Belle Epoque

美しい空間と、美しい時間

耳が痛い話

2008-10-10 | vie... kurashi
真実に基づいた、ひとの助言・進言を素直に聞くことは難しいけれどとても有用、
と教わりました。
と、 Je vis ma vie. の方にも船井幸雄氏の言葉を引用させていただいて書きましたが、ほんとに、“真実は耳が痛い話”であることがままあります。
たいてい、ひとは本当のことを言われると逆上してしまいがちですが、そこをぐっとこらえて、進歩に活用したいものです。

言うは易し、ですが!


さて、またまた耳の痛い、有り難いお話をMentorより聞けましたので、書き留めることにしました。

「失敗する原因は、やるべきことをせず、やりたいことをするから。」

ピーター・ドラッカー氏の言葉からとのこと。

ギクリ。

としませんか。
好物を先に食べてしまうきらいのあるわたしは殊にぎくりとしました。
ほんとに思い当たることだらけです。

やるべきことをする・・・

『一冊の手帳で夢は必ずかなう』の、GMO熊谷正寿社長の口癖は、
「ポイントは何だ?」
と常に自分へ向かう問いかけだそうですが、まさしくその「やるべきこと」へ焦点を絞る意思と知力が、必要なのでしょう。


また、

「事実判断と希望的観測の混同」

このまたまたありがちな心理が、大きな失敗を起こすのだと、昨日自分の失敗に際して教わりました。

どういうことかというと、ようは
「動かせない事実」と、「こうであってほしい希望」がごっちゃになることで、どんどん現実との乖離に苦しむようになるという失敗の法則です。

テーブルの端にガラスの壜を置くとします、
「落ちないでほしい」
と願うから考えもなくそこに置いてしまう、落ちるかもしれない可能性に目をつぶって。
その事実関係を無視すると、
ガチャーン「ああ!」
ということになります。

モノを落とすくらいのことにとどまらず、ことがもっと大きな責任を伴う内容だったら、「ああ!」くらいでは済みません。

常に、事実に基づいて判断する。
という冷静な視点を意識しなくては、と耳に痛く受け止めました。

それにしても、
「真実」
このPureにして耳に痛いことを言ってくださるひとがそばにいることを、まず感謝したいです。
自分で気付けないことの、なんて多いことか!

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