芯の強さは、真の強さ。『紀ノ川』 2004-09-08 | rayonnage...hondana 有吉佐和子という作家の本を読んだのは、これでまだ2冊めなのですが、 その女性観、人間観、美女論には、心底、脱帽!! ことに、彼女が提示する、 強さって、何か。 の意見には、大賛成。 環境が変わっても、昔も今も、かっこいい人の価値観は変わらないなあ、と、 うれしくなりました。 作者の皮肉で成熟した視点があらわれていて、小気味良い気分にさえなります。 明治から昭和にかけての、「家」を中心とした家族の . . . 本文を読む