Belle Epoque

美しい空間と、美しい時間

絵の中に入る

2007-11-28 | vie... kurashi
住みたい内装の家がいくつかあって、ELLE decoやその他インテリア写真を飽かず眺めています。
いつ・どこに・予算は
等、いろんな具体的な問題はとりあえずおいて、とにかく希望をあたまのなかに鮮明に焼き付けます。
現実味がないほうが、数倍エキサイティング。

好きなものは何でも、見つけようとするだけ明確になる、近くなる、おもしろいくらいに。
ほしいものがわかっていれば、目の前に来たとき迷うことはなくなる。チャンスを逃すことはなくなる。

今の習慣として、
外出先に気に入った一角があれば写真を撮るし、
きれいなものがあればノートに絵や写真や記事をスクラップします。
わたし
の総体が思わぬ方向へ出来上がっていく。スリルがあります。

家の写真で目下お気に入りなのは、北欧特集の、半年ほど前のインテリア雑誌のいちページ。
特に派手なわけでもなく、ほんとに居心地良さそうなお部屋の様子が、広々写っています。
ずっとそのページを開けっ放しにしてあって、部屋にいるときは何かと眺めます。
あまりに眺めているので、その部屋に感情移入してきて、住んでいる様子まで見えてきます。
夜になるとこの部屋の灯かりがどうなるのか、とか、
このソファーの肌触り、とか、
パートナーと一緒に座るときはこの位置で、いろんな話をこんな角度でする、途中で、コーヒー飲みたいな、淹れようか、と話して立ち上がったりする、とか、
ピンクと赤のチェックのワンピース着た娘がここの隙間バタバタ走るだろうな、二番目の子がハイハイして懸命にそれに追いすがる、とか、
きっとわたしがここの机に本を積み上げて、ここは何も置きたくないんだよーと彼に軽く文句いわれたりする・・・とか
どんどんその家に暮らしてる様が詳細に見えてくるのです。日々。

現実がどうか、可能かどうか、
なんて今考えて夢を潰す必要はぜんぜんなく、
ここに住むんだ!ととにかくイメージする。
「欲望」の姿が、自分の中の日常になるまで、未来を明確にイメージする。
そうしたら、動き出すから。
そう力強く教わったのです。その成功例と、なおも続く情熱、共に。


photo...デンマーク ルイジアナ美術館にて。

1 コメント

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Unknown (スタローン)
2007-12-02 21:17:40
こんにちは!
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