2月に咲いた原種シクラメンコウム。
原種シクラメンは結実すると茎がコイルを巻くようにクルクル巻きます。
園芸種ではくるくる巻くのかわからないけど。。
シクラメン(cyclamen)と言うのはラテン語の「旋回する」と言う言葉が語源だそうです。(英語ではcycleね。)
家のも見事にクルクルクルクルたくさん丸まっていました。
触ってみると結構固くて。。
どういう風にこれがはじけるのかなと思っていたら。。。
梅雨の時期、かなり周りが柔らかくなって真ん中に穴が空きました。
中には茶色い種と白いベタベタした物があって、
穴からアリンコが出たり入ったりしています。
翌日には白いベタベタした物も種もなくなっていました。
アリンコがどこかに種蒔きしてくれたんでしょうね。
庭のどこからシクラメンが出るか楽しみ。
アリンコが種蒔きしてくれているのは他にもあります。
4月に咲いたカンアオイ。
ネット検索したら、これは絶滅危惧種。
アリが種を運ぶので遠くまで広がらず繁殖力が弱いそうです。
家の庭でもアリンコが種を運んでいました。
赤い矢印の先にアリンコがいるけど、分かるかな?
もう一つ、5月に咲いたセリンセ。
種は形も大きさも朝顔と似ています。
種はポロポロと地面に落ちているはず・・・なんだけど、、、見あたらない。
茎の方には種が付いていた跡があるんだけどなぁ。。。
地面をよ~~く見たら、、
アリンコが種の周りにたかって地面を掘っていました。
暫くすると種は見えなくなっちゃった。
これも何か種の周りにおいしい物が着いてるのかしら?
それともアリってなんでも種は埋める習性があるのかしら?
コウムもセリンセも全部アリに持って行かれないうちに
種を収穫しておきました。
(カンアオイはアリが全部種蒔きしてくれた後で何も残っていなかった(T_T) )
セリンセなんて一本から種が100個以上。
今年は苗から育てたけど来年は種から挑戦します。