だめでない状態とは （積極的定義のみ可）

　今日はついに仕事を休んでしまった。明日は出勤するつもりだが、いつまで続けられるだろう。
　お前はだめだと、頭のどこかでずっと自分に言いつづけている。これもいつまで続くのだろう。

　まともに生きたいけれど、まともさの感覚が磨耗していくようで、年を取るごとに焦りが募る。
　あなたはだめな人ですかと聞いてみて、そうですと答える人はそれほど多くないだろう。

昨日の質問

回答 : そのつもりはありませんが、そう思われても仕方が無いふしはあります。実現したい目標も無いので、自分でもどうして生きていいか分からないのが現状です。

明日のわたしへ

質問 ： まさか働きたくないのではありませんか。

ひとまず一次試験突破を目標としよう。 でローレンツはいつ読むか。

　二日目にして、すでに仕事が辛く感じる。
　清掃のためにタンクに入ったり、床をホースの水で流していると、気が落ち込む。気にしなければならないような高学歴があるわけでもなし、自分でもいったい何が嫌なのかはっきりしない。
　昨夜遅くまで寝付けなかったのが原因だろうか。身体の疲れだけで、こうも滅入るだろうか。
　このままの状態が続くと、また抑うつ症状が出るだろう。しかし、ここでまた仕事を辞めて、今度はどこに逃げる？

　仏検準2級で検索をかけていくつかのブログを読んでいると、一つすごいのがあった。
　とても簡単な問題だったのに試験官の発音がひどかったせいで二次試験で落ちたという記事なのだけれど、試験を主催する団体や、案内の係員、さては他の受験者まで罵倒している。
　攻撃性を生のまま外に向けているのは、読んでいて不快だ。

　サッカー監督のインタビューか何か、フランス語を聞き取って理解できたという過去の経験談まであった。それほどの実力の持ち主が、自ら低レベルと蔑んでいる試験をわざわざ受験し、剰え落第の原因を他人の責任とするとは。

　他山の石として、わたしも気をつけよう。

無理に目を開けたり声を出そうとしたりする欲求はどこからくるんだろう

　仕事が休みなので、フランス語の勉強に当てられる時間は多かった。午前中に『3000題』をやり終えると猛烈な眠気を感じた。慣れない仕事で神経が高ぶっていたのと足の痛みとで、昨日はなかなか寝付けなかった、そのためだろう。
　二三時間横になっている間、何度か金縛りの状態になった。うつ病にかかるまで、そんなことはほとんど無かったのに、いまではこの半覚醒状態になることが多い。多分、脳のどこかの部位が無理に覚醒しようとするからだろう。睡眠薬無しでは、あまり質のいい睡眠をとれない。
　そろそろ薬が効き始めるころだ。横になって、歴史の本を読みながら、眠りが訪れるのを待とう。

非熟練工作業ではなかったのは予想に反していた

　初仕事は辛かった。高温多湿の環境で作業する部署に配属になったのもあるが、8時間立ちっぱなしの仕事は初めてだからだ。帰宅してからもしばらく足が痛かった。
　残業がよく発生するという話しを聞いたので、その点がいまから不安だ。採用してもらえただけありがたいのは確かなのだけれど、体力が持つかどうか。
　肉体労働は思ったより辛い。年齢もあるかもしれないが、慣れで対応できるだろうか。初日だけで判断のつく事でもないし、生活の糧を得る必要もある。一週間働いて、少し考えればいいだろう。

　幸いにして明日は休みだ。今日は『傾向と対策』の昨日勉強したところをながめただけで、フランス語は何も勉強しなかった。仕事と両立できるよう、無理の無いペースもつかまないと、受験料が無駄になる。明日は『3000題』とテープ教材の音読、『傾向と対策』の第4問をやることにして、今日はもう眠ろう。

late late show... zzzz

　まったく畑違いの仕事の面接を受けた。非熟練工単純作業、非正規雇用、 外国人労働者も多そうな職場。ここで断られるようでは、どこに行っても仕事をもらえないのではないか。
　面接をした男性の感じは悪くは無かったのだが、どうも職歴を見て疑問を感じていたようだ。そうだろう、そうだろう。
　不採用になるほうが気が楽かもしれないという矛盾した思いもあるが、収入の無い身では何をするにも不便だし、非生産的な身分で肩身が狭い。

　フランス語は教材が増えるばかりで、あまり勉強が進んでいない。
　準2級の『傾向と対策』と過去問を買ったものの、3級程度の文法知識が頭から抜け落ちかかっているのを何とかすくい上げないといけないレベルでは、目を通すと気がふさぐ。

　テープ教材の音読も二日ほどサボってしまった。

　職探しをのんびりしている割にははかどっていない。

　何をしているんだ。

　今日やった分の『3000題』に目を通したら、さっさと眠って、朝勉強しよう。
　こんな時間にこんな事を書いていると、またチャーリー・ゴードンの気分だ。

1ヶ月経過

　実家に引き上げて１ヶ月が経った。
一人暮らしの時と打って変わって、床板が腐ってはがれてきている狭い一室に寝起きしなければならなくなり、なんとも惨めな思いがする。
それでも、独りきりで何もかも背負わずにしてもらえるだけありがたい。
　二三週間前、テスターの募集で面接を受けた。品保部門では無く開発側での業務なので、どうやら気を使う仕事のようだった。低賃金・高ストレスの仕事を受けなければならないほど余裕の無い状況ではないので、その案件は辞退した。その後、その派遣元からは連絡が無い。まあ、そんなものだろう。

八年ぶりぐらいでギターを引き始めた。ブランクのせいで、右手の撥弦と左手の押下にずれがでる。満足できるようになるには、基礎練習が一年は必要だろう。毎日二十分程度は、半音階のスケールを弾く。
　曲の練習も無いと飽きてしまうからと、バッハのリュート組曲第１番のプレリュードを始めたけれど、選曲が良くなかった。たしか、この曲は難しいよと、昔先生から聞いていたのだった。それでも何小節かずつ暗譜は進んでいる。フーガに入る前のところまでは終えてしまって、指が慣れ始めたら曲想をつけ始め、リハビリにできればと考えている。

　フランス語は秋季の準二級の受験を決意し、十年前に買っておいたNHKのテープ教材の音読を開始した。慣れない言語を大きな声で読んでいるせいなのか、とても咽が渇く。98年10月号の入門編を二回通して読んで見た。ミニ会話や応答練習問題の読み上げはとても早い上、発音が難しいことばもあるので、一部はシャドーイングになるが、さすがに同じ教材を二度音読すると、読み上げるのも慣れてくる。明日もう一回通して音読したら、翌月の教材に移って良いだろう。
　並行して白水社の『フランス語練習3000題』も進めている。こちらはまだ第四課を終えたところで、まだ30課残っている。どちらも早く終えて、仏検本に取り掛かる時期を早めないと、合格は怪しいだろう。
　
　なにはさておき、無職生活ここに極まれり、そんな台詞を言う羽目にならないよう、いろいろ自重すべきなんだろうなぁ。