Belle Epoque

美しい空間と、美しい時間

きらきらに触れる夜

2007-11-23 | soiree... party!
昨夜、「25ans×TIFFANY セレブレーション・リング」のパーティに行きました。ティファニー丸の内店にて。
桐島ローランドさんの撮った、セレブレーション・リングの素敵なつけ手たちの写真展、そしてローランドさんのトークショーをかねて。
入り口で受け取ったシャンパンを手に、煌びやかな宝石たちをゆっくり鑑賞して回る。
サファイアの組み込まれた細身のセレブレーション・リングが、気分にしっくりきました。
別のものでは、波の狭間に泡立つようなダイヤのデザインが明るくおおらかで優雅で、これら二つを重ねると、まだ見たことの無いギリシャの海と風景が髣髴とするようでした。



こうしてスノッブを気取る場所であっても、きちんと装う機会は、いいものです。
このときのために丁寧に選ばれた服と小物、手入れされた髪、これは日常に流れ出して消えてしまいそうな「自分だけの美意識」をきちんと取り戻し、整えなおすチャンスになります。
ゲストのそんな装いと共に、パーティのスタッフ、ティファニースタッフの控えめな物腰を覆う黒いスーツは、お店の柔らかい照明に似合う、仕立てのいいものが際立ちました。

パーティの多くなるこの時期、普段着とは違うお洒落意識の集大成を、見たり・見られたり。
先日も関連会社のプレス発表に赴いた折、主催のメンバーたちは「黒いスーツ」というドレスコードのみで、思い思いのスーツを着ていましたが、個性に沿ったそれぞれ様々なスーツを選んでいた様が、視覚的に楽しめました。

上等なスーツは、女を上げる。
控えめであればあるほど、質の高さは華となります。
いきおい、インナーの質、肌の質、という女の実力までもがあらわになるからです。

ところで、本物のセレブリティの暮らしに触れる機会は、一般人のわたし達には多くありませんが、こうした場所で、気配を嗅ぐことができます。本物は、なかなかオモテには出てこないものなのです。。
桐島ローランドさんの撮った写真の女性たちの中のそうした幾人かも、きりりと意思的な顔立ちをしている。
真のセレブリティとは、欲がモノに向かず、社会貢献の中の自己実現に向くもの。
暮らしかたは、いきおい非常に無駄の無いものとなります。
宝石が似合う顔とは、こうした、宝石をつけなくても輝く顔。
・・・だから本来はつけなくてもいいわけですが、きれいなものをつけることで美しい女性が輝くシーンは、やはり見ていて気持ちのいいものです。
ありがとう
おめでとう
そんな気持ちをこめて贈られ、そんな気持ちがこもるジュエリーをつけて、美しい女性は生きる喜びを笑顔に咲かせます。しとやかに。

お金があるから買う、お金がないから買えない、
ジュエリーはそんな目で見ていると、どうつけてもさもしい印象になります。
これがいい、だってあなたに似合うから。だってわたしに似合うから。
そんなふんわりと軽やかな気持ちで、
でもここぞのタイミングを記念する、想いをこめた時に。
多くないそのときを大切にする一期一会の気持ちで、大切なきらきらに出会えたら、うれしいですね。

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