Belle Epoque

美しい空間と、美しい時間

その才能の管理者

2008-05-18 | femmes...bijin tachi
読んだ方、たくさんいらっしゃると思いますが。

雑誌『DOMANI』6月号に載っていた、マドンナのインタビュー。
示唆に富んでいましたね!あいかわらず・・・。ライターの伊藤なつみ氏の文章表現も素晴らしいと思いました。

「自分は才能の所有者なのではなく、才能の管理者でしかない、ということを認識することが大事なの。私は数多くの才能を授かったけど、その才能が自分の所有物だと思った瞬間にそれは消え去るものだと思う。
それをまず理解することが大切だわ。」
(284ページ)

重要な言葉だと思います。
彼女だけでなく、才能に溢れた人は皆、こうした使命感(管理し、たえず命を吹き込むという)をもって活動していますよね、そういえば。
彼女の才能をわたしたちは「共有」している、それが彼女の作品に触れること、こうした言葉に触れること。その陽性な流れにどんどん他人が巻き込まれていく。それが「管理」の大きな働きなのでしょう。

自分にも何か才能があるのかな?
なんてもたもた模索している場合じゃなく、
自分の「何か他人に役立てるところ」をどうみんなに共有してもらえるだろう?
と具体的な方法を編み出すところに、生きる意味はあります。

才能を自在に発信できるこの時代を、多くの才能ある人がもっと活用してくださいますように!
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