Belle Epoque

美しい空間と、美しい時間

2019年雑感

2019-12-23 | vie... kurashi
今年も、激動でした。嬉しかったり悲しかったりで涙を流すことが多い年でした。SNSにはいいことだけあげるようにしていたいですが、いろいろあっての「毎日」だと思う日々です。
子供の成長や自分のお稽古事や地域活動を通して社会と繋がっている感じも段々と増してきて、友人やよそのおうちのご家族メンバーのことも、常にいろいろ我が事のようになってきて、気にかかりました。

3月、子供卒園、役員も卒業!安堵
4月、子供小学校入学、子供指の大怪我、パリのノートルダム寺院燃える
5月、子供『猩々』初舞台
6月、実家の犬の後ろ足が立たなくなる
7月、父の緊急入院
9月、お茶の先生骨折
10月、子供『岩船』観世会館初舞台
11月、お茶の先生逝去、首里城燃える
12月、実家の愛犬16歳逝去

動揺が大きい出来事を列挙したらこんな感じでしょうか。
ノートルダム寺院の尖塔が焼け落ちる様は、盤石だと信じ込んでいた何かがガラガラと壊れていく不安な暗示のようでした。
首里城は、親戚が琉球王朝の末裔で、復興に熱意を持ち力を入れていたのを知るだけに、なんとも言えない無念さが…
「見ているしかなかった」との言葉に絶句したまま。


仕事面では10月からうちにアルバイトさんが入りました。
優秀な人で、とても有り難く思っています。
秘書職を請け負い続けて(現在もそうですが)ずっと人に仕えてきたわたしが、誰かに仕事を振るって考えてみたら初めてですが、大切な経験を逃してきたんだなあ、と感じました。これから人並みに精進しませんと…

40にして惑わず、
というのは実は誤表記からきた誤訳で、孔子の時代「惑う」という文字は存在せず、正しくは
【40にして囲わず(=國わず=みずからに制限を設けてはならない)】
だという、のは、安田登さんの研究による説ですが、まさにそれを座右の銘にしたい気持ちです。

安田登さんの目からウロコのお話


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