ギャラクシィ日記

SF好きな主婦の・・・ガーデニングな日々。手作りも大好き。

エンダーのゲーム

2014-03-02 | 映画
 またまたちょっと前に見た映画。
もう公開終わっちゃってるけど。


 1987年に読んだオースン・スコット・カードの『エンダーのゲーム』
私の大好きな本の1つ。ヒューゴー賞、ネビュラ賞を受賞してて、SF好きの中でも有名な本。
このブログで本について書いた一番初めの記事が、
この『エンダーのゲーム』シリーズで日本語訳された最後の作品『シャドウ・パペッツ』

 数ヶ月前本屋に行ったら『エンダーのゲーム』が平積みになってて

こんな表紙のが・・・ビックリして目玉が落っこちそうになった。
あぁぁ私の大好きなエンダー・・・
映画の話題作りでこんな姿に・・・
なんて安っぽい。
でも内容は新訳でかなり読みやすくなってるそうな。

 エンダー後にでた小説、アニメ、ゲーム等にたぶん凄い影響与えてると思う。
「これ元ネタ『エンダー』でしょ」と思うもの多数。

 大好きな作品が映画化されるとかなりがっかりなものが多くて(『ポストマン』とか『宇宙の戦士』、『わたしはロボット』etc.)
見に行かないつもりだったけど、レビューを見ると原作ファンでも高評価。
なので、見に行ったらもう
500頁超の長編を映画化するのだから、まあ、色々端折っちゃってるのはしょうがない。
にしても、結構原作のまま映画化されてるし、映画自体もかなり良い出来。
 もう一度初めから読みたくなった。

 翻訳されてから26年後に映画化。
『エンダー』の内容にやっと時代が追いついてきたんだろうな。
だって、それほど違和感なく見られるもんね。
それと、レビュー見ると「どこかで見た内容」だとか「よくある話」だとか
その元ネタがこれなんだけどね。


 今、ぴー子がエンダーシリーズを読んでる。
かなり気に入ったみたい。
SFファン一人増やしたかな。
 

ゼロ・グラビティ

2014-02-22 | 映画
 ちょっと前に見た映画。

 ポッドキャストでTBSラジオの『たまむすび』を聴いているんだけど、
その中で映画評論家の町山智浩さんが紹介していて、
アカデミー賞やグラミー賞もとっているので見てみようと。

 ストーリー性はなし。
内容は5分で説明できる。
 公式HPに「リアリティをもって・・・」とかの感想をどん!と載せちゃってるけど。
死体がキレイすぎ。
宇宙で死んだら圧力で目玉とか飛び出たり。etc...
リアリティって言っちゃぁSF好き理系は細かいとこが気になり出すから言わない方がいいよ。
 他の宇宙物の映画が酷すぎるからそれに比べればましってことかな。


 でもね、映像が凄い。
こんなに中身がないのに「見て良かった」と思うのは何でなんだろう。




 注)ネタバレ



 最後に無重力の宇宙からサンドラ・ブロックが重力のある地球に戻ってきて
よろよろと重力を感じながら立ち上がるシーンで
スクリーンにでかく『Gravity』ってでるんだけどね、
そこで「あぁ・・・Gravity(重力)」って胸にすとんと落ちるのよね。
なるほどって。

 で、帰宅してから調べたら英語の題名は『Gravity』なんだよね。『Zero Gravity』じゃないの。
絶対『Gravity』の方がいいでしょ。
確かに映画のはじめに題名は出ないで最後に『Gravity』だったわ。

 だれだよ『ゼロ・グラビティ』なんて邦題つけたの!