最近、雨が多くてちょっと気分が重めの私ですが・・・
そろそろ今年も終わりに向けて、来月は忙しくなりそうですので、気分を一新して今年を整理整頓しなくてはと思っている今日このごろでございます。
さて、今回は少し前の事になるのですが、ホンダ、NC750に乗ったので試乗記を書いてみたいかと思います。

NCといえば、ホンダが大型の低価格モデルとして世に出したNC700シリーズ、発売当初は価格の安さも相まって結構売れたように思います。
その後、ライバルも増え、現在750ccまで排気量をアップしたモデルが発売されていて、来年のモデルになるのかな?にはモデルチェンジ(マイナーチェンジ)も予定されているようですね。
乗る前の第一印象は、並列の2気筒エンジンで馬力もないし、すぐに頭打ちしてしまうエンジン。
と走りが好きな人にはあまり魅力的な部分がないように感じますが、というか私はそういう考えを持ってました。
しかし、じっくり試乗する機会があり、乗ってみたらありかなと思う部分も出てきました。
やっぱりバイクは乗ってみないとわからないものですね、カタログ数値だけでは、私レベルの素人なら理解できないのかもしれません。
☆乗り始めてすぐに感じた事。
この感覚は何かに似ていると思って、振り返ってみると・・・
同じくホンダのVTR250でした。
エンジンは同じ2気筒ですが、NCは並列、VTRはV型なので特性こそ違うもののマシンの動き方が凄く近いと感じました。
ただ、VTR250は250としてはトルクがあるものの、やはり750のトルクには到底及ばないものですので、NC750はVTRが凄くトルクフルになった感じでした。
まず、VTRもそうなのですが、これぞバイクの基本という感じがします。(何をもって基本とするかは難しいところですが)
とにもかくにも普通、これは各バイクの特徴という部分にもなりますが、そういう癖がないんです。
なので、基本に忠実に操作すれば、そのまま素直に動いてくれる、そういうバイクだと思います。

ちょっと、攻めた走りをしてみました。
素直な特性なので、流す程度の走りであれば何も気にせず走れるのですが・・・
ハードめにブレーキングをして寝かしていくような操作をすると、サスペンションが少し物足りない感じがします、ちょっと腰砕け感が出てしまい、そのままダラダラとコーナーへ入っていくので、アクセルが探りながら開けていく事になり、せっかくのトルクもフルには活かせないかなと思いました。
ブレーキも最近のストリートファイター系などに付いている凄い制動力を発揮するものではなく、マイルドな効き味で、まあこれくらいあればというレベルだと感じました。
足を交換してガンガン攻めていくのも楽しいかもしれませんが、そうするとエンジンがすぐに頭打ちしてしまうので、このバイクはそういう攻めをするより、ノーマルで楽しむ方が良いのかなと思えるほどの完成度の高いトータルバランスに思いました。
燃費は計測していないのでわかりませんが、カタログ数値で42.5km/Lとかなりいい数値であり、マシンの特性から考えても結構いい数字が出るのではと思います。
マシンに挑戦していく、そういう方向のマシンではないので、運転に慣れた人なら買ったその日から数年が経過しても色あせない変わりのない乗り味で、それが面白く無いと思う(挑戦型)の人もいると思いますが、1台のバイクを長く優雅に楽しみたい人ならば、新車価格も安いので(¥668,520消費税8%込ABSなしスタンダードモデル)メンテ費用にも当てれる余裕が持てるかもしれません。
どんなバイクでもそうですが、特にこういうトータルバランスの良いバイクは、メンテが大事になってくると思います。
またNCには、標準でメットインがタンク部分についていますので、箱とか付けたくない人でも普通のバイク以上の収納性能があります。
メーターは慣れの問題かもしれませんが、ちょっと見にくく、じっくり見ないとダメなタイプでしたね。
こういうバイクに乗ってみて、スペックだけがバイクの良さではないなとあらためて実感しました。
挑戦意欲、所有欲が強くある人ならそういうバイクに乗ってもトコトン付き合えると思うのですが、そうでない人にはその手のバイクは挫折する要因にもなってしまう事がありますね、自分が100%は無理でも、ほぼほぼに自分の思うようにマシンがスムーズに動いてくれた方が楽しくなると思います。
楽しくなければバイクは乗っていけないと思います。
例えばコーナーで、他車と比べたら全然遅いかもしれません、でも結構いい感じでコーナーできてるなぁと思った瞬間、結構楽しいです。私は
他人と比べだすと経済的な事も絡んできて、苦しくなる事もあります。
走り屋時代の知り合いは、性能の高いバイク以外はバイクじゃねぇ、走ってタイムが出なきゃ意味が無いと今でもよく言いますが本人はその固定概念に縛られバイクに乗っていません。
とまあ、バイクは免許区分があるので、排気量で乗れるバイクのラインナップは変わってしますが、アジアンの成長のおかげで125cc以下でも400cc以下でも乗れるマシンが増えてきたことですし、自分に合う良いマシン見つけれると良いですね。
そんなわけで、本日もご観覧いただきありがとうございました。
寒い時期ですが、寒さに負けず防寒対策してまだまだバイク楽しみましょう。
そろそろ今年も終わりに向けて、来月は忙しくなりそうですので、気分を一新して今年を整理整頓しなくてはと思っている今日このごろでございます。
さて、今回は少し前の事になるのですが、ホンダ、NC750に乗ったので試乗記を書いてみたいかと思います。

NCといえば、ホンダが大型の低価格モデルとして世に出したNC700シリーズ、発売当初は価格の安さも相まって結構売れたように思います。
その後、ライバルも増え、現在750ccまで排気量をアップしたモデルが発売されていて、来年のモデルになるのかな?にはモデルチェンジ(マイナーチェンジ)も予定されているようですね。
乗る前の第一印象は、並列の2気筒エンジンで馬力もないし、すぐに頭打ちしてしまうエンジン。
と走りが好きな人にはあまり魅力的な部分がないように感じますが、というか私はそういう考えを持ってました。
しかし、じっくり試乗する機会があり、乗ってみたらありかなと思う部分も出てきました。
やっぱりバイクは乗ってみないとわからないものですね、カタログ数値だけでは、私レベルの素人なら理解できないのかもしれません。
☆乗り始めてすぐに感じた事。
この感覚は何かに似ていると思って、振り返ってみると・・・
同じくホンダのVTR250でした。
エンジンは同じ2気筒ですが、NCは並列、VTRはV型なので特性こそ違うもののマシンの動き方が凄く近いと感じました。
ただ、VTR250は250としてはトルクがあるものの、やはり750のトルクには到底及ばないものですので、NC750はVTRが凄くトルクフルになった感じでした。
まず、VTRもそうなのですが、これぞバイクの基本という感じがします。(何をもって基本とするかは難しいところですが)
とにもかくにも普通、これは各バイクの特徴という部分にもなりますが、そういう癖がないんです。
なので、基本に忠実に操作すれば、そのまま素直に動いてくれる、そういうバイクだと思います。

ちょっと、攻めた走りをしてみました。
素直な特性なので、流す程度の走りであれば何も気にせず走れるのですが・・・
ハードめにブレーキングをして寝かしていくような操作をすると、サスペンションが少し物足りない感じがします、ちょっと腰砕け感が出てしまい、そのままダラダラとコーナーへ入っていくので、アクセルが探りながら開けていく事になり、せっかくのトルクもフルには活かせないかなと思いました。
ブレーキも最近のストリートファイター系などに付いている凄い制動力を発揮するものではなく、マイルドな効き味で、まあこれくらいあればというレベルだと感じました。
足を交換してガンガン攻めていくのも楽しいかもしれませんが、そうするとエンジンがすぐに頭打ちしてしまうので、このバイクはそういう攻めをするより、ノーマルで楽しむ方が良いのかなと思えるほどの完成度の高いトータルバランスに思いました。
燃費は計測していないのでわかりませんが、カタログ数値で42.5km/Lとかなりいい数値であり、マシンの特性から考えても結構いい数字が出るのではと思います。
マシンに挑戦していく、そういう方向のマシンではないので、運転に慣れた人なら買ったその日から数年が経過しても色あせない変わりのない乗り味で、それが面白く無いと思う(挑戦型)の人もいると思いますが、1台のバイクを長く優雅に楽しみたい人ならば、新車価格も安いので(¥668,520消費税8%込ABSなしスタンダードモデル)メンテ費用にも当てれる余裕が持てるかもしれません。
どんなバイクでもそうですが、特にこういうトータルバランスの良いバイクは、メンテが大事になってくると思います。
またNCには、標準でメットインがタンク部分についていますので、箱とか付けたくない人でも普通のバイク以上の収納性能があります。
メーターは慣れの問題かもしれませんが、ちょっと見にくく、じっくり見ないとダメなタイプでしたね。
こういうバイクに乗ってみて、スペックだけがバイクの良さではないなとあらためて実感しました。
挑戦意欲、所有欲が強くある人ならそういうバイクに乗ってもトコトン付き合えると思うのですが、そうでない人にはその手のバイクは挫折する要因にもなってしまう事がありますね、自分が100%は無理でも、ほぼほぼに自分の思うようにマシンがスムーズに動いてくれた方が楽しくなると思います。
楽しくなければバイクは乗っていけないと思います。
例えばコーナーで、他車と比べたら全然遅いかもしれません、でも結構いい感じでコーナーできてるなぁと思った瞬間、結構楽しいです。私は
他人と比べだすと経済的な事も絡んできて、苦しくなる事もあります。
走り屋時代の知り合いは、性能の高いバイク以外はバイクじゃねぇ、走ってタイムが出なきゃ意味が無いと今でもよく言いますが本人はその固定概念に縛られバイクに乗っていません。
とまあ、バイクは免許区分があるので、排気量で乗れるバイクのラインナップは変わってしますが、アジアンの成長のおかげで125cc以下でも400cc以下でも乗れるマシンが増えてきたことですし、自分に合う良いマシン見つけれると良いですね。
そんなわけで、本日もご観覧いただきありがとうございました。
寒い時期ですが、寒さに負けず防寒対策してまだまだバイク楽しみましょう。