朝の受付開始時刻から十分ほど後に病院に着いた。
既に待合室は満席に近く、わたしの受付番号は30番目に近かった。
15分待って順番が回って来て、受付を済ませて超音波検査室に移動した。
予約時間より10分も早かったけれど検査をしてもらえた。
検査室奥の寝台に横になり電極を胸と脚に装着して検査開始。
しばらく検査をしていた所、検査技師さんがもう一方の技師さんと小声で相談している。
何かマズいところでもあるのか気になっていたら、普段の血圧を聞かれた。
検査はさらに続き、全部で三十分近くかかった。
検査結果が気になるが、よほどの問題があれば急いで受診しに来るよう連絡があるだろう、と思っておきたい。
会計を済ませたところで空腹を感じて、駅まで足を延ばして立ち食いそば店に入ってざるそばを注文した。
スマホでざるそばの塩分を見ると、つゆを全部飲んだ場合の数字なのか、3g以上の数値が書かれている。
似非江戸っ子のような食べ方でつゆはほとんどつけなかったから、半分以下で済んだか。
一度帰宅して、明日から逗留する姉のために飲み物と氷を買いにスーパーへ出かけた。
寝具売り場を通りかかったら、冷感素材でできたクッションが目にとまった。
横になって読書をするときにちょうどいい大きさだったので買ってしまった。
帰ってきて自室でクッションの使い心地を試していたら、いつの間にか音楽を聞きながら眠っていた。
先月買ったモーツァルト全集から一日一枚ずつ CD を抜き出して、最近はヴァイオリンソナタを聴いている。
ヴァイオリンソナタといっても伴奏のはずの鍵盤楽器の方がメインに聞こえ、
バッハの無伴奏曲と比べて何か今一つ面白くない。それでも K 359 と K 379 はこれまで聞いた中ではよかった。
ヴァイオリンソナタ CD はあと十枚ある。他にもいい曲があるか。