手作り石けんを使っていると
「ネバネバ」糸を引くことがあると思います。
これは保湿成分のグリセリンです。
腐ったネバネバではないので・・・・・
このネバネバグリセリンが水を吸いやすいので溶けやすくなっています。
PCのファンの部分を掃除機でがーーーって掃除したら
いくらか音がましになったけど、
まだグォーーーって。。。ホコリがたまったのかな。
時々紹介している手作り石けん達。
先日の『ウルトララベンダー石けん』にコメントいただいた
oliママさん、ゆみっぺさん、ボコさん、
それと違う記事からコメントいただいたmakoさんに
私の石けんを送らせていただきました。
(発送に時間差があったのでまだ到着していない方がいると思うけど
・・もうちょっと待っててね。)
ウルトララベンダー石けんはまだ熟成中なので、
小さめのカレンデュラ石けんと豆乳メープル石けんのハーフサイズ。
溶けやすいし、泡立ちもいまいちだけどお肌に優しい石けん達。
試してみてね。
もし私の手作り石けんを試してみたいなと言う方がいらっしゃったら
差し上げますので下記のメールフォームで申し込んでね。
石けんの種類は在庫の中からこちらで選ばせていただきま~す。
また種類によって大きさが違うので、
普通サイズは1個、小さいサイズの時は2個送ります。
自家消費用の石けんなので、あまり見栄えは良くないです。
初めての方も遠慮無くどうぞ
受付は終了しました。
「初めてなのに、住所氏名までメールするのは不安だわぁ。。。」と言う方は
メールアドレスだけでもかまいませんので、
まず申し込んでみてくださいね。
このブログなので、申し込み人数は少ない(居ない?)と思うけど、
もし、もしかして、万が一、申し込み人数が多いときは、
締め切り前に受付終了する場合があります。
(先に「在庫確認しておけよ」ってつっこみはいりそう
・・・ある程度は有るんだけど、後で確認してきま~す。)
今日はぽん太の試合で早起き。
試合と言っても出るのはもちろん3年生で、2年生は応援。
これから8時までもう一眠りしよ。
先日紹介したねろりさんのウルトラ抽出法で抽出した
ラベンダーのウルトラインフューズドオイルで石けんを作った。
オイルに漬けたハーブをコーヒーフィルターで漉して、
80℃に湯煎してアルコール分を飛ばした。
オイルの画像を撮り忘れちゃった。。。
緑色のどろりとした「何だか分からないけどたくさん入ってますよ」のオイル。
とっても良い香り なので、これでクリームも作りたくなって
少しだけ取り分けておいた。
手作り石けんはとても溶けやすい。
石けんをたくさん置くようになって
ちょっと溶け崩れが気になってきたので、
蜜蝋をちょっとだけ入れてみた。
アルコールが少量残っていたせいか、
蜜蝋を入れたせいか、
はたまたインフューズドオイルのせいか、トレースまで10分。
あとで分離すると嫌なので、
トレースが出てからもちょっと混ぜ混ぜしてから型入れ。
これは自作のアクリル型じゃなくて無印良品のMDケース。
結構ソーパーさんが使っているらしい。
でも、、、型出しが大変そう。
「!」
プッチンプリン方式。
底に小さい穴を開けて栓をして型入れして、
固まったら栓を取って型だし。プッチン石けん。
はい、現実はそんなに甘くありませんでした。
こんな小さな穴一つじゃ出ませんよ。 トホホ
(あ、、この画像はラベンダー石けんではありません。)
石けんが出ないので、結局冷凍庫に入れて型出ししたらつるんと出た。
穴は空いて無くても良かったみたい。
・・・石けん作ったこと無い人の為の一口メモ。
(「作ったこと無いのが普通!」ってつっこみが入りそう)
石けんが型から出ないときは、冷凍庫に2時間くらい入れる。
そうすると、、、
1,石けんが縮んで、型と隙間が出来て抜ける。
2,結露して型からツルンと抜ける。
と言う2つの説明を見つけたけど、
どちらが当たっているのかな?
ま、どちらでも良いけど、とにかく型から石けんがつるんと出てくる。
1回で出ない時は、ふたたび冷凍庫行き。
私の作った石けんは2回も冷凍庫に入れれば
どんな石けんでも出たけどね。
冷凍庫に入れると石けんの品質が代わると嫌う人もいる。
これも本当のところはどうなんだろう。
比較実験はしてないから分からないけど、
特に代わっているとは感じられないな。
レシピ ディスカウント率10% 水分35%
オリーブ油(ラベンダーウルトラインフューズド)
275g
ココナツ油 180g
パーム油 120g
シアバター 10g
スィートアーモンド油 60g
蜜蝋 5g
苛性ソーダ 89g
精製水 228g
オプション
ヨーグルト 大1
トレハロース 大1
もしこの数字を参考にする場合は、
アルカリ量、水分量をご自身で計算し直して下さいね。
私のレシピに計算ミス、記載ミスがあるかも知れませんので。
石けん作りを始めたときからお世話になっている
ねろりさんの「neroliの散歩道」。
このサイトにすごーく興味津々の記事が。。。
オイルにハーブをつけ込んだ物をインフューズドオイルと言うが、
インフューズドオイルにはハーブの油溶成分しか抽出されない。
このオイルに水溶成分も抽出してしまおうという方法が紹介されていた。
名付けて「ウルトラ抽出法」! これはスゴイ。
まずハーブを無水エタノールにつけて、
次にこれにオイルを入れて漬け込む。
(あ、、、上と下の画像は違うハーブです。
上は左がローズ、右がラベンダー、ちょっとアルコールが多過ぎた。
下は左がローズヒップ、右がリンゴの皮。)
湯煎してアルコール分を飛ばしてから石けんを作る。
オイルだけで抽出した物とは比べものにならないくらい香りが移っている。
オイルもどろりとしていて「濃い~」感じ。
ただ、エタノールの沸点は78℃(たぶん)なので、
オイルを湯煎で80℃位にしなければならない。
なので酸化しやすいオイルとかは向かないんじゃないかな。
それと、エチルアルコールで抽出できるのは
水溶成分と油溶成分の一部(だったと思う)なので、
油溶成分をしっかり抽出するために、
オイルを入れてからちょっと長い時間漬け込む方が良いのかも。
アルコールが多すぎると、オイルとアルコールが分離し、
その上、ハーブの周りをエタノールが囲んだみたいになって
オイルと上手く混ざらない。
遙か昔、高校の化学で、アルコールは分子量が小さい程水に溶けやすく、
分子量が大きくなると水に溶けにくくなると習ったような。。。
オイルに対してはどうなんだろう。
分子量の違いで油に混ざりにくいとかあるのかな?
化学のしっかりした知識が欲しいなぁ。
モールド(型)石けん
今年一緒に役員をやった方達にプレゼント用に作った石けん。
石けん生活をしている方は手作り石けんの良さを分かっているので、
↓みたいな家で使っているのと同じ四角い石けんをプレゼントしていた。
でも、手作り石けんを知らない方は、
手作りというと廃油を連想される方が多いので、
モールドに入れてまず見た目のかわいさから。
ラッピングしてラベルを貼ってプレゼント。
(あ!!せっかくかわいいラベルを作ったのに写真取り忘れた)
リラックス・美肌効果があるリモネンがたっぷり入ったミカンの皮。
乾燥させて1年以内の物を「橘皮(きっぴ)」、
1年以上経った物を「陳皮(ちんぴ)」と言い、
古ければ古いほど薬効が高いらしい。
陳皮は漢方薬で七味唐辛子にも入っている。
この石けんに入れたのは乾燥させてすぐの物。
残留農薬とかちょっと気になったけど、
飲む訳じゃないし、すぐ洗い流す物なので良しとしよう。
レシピ ディスカウント率10% 水分35%
オリーブ油 350g
ココナツ油 100g
パーム油 50g
海洋深層水 175g
苛性ソーダ 66g
オプション
ミカンの皮
トレハロース 大1
使用感
ほのかにミカンの香りが
保湿のためトレハロースを入れたけど、
保湿に関してはかなり良い。
1ヶ月後はあまり泡立ちが良くなかったけど、
2ヶ月後はなかなかの泡立ち。
熟成期間はやはり1ヶ月ではちょっと足りないのかも。
スーパーで特売の海洋深層水を購入したので使ってみたけど、
良いのか悪いのか違いが分からない。
海洋深層水、ミネラルが入っているので、
もしかしたら苛性ソーダが反応しているかも。。
でも、ディスカウント率10%なので、
多少苛性ソーダが減っても大丈夫でしょう。。。。。?
・・・さらにミカンの皮のオレンジオイル分でディスカウント率上がっているだろうな。
初コンフェティ石けん。
自家用に石けんを作っているので、
見た目なんか気にしていなかった。
でも、最近石けん生活をしている知り合いができて
手作り石けんをプレゼントするようになり、
「ちょっと見た目も気にしてみようかな。」なんてね。
・・・・でも、このコンフェティ石けんはかわいくなかった。
モザイク石けんが大きかったし形がバラバラだった。
色だってきたないなぁ。
(椿油粕が入っているからしかたないけど)
手作り石けんのブログやHPを覗いていると、
星形のコンフェティだったり、本物のケーキみたいだったり、
本当に皆さんきれいな石けんを作っている。
私ももうちょっと。。。。
このW椿シャンプーバー、見た目は悪いけどかなり良い洗い上がり。
家にある材料で髪に良いと思われる材料は全て入れちゃった。
しっとりすべすべなんだけど、
椿のリキッドシャンプーとはまた違った洗い上がり。
リキッドシャンプーよりハリが出て落ち着いた感じ。
お風呂場にはこのW椿シャンプーバーと前に作った卵シャンプーバーと、
椿のリキッドシャンプーと3種類置いてあって、
その時の気分で使い分けている。
ちょっとだけ贅沢な気分。
W(ダブル)椿シャンプーバー レシピ 水分35% ディスカウント率5%
椿油 100g
ひまし油 50g
オリーブ油 200g
ココナツ油 100g
パーム油 50g
精製水 100g
椿油粕抽出液 75g
苛性ソーダ 70g
オプション
卵黄 1個
ヨーグルト 50g
ハチミツ 大1
パンテノール 少々
コンフェティ用 トルマリン石けん
(大分前に作ったのにまだ記事にしてなかった)
制作手順
1,オイルに少しずつ卵黄を入れ、卵黄がダマにならないように良く混ぜ合わせる。
2,卵黄を混ぜたオイルを湯煎にかける。(約50℃)
3,精製水に苛性ソーダを少しずつ入れて溶かす。
4,3に椿油粕を熱湯に入れ冷まして漉した抽出液を入れる。
5,2に4を少~しずつ入れながらまぜまぜぐるぐる。
6,オプションをボールに入れ、それにトレースが出た物を少し取り分けて混ぜ、
良く混ざったら鍋に戻す。
後はいつもの手順。
またWBC疑惑の判定。同じ人。
でも、負けた。
やっぱり神様はちゃんと見てるんだよ!
こんな事書くと野球好きと思われるかも知れないけど、
興味ないんです。サッカーはちょこっと見るけどね。
あ、、、でもむかーしは野球もちょっとだけ見てました。
一番人気のチームは大嫌いだった(今でも)けど、
簑田ファンでした。渋いしかっこ良いのよね。
エモヤンも好きでした。
単なるミーハーです。はい。
洗面所の手洗い用に、泡が出るポンプ式のボトルを使っている。
この手洗いと台所兼用にリキッドソープを作ってみた。
やまやで、1.5リットル298円のひまわり油を購入したので
これをメインにして、泡立ちにミリスチン酸を加えてみる。
レシピ ひまわり油 600g
ミリスチン酸 60g
苛性カリ 158g
精製水 450g
いつもはミリスチン酸は5%程度にしておいたけど、
今回は約10%・・・・・多すぎないかちょっと不安。
予感的中!苛性カリの水溶液を加える側からトレースが!
その上分離している。 ( iдi ) ハウー
やはり10%は多かったのかしら。
ここから諦めずに湯煎しながらグルグル・・・・・
取りあえず分離しなくなったけど、
前のリキッドと違って柔らかいまま硬くはならない。
ひまし油を入れなかったせいかな。
このあと3時間湯煎。
全然透明感がない。。。。
使用感
泡立ち :ミリスチン酸約10%の割には、泡立ちは普通。(モコモコの泡ってほどじゃない)
泡の大きさ:細かい泡を期待していたんだけど、かなり大きめの泡で残念。
やはりモコモコの泡にするにはひまし油が必要なのかな。
洗浄力 :かなりさっぱりした洗い上がり。さっぱりしたと言うより強力。
まあ、手洗い台所用に保湿は全然考えていなかったので当然の結果。
ボコさんからいただいたコメントに「グリセリン」の言葉が出たので、
以前気になって調べた事をちょっとまとめてみた。
興味ない人 多いと思うけど。。。。
最近ソーパーさん(石けんを手作りしている人)が増えて、
ソーパーさん達のHP、blogがたくさんあるけど、
その中で、「植物性グリセリン」と言う記述が目に付くようになってきた。
単に「グリセリン」ではなくわざわざ「植物性」と付いているので、
薬局で売っているのは「違うのかい!」とつっこみを入れたくなる。。。
いったい何が違うの???
グリセリン 化学式:C3H8O3(数字を小さくするのってどうするんだろ?)
化学名:1,2,3-プロパントリオールまたはグリセロール
椰子油などの植物性油脂を加水分解した「天然グリセリン」と、
石油を原料とする「合成グリセリン」がある。
この天然グリセリンが植物性グリセリンって言われるやつ。
天然だろうと合成だろうと不純物が入ってない限り
「C3H8O3」には変わりないと思うんだけどなぁ。
不純物がないという試験に合格した物が日本薬局方品(局方品)になるので、
局方品であれば天然も合成も変わりないはず。
由来にかかわらずグリセリンはグリセリン。
なので、薬局で「植物性グリセリンありますか?」と聞いても
分からない薬剤師さんが居て当然。
植物が光合成して作った酸素も水を電気分解して作った酸素も、
不純物を取り除けば酸素に変わりはないのと同じ。
病院で酸素吸入されるときに
「これは植物が光合成して作った物ですか?そうじゃなきゃ使わないでください」
なんてね。。。(ブラックですみません)
「局方品グリセリンって85%じゃん。後の15%は?不純物じゃないの?」
いえいえ、残り15%は精製水です。
この局方品グリセリン、作っているメーカーによって天然の物と合成の物があるらしい。
現在は天然グリセリンの方が多いようだ。
どちらも価格は同じ100mlで400円弱。
植物性グリセリンとして高額で売っているところがあるらしいので要注意。
植物性グリセリンと確認できているメーカーの局方品を購入するのが
一番良い方法ではないかな。
それについては手作り石けんファイトクラブの植物性グリセリンを見てね。
もう一つ化粧品用グリセリンというのもあるけど、
製造工程が違うのか何が違うのかよく解らない。
精製グリセリン、局方品グリセリン、化粧品用グリセリンなどの
比較表を見てもそれほど違いは無いようだけどな。
花王のグリセリン
ソーパーさんが植物性グリセリンのこだわるのは、
どうもソーパーの教科書的な本に「植物性グリセリン」とあるかららしい。。。
確かに石油から出来た物より、
ココナツ油やパーム油等から出来た物の方が優しそうな響きがある。
資源保護、エコの為に植物性グリセリンを使いたいと書いていた人も居たけど、
パーム油の為に熱帯雨林がどんどん伐採されていて、
そのパーム油はほとんどが日本に輸出されているって
TVで見たけどなぁ。。。
植物性だから環境に優しいって訳でも無いな。
今回は色々なサイトを彷徨いました。
Duty-FAQ植物性グリセリンと薬局で売られているグリセリンの違いは?
花王のグリセリン
手作り石けんファイトクラブ材料道具FAQ植物性グリセリン
阪本薬品工業(株)製品紹介グリセリン
SARAYA自然との共生への模索
あくまで、この記事は植物性グリセリンについての私見です。
興味があって色々調べたけど間違っているところがあるかもしれません。
ぺこ <(_ _)>。
化学式 C3H8O3 の数字のフォントサイズをー1にしたんだけど、
ブログライターでは小さくなっているのに
ブログの記事では同じ大きさ。。。何だかなぁ。