ギャラクシィ日記

SF好きな主婦の・・・ガーデニングな日々。手作りも大好き。

『神去なあなあ 日常』 三浦 しをん

2014-02-12 | 本 (日本)
 中々読み進まなかった。
つまらないわけじゃないんだけど。
ホントに林業従事者の日常なのよね。
確かに林業については何も知らなかったから色々興味深くはあったけど。

 小説って言うより林業のお仕事紹介本?

 私の評価は★★★☆☆


2月19日追記

 映画化されてて今年5月公開。
その名も『WOOD JOB!』 笑える。
ウォーターボーイズの監督だってんだからちょっと期待できるかも。
しかもヨキ役は伊藤英明!
イメージぴったりだわ。

『図書館戦争』 有川 浩

2011-07-07 | 本 (日本)
お久しぶりです。
我が家は無事でした。


書店で平積みになってる話題の本なので読んでみたいとは思ってたけど、
本の帯とか読むとどうも買って失敗と思いそうな内容なので
ぴー子に学校の図書館から借りてもらった。
図書館から借りた図書館戦争。

買わなくて良かった。
あまりに酷い設定で読み切るのが苦痛だった。
途中で放り出したくなったけど、
この本について語るにはちゃんと最後まで読まなくちゃってことで頑張ってみた。


軍隊組織であのような態度はあり得ないし
それを許してる上官がいるはずがないってのは
軍隊経験者じゃなくても常識。

言論統制してる組織とそれに反対してる組織が戦争してたら
とっくに政府とか崩壊してそうなのに他の日常生活は普通みたいなのも変。
読んでいる間、ずっと「茶番劇」という声が聞こえてきそうだった。

いったい作者は何を書きたかったのだろう。
恋愛?
それも誰でも予想しそうな展開だし。

言論統制の社会を書いたにしてもお粗末、軍隊組織についてもあり得ないし、
ラブコメとしてもおもしろくもない。
何も良い所がない本。

ぴー子が「話題の本てのは、普段本を読まないような人が読むから話題になるだけで
おもしろいとかより、表紙や宣伝力。
おもしろいはずがない。」と言ってた。

今まで何度も話題の本に裏切られてきた中学生のお言葉です。


焚書ものなら『華氏451度』という名作があるので読み比べてみて欲しい。

わたしの評価 ☆☆☆☆☆

『温室デイズ』 瀬尾まいこ

2011-02-14 | 本 (日本)
 荒れた中学、いじめ、不登校。
中学教師が書くのだからリアルだわ。
かなりテンポ良く読み終わっちゃう。

 途中までは良かったんだけどね。
結末が…
結末までリアルに終わる必要はないのに。
お話なんだからもうちょっと夢のある終わり方とか、
いっそ悲劇的な終わり方とか、色々有るだろうに。
なんだか、「へ…それで…」的な。
後は読者の想像に任せるって事かな。

 それに、読み終わってみると、
「不登校やいじめを受けてる方ががんばって自分を変えていく」みたいにとれる内容。
どうなんだろね。
教師って、そう言う見方してるのかな。

私の評価は★★★☆☆

『プラネタリウム』 干刈(ひかり) あがた

2011-01-28 | 本 (日本)
 うちの長男は今受験勉強の追い込み中。
その長男がちょっと前に現国の問題集を持ってきて「これおもしろいから読んでみ」と。
それが干刈あがたの『プラネタリウム』の一節。
たった2ページだけどおもしろい。続きが読みたい。
ほとほと少年(長男)としみじみ少年(次男)が生き生きと描かれてる。

 さっそくamazonで注文♪と思ったら…作品全部が絶版。
なんてこった。
ブックオフで中古で出てる分大人買い。

 文章からこの干刈さんて最近の人と思ったら1943年生まれだって。
その上、49歳の若さで亡くなってる。

 「芥川賞を取らなかった名作たち」って本にも載ってるらしい。(この本も読みたい)
名作だけど賞を取ってない、絶版、既に故人、いかにも入試に出てきそうな人。

 この『プラネタリウム』という作品は『樹下の家族』という単行本に収録されていたんだけど、
文庫では『ウホッホ探検隊』(福武文庫)に収録されていて、
文庫版の『樹下の家族』(朝日文庫)には収録されてない。
出版社もばらばらだし。なんだかぞんざいな扱いだな。
良い文章書くのに。


 私の評価は★★★★☆

『幸福な食卓』 瀬尾まいこ

2011-01-24 | 本 (日本)
 ちっとも幸福そうじゃないのに。

 ちょっと変わった家庭の日常がだらだらと…
なんで、こんなのが映画化?と初めの方で思った。

 瀬尾さん、そんな風に思ってすみません。

 この小説が私の知人の話とも結びつき号泣でした。
今、ぱらぱらっと読んだだけでも涙が出る。
映画は…悲しすぎるから見ません。

私の評価は★★★★☆



『東大へ行こう! 完全版』 三田紀房&モーニング編集部監修

2010-12-16 | 本 (日本)
 うちは長男が受験生。
昨年受験生母だった友人が貸してくれました。

 東大を受験するつもりはないけれど、色々参考にはなります。
これを丸々信じて実践させるつもりもないけど。

 一番「ほほぉー」と思ったのは「正しい姿勢で…」って項目。
ぴー子は勉強中姿勢が悪くて、注意してもなかなか治らない。
 この本に何で正しい姿勢が重要なのか書いてあって、
それを読んだら「そうか」と親子で納得。
確かに「何で正しい姿勢じゃないとダメか」が分からなきゃ治せないよね。

 まあ、書いてあることが正しいかどうかは分からないけどね。
ぴー子が言うには「まあ、全部信じる訳じゃないけど、やってみて損はないかな。」と

 リビングに置いといて 時々つらつら眺めるのも良いかも。

私の評価は…難しいな。この本の使い方次第って感じだけど。★★★と半分

『僕僕先生』 仁木 英之

2010-12-09 | 本 (日本)
 表紙&題名で気になってて、
しかも、amazonのレビューは高評価、本屋さんの手書きポップもかなりイイ感じ。
で、読んでみたけど、…何で高評価だ。わからんわ。

 中国でのお話で、役人を退職した父を持つやる気がまるでないぐうたら息子が主人公。
美少女姿の仙人と旅に出る。。。
変な設定のただのぐだぐだ恋愛話。

 変な設定にしたんならそっちの方の話を広げるとか、
恋愛話なら恋愛話でもっと盛り上げるとか何とでも書き様があるだろうに、
どっちも中途半端で かなりお粗末。
これが日本ファンタジー大賞って。。。
やっぱり日本のSF、ファンタジーってレベルが…だな。

 この人はもともと中国の歴史とかそんなの勉強した人なんじゃないかな。
で、大好きな中国を舞台に何か書いてみようと思ったとか。
そんな感じの本だわ。

私の評価はランク外。☆無しだわ。


あくまで私見なので。あしからず。

『食堂かたつむり』 小川 糸

2010-12-05 | 本 (日本)
 これも歯医者さんで借りた本。
気になってたけど、ほんとに買いか?って迷ってた。


 何だかなぁ。。これも主人公にかなりイラつく。

 レストランって、こんなもんでやっていけるんかいな?
こんなあまいもん?
料理も奇抜で味の想像できない。
ま、大人向けおとぎ話って事で。

 映像にしたら結構絵になりそうかもね。って事で映画化なのか?
なんだか話題の本って。。。
『話題』ってのもマスコミに作られたモンだから仕方ないのかな。

 ま、借りた本だからいいや。

 私の評価は★★★☆☆


  

『強運の持ち主』 瀬尾 まいこ

2010-12-01 | 本 (日本)
 サボってた。。。

 本は地道に読んでたから書くことたまってるよ。
なに読んだんだったかな…

 ずっと気になってた瀬尾 まいこ。
最近ラノベチックな本が多くなってるので
むやみに買って失敗するのも腹立たしく中々新規開拓も出来ないでいる。
それで、ずっと気になったままだった。

 私が通っている歯医者さんの待合室には大きな本棚があってたくさん小説が並んでいる。
貸し出しもしてくれる。(なんて良い歯医者さんなんだ!)
 久々に歯医者さんに行ったら本棚にこの本が並んでたので
さっそく待ち時間に読んでみると。
あらまあおもしろいわ。
って事で借りてきてじっくり読みました。

 瀬尾 まいこさん、文章もしっかりしてて読みやすいし
内容も◎。いいわぁ。

 本屋さんで瀬尾 まいこさんの本を買いあさりました。
他の本の後書きに書いてあったけど、彼女は中学校の国語教師。なるほどね。

私の評価は★★★★☆



 
 最近の本、字が大きくて読んだ感がちょっと足りない。