轟孝夫の本を読み終えた。
まだ理解し切れていない部分がある。要再読。
今日の母はよく喋る。
けれど言っている事のほとんどが分からない。
ただ、お祭りが終わる、というのは分かった。
最後が近いためか、口から異臭がする。
姉は屍臭と言っていた。
そのせいか一昨日から病室に空気清浄機が置かれた。
何もかもが非日常的だ。
物事の一回性を大事にしたい。
台風で明日帰宅できない場合に備え、
今日と明日の分の食糧を持って病室に戻った。
しかしウェブで天気予報を見ると、
明後日が荒天のようだ。
明後日も帰れない事になると厄介だな。
灯りをつけて声をかけていたら母は寝付いた。
が、今度はまたわたしが眠れなくなった。
疲れる。
また母が上ごとを言っているので目が覚めた。
今日で病室に泊まるようになって一ヶ月経つ。
わたしの疲労もかなり蓄積している。