三角形と三分節

今日は、朝日カルチャーセンターの
フェルデンクライスメソッドのワークに行ってきた。
年末から三週間も毎日ワークをやっていたものだから、
これなしでは、いられない体になった。
今日は、目のワーク。
目と頭を別々な方向に動かしたりする。

からだを動かすということは、どういうことなんだろう。
モーシェ・フェルデンクライスもやっていたという
グルジェフムーヴメントのＨＰにあった、三角形と
シュタイナーが言っている三分節の関連が、なぜか気になった。

オイリュトミーでは、よく、三分節がでてくる。
歩行も三分節。
１右足を踏み込んで、２左足を中に浮かせ、
そして、３左足を着地させる。

グルジェフムーヴメントはやったことがないので、
周りの人に聞いてみたら、
「うん、やったことある」と3人の人に言われた。

地球上では、物事が二極化する傾向がある。
そして、私たちは物事を白黒はっきりつけたがる。
しかし、現実はあいまいなものに満ちているのではないか？
どこにも、何にも決定していない。
でも、どこかに落ち着けて結論を出したい、
そんな欲求が、心の中に沸いてくる。
決めてしまったら、固定されてしまったら、
それは、それ以上、変容しない。

オイリュトミーの歩行も、2番目のアクションに、
多くの可能性を含んでいる。
浮かせた足を、どこに着地させるか？？
それは、あなたの選択次第なのだ。

武術家の甲野氏がよくいっている、
「運命は決まっていると同時に、
決まっていない（自由である）」
というのも、なるほどと思う。

相反することが同時に存在する。
そして、その、相反するものの間に、
無限の可能性がある。
ただ、無限の可能性をはらむ、
「現在」、いま、ここ、
という点が、連続的に続いているだけ。

「２」ではなく「３」だというのは、
なんか、深い意味がある気がする。

その話と、ボディワークや
体を動かすこととの関連は、
また、今度。