いぬのかかと

ホワイトシェパードのアンディの成長と日々の生活の記録

検査に行ってきました

2008年06月29日 | ホワイトシェパード
昨日、アンディを遠くまで連れて行った病院ですが
シェパードには多いと聞く
「股関節形成不全」についてレントゲン検査を行うためでした。

かかりつけの近所の動物病院で何気なく相談をしてみたら
歩き方を見たり腰を触ってみただけで
「まぁアンディ君は大丈夫だと思うよ」っておっしゃった。

その時点で、あぁここじゃダメだなって思っちゃったので
ちょっと遠くまででかけてきました。
昨日行った病院はJAHD(ジャードと読むらしい)への登録に対応していると聞いて決めました。

予約の電話をしたら「整形の先生に診てもらったほうが良いと思うので」って。
ここって、内科・整形外科・眼科の専門医がいるらしいんです。
動物病院なのにすご~ぃ。
午前の診察は12時までで、アンディがシェパードで初診と聞いて
午後1時からの予約診療になりました。
が、行ってみたらまだ待合室はいっぱい!



小さいワンコもたくさんいたので、待合の外で待つことにしました。
最近、散歩での引っ張りはなくなったアンディですが
ここでは知らないとこで興奮してしまって、引っ張りまくりでした。
見かねたカップルの女の子のほうがドアを開けてくださって
アンディを「かわい~」って撫でてくれました。
アンディもだいぶ人に触られることに慣れてきたんでしょうか。
(でも彼氏には触らせませんでした・笑)

順番が来て呼ばれて診察室へ。
軽い問診を受けて、ドクターがアンディの腰を触ろうとしましたが
やはり男性はちょっと苦手らしく、逃げ回ってました。
そこでは無理強いはせず、レントゲン室へ移動。
私と離れ離れになるのは無理なので、私も一緒に放射線を浴びてきました。

ドクターと看護士2人+私。
最初は看護士さんがアンディの頭を、ドクターがお尻を持ち上げて撮影台に乗せるはずでしたが
アンディが医療機器を蹴散らしながら逃げ回るので
頭は私が持つことに。(まぁ逃げるだけで噛むタイプでなくて良かった)

その後はまた大格闘で、アンディを固定するためにU字の大きなスポンジの中にはめ込むんですが
知らないお兄さんたちに手足を捉まれて、アンディも必死に抵抗。
そこはさすがにプロで、どんなに暴れても手は離しませんでした。
大の男3人がかりで格闘して
アンディも10分ほどでとうとう諦めておとなしくなりました。
私はずっと首から上を補ていしてアンディに声をかけてただけ。
先生たちは汗だくでした

アンディを仰向けにして股関節を正面からと、右サイド・左サイド。
あと両肘のレントゲンも撮りました。


おうちの人以外にお腹を見せるなんて~

それでも撮影が終わったあとは、みんなで
「よくがんばったね」ってアンディを褒めてくれました。


肝心の診断結果ですが
「股関節の形成不全は認められるものの、ごく軽度である」とのことでした。
これなら肥満などに気をつけていれば、アンディ自身も生涯自覚症状なく過ごすことができるんじゃないか、ということです。
肘の形成不全については「認められない」とのこと

JAHDへの登録まではいいかな?って思ってましたが
夜旦那に相談したら、しとけばいいじゃんって。
確かに、病院のドクターとJAHDの診断が全く同じとは限らないので
スコア出してもらうのもいいかもね。

これは後日でも申請に応対してくれるとのことなので、
また改めてお願いに行こうと思います。

診断結果を聞き終えて、2時。待合室はやっぱりいっぱい!
まぁトリミングなんかの受付もここでやるのでそのせぃか?
それにしてもドクターたちはいつ昼食をとれるんだろうね。

一人で知らないところにアンディを連れて行くのは不安だったけど
こういう設備の整った病院とコネクションがあると
いざって時に安心だなって思いました。




股関節形成不全について調べるきっかけはアンディの交配です。
遺伝性疾患の場合が70%といわれる病気があっては繁殖には向かないので
状態によっては孫の顔が拝みたい夢は諦めて、去勢しようと思ったんです。

人間のアレルギーとかに似てると思うんだけど
両親が花粉症だからって、子供の必ず花粉症になるとは限らない。
またその逆もしかり。
病気の因子を持ってるけれど、発症するかどうかは誰にもわからない。
もちろん病気因子のない固体同士を交配するのがベストだけど
発症してない隠れ因子を見つけるのも難しい。
JAHDでもできるだけ軽度の固体を選んで繁殖を・・・とHPに書いてあったと思うので
アンディの繁殖はギリギリありなのかなぁ。
JAHDの診断には病気か健康か判断しかねるという、グレーゾーンというのも診断してくれるようなので、それにもよるかな。

これが人間の子供なら、どんな重病の子が生まれても
ちゃんと最後までできるだけの努力をするけれど
犬。しかも介護の大変な大型犬となると、
簡単に放棄してしまう飼い主も世の中にはいるわけで・・・
後は繁殖家の考え方次第になります。

アンディが女の子だったら、子供の貰い手とじっくり面談して
絶対信頼できる人にしか譲らないとかもできるんだけどね~。


なんか、話が横にそれましたね。

患者さんも先生たちもWシェパ初体験らしかったので宣伝しときましたよ。
ソフトバンクの「ただの白い犬」ですって




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