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バイクブログ AMRカスタムアーカイブ

ご観覧いただきありがとうございます。
teacup.ブログの閉鎖の伴いこちらにアーカイブとして残しています。

カワサキ VERSYS 650 ABS

2015-08-25 19:46:00 | アドベンチャーモデル
またまた台風の影響が出ておりますが、皆さま大丈夫でしょうか?
バイクはすぐに風に煽られて、ふらつきやすいのでご注意を。
私も、台風で他の交通機関が使えず、どうしても出勤しなければならないという若き頃に、だるまさんが転んだ状態で、風がやんだら進みみたいな事を経験したことがあります。(横風で前にすら進めない時もありましたね)

さて、今回は2015年よりスタイルチェンジをした、カワサキVERSYS 650 ABSについて少し書きます。

最近、カワサキはこのニンジャ顔とでも言いましょうか、昆虫?的なルックスになってますね。
こんなアドベンチャーモデルにも採用するのは、なぜなんでしょうね?

VERSYSのコンセプトは、ストリートサーフィンなそうなので、それを意識してちょっとスポーティーな外見にしているのかもしれませんね。


また、ホイール径は前後17インチとロード向けのサイズで、やはりストリートでの扱いやすさを重視していることがうかがえます。
エンジンはパラレルツインという2気筒エンジンです。
カワサキは並列2気筒エンジンは得意という話を聞いたこともあるので、完成度の高い仕上がりになっていると思います。
今、売れ筋のニンジャ250も2気筒エンジンですから(シングルモデルもありますが)

エンジンが2気筒であるので、4気筒モデルに比べると腰回りの重さは軽いと思います、それに加え、アップライトなポジションであるので、軽快性が高いモデルではないかと思うのです。

アドベンチャーモデルであれば、排気量が大きい方が、トルクが出るので楽ではあると思うので1000とかの方がいいのでしょうけど、あえて650を選ぶメリットはといいますと。

先ほども書きました、軽快性だと思うのです。

1000㏄以上のバイクと600㏄くらいのバイクを乗ることがあるのですが、1000ccのバイクはSSで軽いと言っても、やっぱり大型なんだなぁと感じるほど重圧感はあります、逆に600だと、400㏄のバイクに乗っている感じがします。(最近の400は600くらいのモデルと共有している物も多いので当然と言えば当然なんですけど。)

で、このVERSYS 650 ABSだと、軽快にアップライトなポジションで振り回して、アクセルをワイドにオープンできるという、面白さがあるような気がします。
むろん650でもアクセルワークは慎重にならないといけませんが、1000㏄ほどトルクがないので、ある程度ラフに開けていけると思うのです。

シビアになるほど、運転が疲れると感じます。
常に神経を尖らせて、走るというのも悪くはないと思いますが、あまり難しい事を考えないで、自分が思うがままに走り、旅を楽しむ、そういうのがアドベンチャーモデルの良いところだと思うので、650という排気量であっても楽しめる部分が多くあると思うのです。


カワサキの逆輸入車正規店で取り扱われる、2016年モデルは写真のカラーのみで、ABS装着車のみです。(15年11月より入荷予定なそうです。)
お値段は、本体価格870,000円(消費税抜き)です。消費税込みで約94万円くらいですね。
100万円で買える大型車としては結構ありな方だと私は思います。

最後に簡単な詳細です。
エンジンは、649ccで69ps、トルク6.5kgf・m
重さがカタログ数値216kg(ちなみにVERSYS1000は249kgです)
タンク容量21Lなので、巡航距離も長いと思います。

エンジンオイル容量、2.3Lです、650の2気筒なのでオイル交換という面での維持費も多少なりやすくできそうですね。
シート高、840mmアドベンチャーモデルなので、シートはロードバイクと比べると高めですね。

とそんなわけで、こんなモデルも面白いのではないかなぁと思い書いてみました。
それでは、本日もご観覧いただきありがとうございました。
皆さま、台風に気を付けて、楽しいバイクライフを過ごしたいですね。

ムルティストラーダ1200 Ducati 2015

2015-07-15 07:46:00 | アドベンチャーモデル
台風も多いですが、暑い日が続いてますね。
こう暑いと、涼みに行きたくなります。山の中を走って上の方で珈琲でも飲みながらゆっくりする。これ好きなんですよね。

さて、今回はDucatiムルティストラーダ1200について少し書きたいと思います。
Ducati、今スクランブラーが売れているようですね。あれは面白そうなバイクに思いますね。
私の中で、Ducatiを知ったのは916というスーパースポーツが出たあたりからでした。そこから999までは、凄い尖ったバイクを造るメーカーって思っていて、欲しいとは思わなかったのですが、1098あたりから、デザインで生涯一度はDucatiと思うくらい、憧れは強くなりました。

Ducatiは癖があり乗りにくいと周りの知人は言うのですが、逆にそこも魅力に感じています。(噂ではツボにハマった時はかなり速く走れるそうですが)
そういうマシンだからこそ、トコトン付き合って、方向性を見つけてバイクを所有しているなという実感を味わえると思うので。

で、最近のDucati、あれもこれも欲しいと思うんですよね、モンスターもありだし、パニガーレもいい、ハイパーモタードなんかも好きなんですが。
ムルティストラーダ1200にも凄く興味があります。

車体も高級感があり、こういうバイクで旅を満喫する。大人だなぁて憧れを持っています。
ただ、私がムルティストラーダ1200に興味があるのは、高級感だけでなく、一番はハイテク装備が沢山あることなんです。

まず、今回注目すべきは、「コーナリングライト」(1200Sに搭載)
車体のバンク角が7度以上になった時に、ヘッドライトの補助ランプが点灯し夜のコーナーで視界を確保するらしいです。

夜間走行で、バイクは真っ直ぐを基本的に照らしているので、コーナーの内側が見えにくかったりするんですよね、YZF-R1だったかなで、つり目にする事で、夜間のコーナー中も視界を確保するという記事を読んだ記憶があります。

その機能の凄さだけではなく、日本ではこの手のギミック的機能をつけての販売は認められないケースが多い中で、今回、許可を得ました。ものすごい企業努力だと思います。
残念ながらエアバック連動機能は日本では取得できなかったので、未対応になるようです。
(日本は古きを大事にする国ですから、新しい事を積極的に取り入れていこうという柔軟さが少し少ないように思います。勿論それが悪いことばかりでもないんですが)


今やアドベンチャーモデルでは定番になりつつある。ライディング・モードの選択もできます。また、1200Sにはスカイフック・サスペンションというサスの調整もできる機能がついているようです。

そしてエンジンには、DVTを初採用。
DVTとは可変バルブタイミング機構なそうです、これによりパワーと燃費の両立をさせているそうで、このエンジンが発表された時に注目を集めていましたね。

クルーズコントロール
 バイクのクルーズコントロールってどうなんでしょうね?私は使った事がないので、何とも言えませんが、高速では楽かもしれませんね。

キーは電子キー、いわいるビックスクーターなどに付いているスマートキーですね。(私は鍵は回したい派なんですが・・・)

さらに、時代に合わせて。
Bluetoothモジュールシステムが搭載されているので、スマホと連動させて着信などをメーターパネルに表示したりする事が可能なそうです。
もはやここまできましたか。凄いですね。と思います。


電脳というのには賛否両論あると思います。いらないという人もいるし、欲しいと思う人もいる。
どちらかと言うと、私は新しい物が好きなので、そういう機能を使いこなしたいと思うので、欲しい派ですね。
とは言え、全てが制御されて、ATになり、ただ乗っているだけではつまらないので、補助的であり、いろいろ試せる方がいいですね。
勿論、そんな機能がついてなくても完成度が高いバイクもまた楽しいと思います。

欲しいなムルティストラーダ1200、たまに写真のように、ちょっとタンデムして旅に出るのも憧れますし。

問題はマネーか・・・笑

そう、気になるお値段は、1200219万9000円(税込み)
コーナリングライトやスカイフックサスの機能がついた、1200S249万9000円(税込み)
ちなみに外車は、時折価格変動があるので、買う時に一度お確かめくださいませ。

それでは、鈴鹿8耐も近くなってきました。梅雨明けを待って、気持よくバイクに乗っていきたいですね。

本日もご観覧いただきありがとうございました。

ホンダ VFR800X

2015-02-06 07:46:00 | アドベンチャーモデル
私の記憶違いかもしれませんが、近年、立春後に急激に冷え込む、春は、まだまだだぜぇ感がある今日このごろですが・・・
それでも春は近い、そんな中、今年は何をしようかとかワクワクしながら暖かくなるのを待っている私です。

さて、今回は今旬のアドベンチャーモデル、ホンダVFR800Xについて書きます。
伝統あるバイクですので、VFRというとご存知の方も多く、お世話になった方も多いのではないでしょうか?(笑)V型4気筒エンジンを搭載し、過去何度か白バイにも採用されたバイクです。

VFRはスポーツツアラーとして凄く完成度の高いバイクだと昔、いろいろな雑誌で読みました。中には、転ける気がしないとか書かれていた物もありました。
で、ずっと継続的にモデルチェンジなどされ販売されきていたのですが、日本では人気がなくなり、海外モデルのみとなり、再びVFR1200などの登場で国内仕様も出てきました。

そして、VFR800Fというスポーツツアラーのバイクが登場し、それをベースにした800Xが今回登場しました。

エンジンは伝統ある、ホンダのV4エンジンでなおかつVTECも搭載されています。
攻めて走るようなタイプのバイクではないので、言語道断の伸び切りを楽しむというより、低速から力強いトルクを発揮し上までスムーズに回っていくという感じでしょうか?

車体構成は、VFR800Fをベースにしていますので、前後17インチのロードタイヤを履き、リヤは片持ちのスイングアームとなっています。
サスはアドベンチャーモデル向けにセットしなおしているようです。

そして、アドベンチャーモデル最大の魅力とでも言うべきですか、このライディングポジション、前傾度が少なく、ゆったりしてますね。
基本的にアドベンチャーモデルは頭の位置が高くなりますが、フロントに大きなスクリーンが付いているので、風防効果は高く、頭上位置が高いので見通しがよく、疲れにくいのが特徴です。

試乗もしたことのない私がいうのは何なんですが、このバイクは、オンザレール感覚の完成されたオートバイという印象をうけました。
面白みというのは少ないかもしれませんが、走ることを完璧にこなせるそんな完成度の高いモデルなのではないかと、勝手に想像し、であるならばアドベンチャーとしては最適であるような気がしました。
(VFR800Fもイイなと思いましたが、ちょっと落ち着きすぎている感じを受けたので、アドベンチャーならアリだなぁと思いました。)

私が新しいバイクでは必ずチェックするメーター周りですが、シンプルな物です。タコ、スピード共にデジタル表記になっていますね。

で、お値段は・・・¥1,382,400(消費税抜本体価格 ¥1,280,000)とミドルアドベンチャーモデルとしてはちょっとお高いんですよね。
でも、トラコン、ABSに、ウインカーオートキャンセラー(ABS車輪速センサーにより、車線変更や右左折の終了後に前・後輪の車輪速の差を感知し、ウインカー点滅を自動でOFFにする)
さらに、グリップヒーター、ETC車載器(セットアップ費用は別)という物を標準で装備していますので、後で購入する手間は省けますね。

ただ、最近ホンダ車は、一部のプレミアムなバイクは受注生産としているので、店頭になければ、納車に時間がかかるかもしれませんね。

最後に少しだけカタログ数値を掲載します。
燃費は、27.4km/L タンク容量20Lですので、1度の満タン給油で日帰りツーリングレベルなら難なくこなせそうですね。
馬力は105ps トルクが7.6kgf・mとなっています。
シート高は2通り(815mm、835mm)の選択が可能なそうです。

私が若い頃は、パワーこそ正義だとか、デカイ奴がスゲーとかそういう数値競争の時代であり、ハイパワーなバイクに乗って遅い奴はダメだとか、ショボイもので勝つだとか、そういう戦国時代でしたが、今はそんな事に、こだわる時代でもないような気がするんですよね。
自分の意思を変えてまで周りに合わせることは、長続きしないかもしれません。
現に私の周りでは、そんな思いが強かった人ほど、後々に自分の思うように行かず自己とのプライドと葛藤して早々バイクを降りてしまいました。

公道レベルであるなら、現在のバイクってどんな物を選んでも概ね満足のいくレベルであると思いますので、経済面や自分の気に入った物をチョイスして楽しみ、足りなければまたグレードを上げていけばいいと思います。

バイクの世界では、200psを叩き出すような、ほぼレーシングマシンが200万円程度で買えるんです、車であれば何千万の世界ですから、そう考えれば、グレードを上げれるチャンスはいくらでも存在すると思います。

そんなわけで、本日もご観覧いただきありがとうございました。



トライアンフ TIGER800 2015年モデル?

2014-12-23 07:46:00 | アドベンチャーモデル
冷え込みも続き、師走で忙しく、イライラしている方も多く見かけるようになった今日このごろ。
今年も終わりかって実感が強くなってきました。とはいえ、まあ11月が12月になるようなもので、12月が1月になった程度の感覚ですが、嫌なことをリセットして新たなスタートのタイミングと私はいつも考えるように心がけています。

さて、今回はTriumphタイガー800(予約はすでに始まっているようですが、発売は来年なので2015年モデルでいいのかな・・・?)
Triumphでタイガーというバイク、日本ではどうなんでしょうか?
私は、運良くアドベンチャー好きな友達がいたので、タイガー(1050)というバイクを知ることができましたが、それまではトライアンフといえば、映画Mi2で見たスピードトリプルかデイトナくらいしか知りませんでした。
ただ、デイトナには思いれがあり、免許取りたてで、全くバイクを知らなかった頃にバイクカタログを見ていて、めっちゃ欲しかったバイクでした。(デイトナは、今の現行の675もカッコいいと思いますが、かなりスパルタンな乗り味らしいので、私が芋を引いてます)

その中で、800ccという海外ではミドルレンジの排気量のタイガー800はどれくらいの認知があるのでしょうね?
概ねビックネームな外車以外は、知る人ぞ知るというのが、バイクでも車でもあると思います。なので知らなくて損をするなんて事もあるかもしれません。

日本人気質と言うのか、アドベンチャー系でも人気があるのは大排気量車が多い気がします。
見た目はゴツくて所有欲も満たしてくれそうですが、とにかく重量車なので重いのがネックになるかもしれません。
ロングでツーリングするなら最高の1台だと思いますが、ちょっと近場の移動手段としては気疲れするかもしれません。

1台で何かに特化した特性はなくてもオールラウンドで使える、それが大型の中のミドルレンジ車両に多いと思います。

たしか、タイガー800には2種類の車種があったと思います。
ロード寄りのXRとオフよりのXCというグレードです。
そして今回の新しいモデルでは、それぞれの名前の後にxが入りました。
XRxとXCxです。
さて、そのxは何が新しくなったのか?
それは、前回書きました、電子制御が搭載されました。
その内容は、電子制御スロットル、切り替え式ABS、トラクションコントロールなそうです。
(私は内容を説明できないので、内容を以下にコピペします)
スロットルマップは4種類(レイン、オンロード、スポーツ、オフロード)が用意され、走行状態と天候に応じた最良のセッティングを選ぶことが可能に。 また、ライディングモードも3種類(オンロード、オフロード、ライダーモード)が設定され、モードを切り替えることでABS、トラクションコントロール、スロットルマップが自動的に設定され、シチュエーションに応じた最適なライディングが得られる仕組みになっています。ちなみにライダーモードでは、ABSとトラコン、4種のスロットルマップをライダーの好みで任意に設定できるなど、より細かなニーズに対応できる仕組みとなっているそうです。

さらに、クルーズコントロールもついているそうです。
車ではおなじみのボタン操作で設定速度まで加速して、速度を維持する装置です。主に高速道路のようなゴー&ストップの少ない場所で使う感じのものですね。
バイクってどうなんでしょう?2輪という特性上、自動的に加速されると怖いような、まあ慣れなのかもしれませんが・・・でもスロットルにつけるオートではないですが、アクセル補助系のアイテムってツーリングだと便利ですよね。
私も名称をど忘れしてしまったのですが、スロットルにつける、靴べらのような形状の物を使ってます。
手首が疲れてきたなぁという時に重宝しています。アクセルを開ける時もひねるというより押すという感じでできるので疲労低減には貢献していると思います。

そして、ロード向けのXRxには、今回、足回りも強化がなされているそうなので、よりロードバイクとして使えるアドベンチャーと言えるのではないでしょうか?

タイガー800のエンジンは、トライアンフの1つの核である3気筒エンジンを搭載しています。アドベンチャモデルですので、もの凄いパワーがあるとかではないのですが(95ps)、3気筒エンジンの特性と合わせてツーリングペースでは扱いやすいと思います。
あと、アドベンチャモデルですので、車重は200kg以上はあると思います。足つき性もシート高は800mm以上はあると思いますので良いとは言えないでしょう。
しかし、3気筒エンジンなので4気筒に比べれば、跨った時の車体はスリムに感じると思います。
私が思うに、バイクというのは自分の体の中に収まる感じが高いものほど自由度も上がり頑張らなくても乗れる気がするんですよね。

世の中、盗難などもあるので、そう簡単にはいかないものですが、バイクは手軽感もある方が良いと思うわけです。装備を着用して跨ってキーをオンにしたらスタートできるような・・・
バイクが重たいとか、高額とか、パワーがありすぎるとか自分に制約事項が多くなると、それが気後れして乗らなくなる傾向って多いと思います。(私の周りでもそういう人多いです)

個人の持ち物ですから、ああだこうだは言えないのですが、なにか勿体無い気がするんですよね。
私は、バイクも1つの動く道具として楽しんでしまった方が良いという考えを持っていますね。
だから、このような800cc前後で、言語道断のパワーや重さがなく、スーパースポーツ系のようなスパルタンでもなく、通勤からツーリングもこなせるようなオールラウンドなバイクていいなと思います。

勿論、バイクの楽しみ方なんて人それぞれですので、自分の意思で欲しい物を買い、その後の楽しみ方も自分で決めるのが正しいと思いますが。

忘れるところでしたが、最後にお値段を掲載しておきます。
タイガー800XRx (8%税込価格144万9千円)
タイガー800XCx (8%税込価格164万円)
と、電子制御がついているだけに高額なんですよね。
あまりそんな電子制御物いらないよという人のために、一部の機能を非搭載のエントリーモデルが約20万円安くで受注生産になるようですが、ラインナップされるようです。

価格表の定価を見ると、こんなものかなって思うのですが、消費税込み価格になると驚く値段になりますね。
10%になったらと考えると恐ろしいですね。
車やバイクは贅沢品でありますが、もうちょっと考慮して欲しいですね。
購入時の消費税以外に、多くの税金を購入後も払っていくわけですし。
1つの国の収入源でもあるガソリン税も、HVやEVがすすんで厳しくなっているかもしれませんが、それでも乗り物がいる地域もあるわけですから、良い方向で考えてほしいと願う今日このごろです。

そんなわけで、本日もご観覧いただきありがとうございました。
凍結路面注意して、人気の少ない峠道は避けて安全に年越しを。




V-Strom650X

2014-10-31 07:46:00 | アドベンチャーモデル
この時期は少し肌寒いですが、バイク用のジャケットを着ているとちょうど適温くらいになるので、走ることが多くなる私です。

暇な時間を見つけてはぶらぶらしているので、仲間と一緒というわけにはいかないですが、一人でも楽しいです。
私は結構、一人で店(飲食店)に入ったりするのが苦手なタイプでしたが、1人旅を続ける事で、だんだんできるようになってきました。
それがなに?て話しなんですが、そういった自分の苦手を克服できる事にもバイクは貢献してくれたというお話でした。

さて、今回はそんな旅するには最適なバイクをご紹介したいかと思います。
スズキ V-Strom650X

すでに、V-Strom650という車体がありますが、そのV-Strom650を少しだけ改造(変更)したのがこのXです。
その変更点を説明しますと・・・
フロント、ヘッドライト下にくちばしのような尖った物が設置されています。
空力の役にたちそうな感じにも見えますが、一番の理由は昔、スズキが発売したバイクでDR750Sというマシンのイメージをデザインしたようです。

もう一つの違いは、ホイールです。
V-Strom650は、ロードバイクによく使われるタイプの物ですが、V-Strom650Xは、オフロードなどでよく使われている、ワイヤースポークタイプの物に変更されています。
このメリットは、路面から衝突の吸収のさせ方の違いですね。
ワイヤースポークはある程度たわむので、衝撃が分散させやすいという感じでしょうか、その結果、乗り心地がマイルドになるようです。ただ高荷重時では剛性が少し足りないなどもあり、ワイヤースポークに剛性を高める部品をつけたりする人もいるようです。
小排気量車でのワイヤースポークタイプはチューブが必要な物が多いのですが、このV-Strom650Xに搭載されているホイールは前後チューブレスです。なのでパンク修理がチューブタイプより簡単に行えると思います。

概ねこの2点が変更されているのがXです。他は基本的にV-Strom650と同じようです。
V-Strom650がロード寄りのデザインに対して、よりアドベンチャーよりのデザインになったという事でしょうかね。


大型のアドベンチャーバイクは車体が大きい物も多いので、欲しいと思うのですけど、なんか自分にはちょっと違うなぁと感じるのです。
でも、V-Strom650くらいの大きさならありかなと思います。

それは、バイクの特権というべきか、その車体の細さを利用して、田舎道などで細い路地なんかに入っていく場合があるんです。
こっち行ったらどこいくんだろう的な冒険心で・・・
で、進んでいくと行き止まりも多いのですが、軽トラ一台分通れるかどうかの道幅でユータンさせる時に、でかくて重い車体は苦労します。
高速や一般的な道を走行するなら、大きさなんてさほど気にもならず、パワーがある方が楽だったり、重量がある方が安定したりしますが、小道では立場が逆転してしまうことがあります。

バイクの利用に的を絞って乗るというのも1つだと思います。例えばサーキット専用とか、でも私は1台でいろんな事をしたいという考えを持っています。
なので、何かに特化するモデルより、1つ1つは大した事ないけど、オールマイティーな車体を選ぶようにしています。
何台も所有できたら、そんな事も考えなくていいんですけどね。

昔は、絶対馬力主義で、馬力、最高速に執着して、とにかく飛ばせるところがあれば飛ばしてました。
でも、最近は速度を出すことに抵抗が増えてきました。怖さが増してきたんですよね。
それは、自分が年間何万キロも走り見えた世界でした。
この先で何かあった時の事を考えるようになったんです。
私はバイクが好きです。でも命を賭けるほどの価値はないと思っています。
飛ばさないことがストレスになる、そういう方もいらしゃるかと思います。
そこは自己責任において人それぞれの考え方ですので、私にはダメとも良いとも言えませんが。

少なからず私は、普通に走っていても危険な事は多々あるので、自分のテクニックを超える領域にチャレンジしていく気になれなくなりました。
その分、旅を楽しむ方向に変わりました。スピードを感じる心を別の方向で感じ取る、他のライダーとの交流とか、美味しいものを食べた、いい景色を見たとか、心を満たす感性はいろいろあると思います。
私は、全てにありがとうという気持ちで旅をする事でいろいろな感動を得ることができています。

そんなわけで、スイマセンV-Strom650の事は何も書いてないですが、本日もご観覧いただきありがとうございました。

最後に、これは私の感想でないので追記とさせていただきますが。
V-Strom650に乗った友人が言うに、ハンドリングはよくステアリングが動き、積極的に曲がっていくから普通に乗っているだけで速いと思うけど、ステアリングの動きすぎ(ニュートラルステア)が少しきになる。エンジンもパワーがありすぎずトラコンがついているのかと思っていたくらい開けやすかったそうです。

(追加説明更新)
すいません、肝心なお値段書くのを忘れてました。
V-Strom650の方が、消費税8%込み90万7200円(消費税抜き 840,000円)
V-Strom650XTが、約4万円アップの消費税8%込み95万400円(消費税抜き 880,000円)となります。
いやはや、消費税て恐ろしいものですね。
車やバイクって購入する時から維持して廃棄するまで、何かにつけて沢山の税金が取られますけど、駐輪場を増やしたりとかの対策は中々実行されないし、悪的なイメージをつけられたり、なんだかなぁと思う時があります。

まあまあ、それは置いといて、あと燃費ですね。通常のカタログ数値(XTも同じ)で39.0 km/L( 60km/h) 2名乗車時
WMTCモード値(これもカタログ掲載されてます)25.1km/L( クラス3、サブクラス3-2) 1名乗車時
です。排気量が約650ccの大型車でこの燃費は中々ではないでしょうか。

本当かどうかはわかりませんが、昔はカタログ数値を良くするために、マシンに裏ワザ的なものをメーカーがつけている物もあったようで、私もそういうマシンに乗っていたことがあります。その基準となる測定のところでパワーが落ちる事がありました。
なので実質的に近い、燃費は今はネット社会になり、多くの方が掲載されているので、検索してみるのが良いかもしれませんね。