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バイクブログ AMRカスタムアーカイブ

ご観覧いただきありがとうございます。
teacup.ブログの閉鎖の伴いこちらにアーカイブとして残しています。

ホンダ NC750に乗ってみた

2015-11-27 07:46:00 | 試乗
最近、雨が多くてちょっと気分が重めの私ですが・・・
そろそろ今年も終わりに向けて、来月は忙しくなりそうですので、気分を一新して今年を整理整頓しなくてはと思っている今日このごろでございます。

さて、今回は少し前の事になるのですが、ホンダNC750に乗ったので試乗記を書いてみたいかと思います。

NCといえば、ホンダが大型の低価格モデルとして世に出したNC700シリーズ、発売当初は価格の安さも相まって結構売れたように思います。
その後、ライバルも増え、現在750ccまで排気量をアップしたモデルが発売されていて、来年のモデルになるのかな?にはモデルチェンジ(マイナーチェンジ)も予定されているようですね。

乗る前の第一印象は、並列の2気筒エンジンで馬力もないし、すぐに頭打ちしてしまうエンジン。
と走りが好きな人にはあまり魅力的な部分がないように感じますが、というか私はそういう考えを持ってました。

しかし、じっくり試乗する機会があり、乗ってみたらありかなと思う部分も出てきました。
やっぱりバイクは乗ってみないとわからないものですね、カタログ数値だけでは、私レベルの素人なら理解できないのかもしれません。

乗り始めてすぐに感じた事
この感覚は何かに似ていると思って、振り返ってみると・・・
同じくホンダのVTR250でした。
エンジンは同じ2気筒ですが、NCは並列、VTRはV型なので特性こそ違うもののマシンの動き方が凄く近いと感じました。

ただ、VTR250は250としてはトルクがあるものの、やはり750のトルクには到底及ばないものですので、NC750はVTRが凄くトルクフルになった感じでした。

まず、VTRもそうなのですが、これぞバイクの基本という感じがします。(何をもって基本とするかは難しいところですが)
とにもかくにも普通、これは各バイクの特徴という部分にもなりますが、そういう癖がないんです。
なので、基本に忠実に操作すれば、そのまま素直に動いてくれる、そういうバイクだと思います。

ちょっと、攻めた走りをしてみました。
素直な特性なので、流す程度の走りであれば何も気にせず走れるのですが・・・
ハードめにブレーキングをして寝かしていくような操作をすると、サスペンションが少し物足りない感じがします、ちょっと腰砕け感が出てしまい、そのままダラダラとコーナーへ入っていくので、アクセルが探りながら開けていく事になり、せっかくのトルクもフルには活かせないかなと思いました。

ブレーキも最近のストリートファイター系などに付いている凄い制動力を発揮するものではなく、マイルドな効き味で、まあこれくらいあればというレベルだと感じました。

足を交換してガンガン攻めていくのも楽しいかもしれませんが、そうするとエンジンがすぐに頭打ちしてしまうので、このバイクはそういう攻めをするより、ノーマルで楽しむ方が良いのかなと思えるほどの完成度の高いトータルバランスに思いました。

燃費は計測していないのでわかりませんが、カタログ数値で42.5km/Lとかなりいい数値であり、マシンの特性から考えても結構いい数字が出るのではと思います。

マシンに挑戦していく、そういう方向のマシンではないので、運転に慣れた人なら買ったその日から数年が経過しても色あせない変わりのない乗り味で、それが面白く無いと思う(挑戦型)の人もいると思いますが、1台のバイクを長く優雅に楽しみたい人ならば、新車価格も安いので(¥668,520消費税8%込ABSなしスタンダードモデル)メンテ費用にも当てれる余裕が持てるかもしれません。
どんなバイクでもそうですが、特にこういうトータルバランスの良いバイクは、メンテが大事になってくると思います。

またNCには、標準でメットインがタンク部分についていますので、箱とか付けたくない人でも普通のバイク以上の収納性能があります。
メーターは慣れの問題かもしれませんが、ちょっと見にくく、じっくり見ないとダメなタイプでしたね。

こういうバイクに乗ってみて、スペックだけがバイクの良さではないなとあらためて実感しました。
挑戦意欲、所有欲が強くある人ならそういうバイクに乗ってもトコトン付き合えると思うのですが、そうでない人にはその手のバイクは挫折する要因にもなってしまう事がありますね、自分が100%は無理でも、ほぼほぼに自分の思うようにマシンがスムーズに動いてくれた方が楽しくなると思います。
楽しくなければバイクは乗っていけないと思います。

例えばコーナーで、他車と比べたら全然遅いかもしれません、でも結構いい感じでコーナーできてるなぁと思った瞬間、結構楽しいです。私は
他人と比べだすと経済的な事も絡んできて、苦しくなる事もあります。
走り屋時代の知り合いは、性能の高いバイク以外はバイクじゃねぇ、走ってタイムが出なきゃ意味が無いと今でもよく言いますが本人はその固定概念に縛られバイクに乗っていません。

とまあ、バイクは免許区分があるので、排気量で乗れるバイクのラインナップは変わってしますが、アジアンの成長のおかげで125cc以下でも400cc以下でも乗れるマシンが増えてきたことですし、自分に合う良いマシン見つけれると良いですね。

そんなわけで、本日もご観覧いただきありがとうございました。
寒い時期ですが、寒さに負けず防寒対策してまだまだバイク楽しみましょう。

スズキ バーグマン200に乗って

2014-05-30 07:46:00 | 試乗
5月ももう終わり、暑い日が続き、熱中症になる方もちらほら出てきました。
暑い時の走行には、休憩は欠かせません。
人間の水分補給だけでなく、マシンのクールダウンも必要だと思います。

人が過酷であれば、当然一緒に走っているマシンも過酷なのです。
なので、適度な熱抜きはマシンの寿命をのばす事ができるかもしれないし、人もリラックスできてよいと思います。

さて、今回はスズキの試乗会で、新しく発売されたバーグマン200に乗ってきました。

試乗する前は、ビックスクーター的な気だるさを想像していました。
乗ってスタートさせたら、加速の良さに驚かされました。
感覚をたとえるならば、同じメーカーのアドレスV125に近い感じの加速感でした。

でも、80km/hくらいから伸びはダルくなります。
最高速がどれくらいでるのかは、試せませんでしたが、高速道路に乗れる排気量なので、高速では一様走行できるレベルという感じでしょうか。

ハンドリングは、ビックスクーターに比べて、軽いです。こちらも125ccクラスのスクーターに乗っているような感覚でスパスパと軽快に走れます。結構タイトに曲がりこめました。
それでいて、車体の大きさもあり安定感は125ccのスクーターより大きいです。

このマシンバーグマン200は、通勤通学や周辺の移動にまさにピンポイントでハマるバイクだと感じました。
大きさ、パワー、ハンドリングどれを見てもそのようなシチュエーションにジャストフィットする感じで、燃費もカタログ数値41km/Lも相まって、通勤には欲しいと思った一台です。

ただ、乗り心地はいいのですが、ビックスクーターに比べるとちょっとゴツゴツと固い感じがして、それが長距離では疲れに効いてくるかなぁと思いますし、200ccのエンジンなので、車の流れにのるには、それなりにアクセルを開け目にしなければいけないかな?と感じたので、長距離ツーリングに最適というものではないように思いました。

そして気になるのは、お値段・・・税込みで523,800円、税抜きでも485,000円と同社のスカイウェーブよりは10万円以上もお安いのですが、GSR250よりも高いのはちょっと気になりますね。
個人的に38万円くらいで出して欲しかったと思います。30万円台なら間違いなく買いますね。
ただ、私的には125ccモデル(海外モデルにあった)も出して欲しいですね。
人気のホンダPCXも125、150で展開しヤマハも150を出していますので、スズキも負けじと200と125で展開して欲しいと願います。

そんなわけで、参考にもならない試乗記でしたが、読んでいただいてありがとうございます。
それでは、楽しい良い週末を。

KTM 390 DUKEに乗ってきた。

2014-04-15 07:46:00 | 試乗
冬の間はあまりやりたいことも思いつかなかったのですが・・・
春がきて、桜が花開くように、私も次々とやりたことが見つかり、マネーとの葛藤が続いている今日この頃。

そんな中で、気になっていたあのバイク。
KTM390DUKEに乗ってきましたので、感想を書きたいと思います。

まず、跨っての第一印象は・・・
すごく自然、外車にありがちな、ハンドル位置が遠いとか、シートがものすごく高いとかもなく、ポジションは普通、ただ最近の国産400ccバイクに比べるとシートは少し高いかもしれませんが、シートの低いのはちょっと膝が窮屈なんで、この390DUKEくらいがちょうどよかったです。
(390DUKEのシート高はカタログ数値で800㎜、ですが車体が細いのでさほど高さを感じませんでした、ちなみに現行のCB400SFは755mmなそうです)

そして、エンジンをスタートさせ、アクセルを軽くあおってみると・・・
レスポンスがいいんです。これまでいろんな4ストの400ccバイクに乗ってきましたが、ここまでレスポンスのいいのは初めてでした。
400ccのバイクは概ね、低速は、ちょっとズモイ感じで回っていくのでトルクを搾り出している感は味わえるのですが、気持ちダルって感じです。
が、この390DUKEは250ccのような軽いレスポンスで心地よかったです。

走り出して・・・
まず感じるのは、車体の軽さ。最近の400ccはシートが低いせいもあるのか?ちょっと重さを感じるのですが、390DUKEはそれがなく、とにかく軽い、オフロードバイクとまではいきませんが、感覚としてDRZ400SM(私、所有の)より、少し重さを感じる程度でした。
エンジンは、レスポンスの良さで、がっつり回りエキサイティングです。
がメーターを見ているとそれほど速いということもなく、今の400cc並みですが、2ストのようなレスポンスは回して面白いです。
ただ、ちょっとエンジンブレーキが強すぎるかな

ハンドリングは・・・
癖もなく、ニュートラルな感じです。車体は軽く感じますが、安定感が適度にあり、切り替えしなどでも適度な重さを感じ、怖さはなかったです。

気になった点・・・
エンジンのピックアップが良すぎて、エンブレもきついので、街のりではギヤの選択が迷います。ゆっくり流れに乗って走ることはもちろん可能ですが、国産のバイクよりはセカセカした感じをうけます。
エンジン熱も熱かったですね。

この390DUKEは、現行の国産400ccと比べると、スポーツ感の強いバイクだと感じました。
でも、走らせた時の面白さは国産の400ccでは味わえないほどエキサイティングであると思います。
その非日常を大いに楽しむために、街での乗り方を少しだけ工夫すれば良いバイクになると思います、1台で普段使いから、スポーツも楽しみたいのであれば買いなバイクだと感じました。

お値段も586,000円(税込み)とこのクラスでは安いです。

そんなわけで、本日もご観覧いただきありがとうございました。
このインプレッションはあくまでも私の感じたことですので参考程度になれば幸いです。


MICHELIN パイロットストリート

2013-07-03 07:46:00 | 試乗
最近、雨の日が多くなりましたが、晴れの日をみつけては、できるだけバイクに乗るようにしています。

というのも、タイヤを交換してから新しい世界観が見つかったので、今はそれが楽しいのです・・・

そんな、新しいタイヤの個人インプレッションを書きます。
今回、チョイスしたタイヤは「MICHELIN PILOT STREET

同じパターンで、ラジアルの物もありますが、私が今回選択したのは、バイアスの方です。

インプレを書く前に、ちょっと昔話を書きます。
私、数年前までブリヂストン派でした。
当時、私の周りではブリヂストン派はほとんどおらず、周りでは、レースなどの影響もあり、友人達も、バイク用品店の人も、ダンロップ派ばかりでした。
走るなら絶対ダンロップという言葉を信じ、過去何度か履いた事もあったのですが、どうも、私との相性が悪く幾度も転倒したり、急な滑り出しが怖くてブリヂストンにチェンジしました。

そこで感じたのは、グリップ力には大きな差はないと思われるのですが、接地感の伝わりやすさがブリヂストンの方が自分にあっていて、走る事が楽しくなりました。
その後、ミシュランに出会い、接地感と軽快さにコレならガンガン行けると感じたのですが、ミシュランタイヤは相場が他メーカーの同グレードタイヤと比べると高価であったため、遠のいていました。

しかし今回、新しく出たパイロットストリート、値段を調べて見ると、前後で約2万円程度(F110/70 R140/70 前後17インチ)という価格であったので、選択肢に入れました。
ネットでインプレを調べていたのですが、まだ出たばかりのタイヤで情報が少なく、様子を見ようと思い、もう一つの候補タイヤを買いに行ったところ、それが在庫切れで、在庫のあったパイロットストリートにしました。

現在、装着してから1000kmくらい走行しました。
グリップについて
走ってみての感想は、このタイヤは「安定志向」なんじゃないかと感じました。
バイアスのせいもあるのでしょうが、タイヤが重く感じられ、切り返しも重を感じます。その分、直線では少し太いタイヤを履いているような安定感があります。コンセプトのスポーツツーリングという言葉通りの感覚でした。

タイヤの温まり。始動からの温まりは、最近は私自信が、長めにタイヤの暖気走行をしているので、詳しくはかけませんが、数分で手応えを感じるほどになります。のでわりと早くグリップを得れるかもしれません。

参考までに、峠(ワインディング)では走るペースに個人差はあるので、表現は難しいのですが、流す程度~無理なく走るくらいでは全く問題ないと思いました。

試しに、少しタイヤを温め、ガンガンに攻めてみると、ハードなブレーキングでは少したわみを感じられ、素早くフルバンクに持ち込もうとすると接地感が薄くなり、滑りだしを感じました。
立ち上がりでアクセルをワイドオープンした時も、多少のグリップ不足を感じました。
しかしながら、この領域はハイグリップタイヤという物があるので、必要な人はそちらをどうぞという感じですかね。
またこのタイヤのポイントである、ウェット性能はまだ走行していないので、わかりません。

耐久性。1000kmの時点では、ほとんど減りが見られません。
私はあまりアクセルを開けないで走っているので、参考にはなりませんが、私の経験から減り方を見て、耐久性はあるのではないかと期待しています。

昔はバイアスタイヤなんてとバカにしていましたが、今ではこれだけの性能を発揮してコストパフォーマンスに優れるバイアスタイヤの選択肢はアリだなぁと感じています。

余談ですが、ハイパワー、ハイスペックな車両だと、それに見合ったタイヤも必要になり、グレードを落とすと危険な目にあったりもします。
私の友人でハイパワー車に乗る人は、あまりアクセルをワイドオープンしていないのに、3000kmくらいでタイヤが無くなってしまっています。前後交換で4万円以上・・・

維持費は400ccも大型もほぼ変わらないとから400ccに乗るメリットがないと言われた事があるんですが、周りの友人とかと比べて、私の経験上、消耗品の頻度などによるコストは結構違ってくるのではと思っています。(もちろん、車両によりけりなんですが)

また、私の周りで、高級車に乗る若い人がいるんですが、ほとんど車に乗りません。
なんで?と聞いたところ、ガソリン高く、燃費が悪いので、お金がかかるから動かしたくないと言ってました。

所有欲オンリーならそれでも満足できるのかもしれませんが、やっぱり動かしたい、乗りたいと思うんですよね。

いきなり大型で挫折し、興味のなかったミニバイクに乗ったら、面白くなってもう一度大型に乗りたくなったという人もいます。

そんな話を聞いている、身の丈にあったもの(経済面も含め)をチョイスするというのも一つの楽しめる方法なのかなぁと感じました。

そういう意味で、中型免許クラスのバイクというのはまだまだ健在なのではないかと思ったわけです。

それでは、個人的なインプレションでしたが参考になれば幸いです。
車体、セッティングなどでタイヤの感じ方も変わってきますので、ご理解ください。

本日もご観覧いただきありがとうございました。




KTM DUKE125 試乗記

2011-08-20 16:59:00 | 試乗

KTM DUKE125
気になっていたこのモデル、ようやく試乗する事ができました。
もう販売は開始されていますが、まだまだKTMのディーラーは日本では少ないので狙い撃ちしないと中々手にできないモデルですが・・・

試乗した感想
125ccながら250ccくらいの大きさのあるバイクですが、足つきは良いです。
ポジションもストリート系バイク的で、ハンドルは適度な高さで膝も窮屈ではなかったです(私の身長173cmからの測定)

発進時は、やっぱり125ccだなぁて思うくらい、ゆっくり加速しますが、パワーバンドと思われる部分になると、加速がドーンときて速度メーターも一気に上がっていきます。
ただ、私がデジタルメーターになれてないせいか、メーターは確認するという意識がないと見えないので、加速感にはまって走ると免許の点数がドンドンなくなるかも知れません。

出だしで遅く感じるのは、フレームなどの剛性が高いためかも知れません。
走らせている感じは国内400ccネイキッドくらいの手ごたえがあります。
そのため、ノーマルのエンジンでは、フラフラする事もなく、がっちり走れます。
125ccって結構、最高速に近くなるとフラフラと車体が振れるのですが、一切なかったですね。
ただ、剛性があるぶん攻めるには積極的に働きかけないと曲がらないと思うかも知れません

それてエキスパート向けのバイクじゃないの?て思われるかも知れませんが・・・
2段階特性的なものがキッチリ設定してあります。

エンジンを回さないで、トコトコ走る時は安定感があり、ストレスなく流せます。
ガンガンに回して走った場合でも、サスを含め破綻がほぼないので気持ちよくライディングができると思います。

価格は125ccで449,400円と高めですが、バイクとして見れば、安いほうに感じました。
維持費など色々な部分で、原付という制限がある方は勿論、これからバイクに乗ろうかなぁって思う方にもオススメしたい1台ですね。

私が常に言っています。バイクに乗る事が苦になる。これを感じさせない魅力あるオートバイだと今回の試乗で思いました。

パワーがあったり、重いのはイヤ、でもカッコイイバイクに乗りたいという女性の方にもオススメしたい1台ですね。

もっと知りたい方はKTMさんのページで確認してください。
KTMジャパン<クリックでジャンプ

本日もご観覧いただきありがとうございました。

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