ギャラクシィ日記

SF好きな主婦の・・・ガーデニングな日々。手作りも大好き。

ロケットボーイズ ホーマー・ヒッカム・ジュニア

2014-02-09 | 
 炭鉱の町で生まれ育ったNASAのエンジニアの自伝。
『宇宙兄弟』のピコの元ネタだと思うんだけどね。

 筆者の人生は興味深い。
でも、本職の作家が書いた物じゃないから文章がね。今ひとつなんだよ。

う~~ん 小説としては★★★☆☆
でも、お薦めの本。


『風に舞い上がるビニールシート』 森絵都

2009-06-19 | 
 直木賞受賞作 これも短編?中編って所かな。

 登場人物にイラっとするものもあるけど。
本全部を通して見ると中々良いかも。
 初めの2作品『器を探して』『犬の散歩』は私的にはイマイチ。
でも、その後の4作品はかなり好き。

私の評価は。。★★★★☆上げても良いかな。



 そう言えばNHKの土曜ドラマとか言うので
この作品放送してたみたいなんだよね。
昔はNHKドラマって結構好きで「阿修羅のごとく」とかね見てたんだけど
何だかドラマの出来が悪くなってきて見てなかった。

 で、ちょっと前だけど「七瀬ふたたび」(「家族八景」だったかな?)を見てかなりがっくり来て・・・
好きな作品だっただけにねぇ、、一話見ただけで見るのやめちゃった。
筒井作品の毒を含んだ感じがNHKでは出せなかったんだろうな。

 『風に舞い上がる~』も男女間の事がかなり重要ポイントになってるんだけど
NHKの夜9時台のドラマでちゃんと表現できたんだろうかね。

 どんな出来になってるか恐い物見たさで見てみたい気もするけど。

『とっても不幸な幸運』 畠中 恵

2009-06-19 | 
『しゃばけ』シリーズの畠中さんの現代もの短編集。

 初めに題名ありきで何とかそれに合わせて内容をこじつけた感がねぇ。
ま、、、『とっても不幸な幸運』の缶詰ってのを買って来て起こる話だから
しょうがないっちゃしょうがないんだが。。。

 前に読んだ畠中さんの『百万の手』よりは出来が良いかも。
畠中さんはやっぱ時代物の方がイイ感じなんだよね。
あ、、、これが悪いって訳じゃないよ。
現代物と時代物を比べるとって意味。

私の評価は・・★★★と半分

『トワイライト1~6』 ステファニーメイヤー

2009-05-30 | 
 お引越と言うことで放置してましたが・・・
やっぱり読んだ本のメモと言う事で復活
メモ取っておかないと忘れるしぃ。。。

 本屋で平台に並んでた『トワイライト』、ちょっと気になってたのよね。
でも、表紙がちょっとラノベっぽくて、、、
それに 1050円 × 13冊 はねぇ。。。

 と言うことで、図書館から借りようと思ったんだけど県図書も市図書も予約がいっぱい。
で、ぴー子が学校の図書室から借りて一緒に読むことにしました。

 うん、、、まあ、、、おもしろいけど、、、買うほどじゃないな。
読みやすいから一冊はあっという間に読んじゃうんだけど
一冊のすすみ具合が超遅くてね。だから13冊も行っちゃったのね。

 13冊ってのもテレビドラマっぽい。
テレビドラマって1シーズンが13話位じゃなかった?
一巻が「予告分+α(ほんのちょっと)+次巻予告」っていう本の構成自体テレビドラマっぽい。
絶対ドラマ化意識してるよね。
 それにヴァンパイアとのロマンスって内容だって
前にfoxでやってたドラマ『バフィー 恋する十字架』に設定が似てるし。

 ま、、、読みやすいし、あまり本を読まない子が本を読む切っ掛けにはなるんじゃないかな。
それに、ドラマと同じで次巻が気になる。


 私の評価ね・・・値段の割りには★★☆☆☆
図書館で借りたら★★★☆☆

『竜を駆る種族』 ジャック・ヴァンス

2008-01-22 | 

 1962年に書かれ1963年にヒューゴー賞を受賞した作品。
1976年にハヤカワ文庫で刊行した物の新装版。。。。。
と言うことは前の奴が家のどこかにあるかも。。


 90冊を超える著書を発表し、
人気SF作家から尊敬を受けている作者らしいけど、、、
一言で言うなら、、、つまらなくはないけどおもしろくもないです。
もっとワクワクドキドキの内容に出来るはずのお話なのに。。。
可もなく不可もなく、、現代だったらヒューゴー賞は取れませんね。


 私の評価はちょっとおまけして★★★☆☆


『龍時 01-02 02-03』 野沢 尚

2007-12-20 | 

 サッカーしている人にはたまらない一冊なのかもしれないけど。。
 
 「バッテリーのサッカー版」という本屋のお勧めの一言に騙され買ってしまいました。。。。
だけど、、、うすい、、、うすっぺらい。。。(小説としての内容がね)
龍時という人物像が見えてきません。
サッカーのシーンとかはものすご~い細かい描写なのにね。
細かすぎてサッカーをしない人間にはさっぱり理解不能です。

 私はダンナがサッカー好きなのでサッカーを見るようになってから20年以上経つし、
基本的なルールは分かるけど、、、、、ムリ。。

 それに、、日本の少年育成のやり方にかなり不満があるらしくて
かなりくどくど不満をかいています。
 スペインの少年サッカーは時間を掛けて取材したらしくて
それについてもかなり詳しくかいてあります。

 も一つ、日韓共同開催ワールドカップの時の、
日本対トルコ戦の実況(?)戦術(?)・・・・・誰が何処にパスしてどうたらこうたら。。。
韓国戦の怪しい審判についても不満たらたら。。。


 この人は何を書きたかったんだろう。

サッカー教本・・・・「これが出来れば世界がねらえる」
日本サッカーの少年育成について・・・・「日本サッカーの将来を憂う」
スペインの少年育成の現状・・・・「世界のサッカーはこれだ!」
試合のニュース記事・・・・「日本、トルコに惜敗」、「韓国の怪しい笛」

いやいや、盛りだくさんな内容でした。

 龍時はどこ?

 あまりの内容の無さ(小説として)に途中で読むのを止めてしまいました。
私に途中で読むのを止めさせるような小説、、ある意味スゴイ。


 私の評価は★☆☆☆☆


 作者の野沢さん、亡くなっているのに酷評でゴメンね。


『心霊探偵 八雲2 魂をつなぐもの」 神永 学

2007-12-01 | 

 ↓で評価を付けなかったクセに。。読んでしまいました。ノ(´д`) ヘ

 で、、、気になる「こんにち」ですが、、
今回もありましたよ。
なんと一度は「こんにち」と書きながら、
次のページでは「こんにち」「こんにち」 ヽ。(ー_ーメ)

 こいつ、気にしてない。。。
あ゛ーーーー、、、まったく。。。
「こんにち」なら「こんにち」に統一して欲しいわ。
編集者も気付よ。(*`ε´*)ノ_彡☆バンバン!!
何処の出版社だ?・・・・文芸社?・・・知らん。

 で、、、裏書きの著者プロフィールを見て何となく納得。
「誰でも気軽に楽しめるエンターティメント性の高い作品にこだわり、
難解な表現を排除し、映像を文章にする独自のスタイルで執筆活動を続ける」

 「映像を文章に~」と言っても、結局は文章にすることで表現しているのだから
もっと日本語を大切にして欲しいな。

 それとも、この人にとって「こんにちは」は排除してしまった難解な表現なのか。。。

 それから「各新人賞の候補になるが実力は認められながら受賞には至らなかった」・・・?
「こんにちわ」なんて書く人が賞ねぇ・・・・どうでしょう。。

 「会話」がほとんどなのでかなりのスピードで読めます
集中すれば2時間くらいかな。
あ、、、この作者、、ドラマとかの脚本書いているつもりなのかな。
 内容は・・・一作目より良いです。

でも、、、やっぱり評価は付けてあげませんよー。


『心霊探偵 八雲 赤い瞳は知っている』 神永 学

2007-11-28 | 

 ちょっと前から気になっていた本。

 ぽん太の部活の顧問の先生は国語の先生。
で、、、ちょっとお話していたら本の話題になって・・
「『心霊探偵』って子供達に人気あるんですよぉ。」・・・なんだって。
 気になる!ちょっと読んでみたい!

 単行本で6冊・・・文庫化される気配無し・・・1050円×6冊。。。はたしてそれだけの価値が。。
これは図書館だな。。。

 しか~~し、図書館で蔵書検索したけど、、無かった。。[壁]/_;) シクシク
ぽん太に言ったら、「中学の図書室にあるよ」とのことで、
早速借りてきて貰いました。
(「めんどくせぇ」とさんざんブツブツ言われ色々交換条件付で・・・(-_-メ)
図書委員のくせに3年間貸し出しゼロに挑戦中だったそうな。
ぽん太曰く、図書室の本は借りてきて読む物じゃなくて、
図書室で読むものなんだって。。。)


 冒頭の春香が八雲の部屋を初めて訪ねたシーンで、
「こんにち」・・・・(ノ`△´)ノ

「こんにち」でしょ。。。小学1年で習う国語の基本。。。
作家失格。。編集者失格。。
「お父さん」を「おとおさん」と書くようなもの。
うぁぁ・・・・まったく、、、恥ずかしくないのかぁ! 
文字で「こんにち」って残るのよ。。日本全国何人が目にするのかしら。。

 あ、、、気を取り直して、、、内容ね。(*´ー`) フッ
読みました。。。はぁ。。まぁ、、一気には読んだものの・・・
『心霊探偵』と言うからにはミステリだよねぇ・・・
あまりにも予想通りの展開!! もうちょっと捻りがないのかねぇ。。

 最後に次に続く気になる一言があったからまぁつぎも読むけど。。。
あぁぁ、お金出して買わなくて良かった。。私の本棚に欲しい本ではないわ。



 私の評価は、、、『こんにちわ』なんて文章書く奴は評価なんかしてあげませんよ~だ。



 この人の公式HPを見つけたので覗いてみたら、、、
多くのコメントが「こんにち」「こんばん」・・・作者に合わせてわざとなのか?
・・・それとも、、世の中「こんにち」の流れなんだろうか。。。間違ってるぞぉ!!
」にこだわる私は小さい奴・・・なのか・・・  でも、、、こだわりたい所だな。


『タフの方舟1 禍つ星』 ジョージ・R・R・マーティン

2007-11-27 | 

 暫く前に出た本だけど、、
「つんどく(積ん読)」の山で熟成させていました。 (*^▽^*)ゞ

 ジョージ・R・R・マーティン・・・・G・R・R・マーティン・・・・・
本屋さんでたくさん並んでいる本の中から選ぶから同じ作家とは・・・・気付きませんでした。
気付いていたら買ってすぐに読んでたのに。。。

 創元文庫から出ているG・R・R・マーティンのワイルドカードシリーズ、
かなりおもしろくて大好きなシリーズです。
アメリカ本国では今でも続きが出ているのに
残念ながら3作目までしか邦訳されていません。

 ワイルドカードシリーズの他にもたくさん作品があるはずなのに
G・R・R・マーティンは邦訳されないなぁ。。。。と思っていたら
ジョージ・R・R・マーティンでハヤカワ文庫からたくさん出ていたとは!!(即、amazonで購入)
んんん・・・もう!! 名前、、統一してよね。。。
・・・・最近出た創元文庫の方がジョージ・R・R・マーティンになってた。。。(*`ε´*)

 私の評価は★★★★と半分