ギャラクシィ日記

SF好きな主婦の・・・ガーデニングな日々。手作りも大好き。

『図書館戦争』 有川 浩

2011-07-07 | 本 (日本)
お久しぶりです。
我が家は無事でした。


書店で平積みになってる話題の本なので読んでみたいとは思ってたけど、
本の帯とか読むとどうも買って失敗と思いそうな内容なので
ぴー子に学校の図書館から借りてもらった。
図書館から借りた図書館戦争。

買わなくて良かった。
あまりに酷い設定で読み切るのが苦痛だった。
途中で放り出したくなったけど、
この本について語るにはちゃんと最後まで読まなくちゃってことで頑張ってみた。


軍隊組織であのような態度はあり得ないし
それを許してる上官がいるはずがないってのは
軍隊経験者じゃなくても常識。

言論統制してる組織とそれに反対してる組織が戦争してたら
とっくに政府とか崩壊してそうなのに他の日常生活は普通みたいなのも変。
読んでいる間、ずっと「茶番劇」という声が聞こえてきそうだった。

いったい作者は何を書きたかったのだろう。
恋愛?
それも誰でも予想しそうな展開だし。

言論統制の社会を書いたにしてもお粗末、軍隊組織についてもあり得ないし、
ラブコメとしてもおもしろくもない。
何も良い所がない本。

ぴー子が「話題の本てのは、普段本を読まないような人が読むから話題になるだけで
おもしろいとかより、表紙や宣伝力。
おもしろいはずがない。」と言ってた。

今まで何度も話題の本に裏切られてきた中学生のお言葉です。


焚書ものなら『華氏451度』という名作があるので読み比べてみて欲しい。

わたしの評価 ☆☆☆☆☆

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