い湧くのを禁じえなかった。
こんな雨には美術館にまわろう。途中の草樹が美しい、雨に濡れるを喜んでいるかのようだ。
街角美術館で飯田政市という古河周辺の風景を濃厚な油絵でえがいた作品をゆっくりながめた。
だれもいない館で憩うぐらい贅沢はない。作者と話をするような気分になるなど空想が気ままに
つくりだせるのだ。     
奥原晴湖 このかたは画史に燦然となを刻むアーチストだ。女傑の称号をつかんでぽいと放り上げる
ほどの逸話を数々もっていて、僕らには作品と両方たのしめるのです。御徒町から熊谷に移り
没したところの旧居が移築されていて、古河市の文化に対する姿勢が鮮明でうれしいかぎりだ。

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