Belle Epoque

美しい空間と、美しい時間

9/24@PARIS ~モンパルナス駅

2005-09-24 | France, sep.2005
ニコラとバイバイし、パリ・モンパルナス駅へ。

トゥールに住んでいた自分にとって、この駅は常に、どこかへ大きな移動 (自分に何か大きな変化を伴う) をする時に利用するものであり、きゅんとした気分なしには通ることのなかった駅。
ゆえに、時間を経た今でも、駅のたたずまいを目にするだけで、なんとなく切ないような、覚悟を決めなくてはならないような、ムズムズもどかしい気持ちになります。

日本から来た時は、モンパルナスを経てトゥールへ、
トゥールを出て日本へ帰る時も、まずはモンパルナスへ向かうのが一番一般的でした。

トゥール―パリ間は約300キロ離れており、したがって時速300キロのTGVで約1時間、というそう遠くない距離ではあり、
パリ市内へは友達と一緒によく遊びには出てましたが、根っこではいつまでも、到着のドキドキや、離別の寂しさがいっぱい詰まった、思い出の駅なのです。

折りしも曇っていて、人も寒そうに行き交っていると、またせつない感じが高まるじゃないですか・・・。


駅の真向かいには、モンパルナスタワーとメリーゴーランド。
たいがいのヨーロッパの駅前って、どうしてこう・・・そっけなくうらぶれた感じなのでしょうね・・・。



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。