十四時に母を連れてホームを出発、予約時間の十五時までに病院に到着した。
ホームの車は出払っているので帰りは介護タクシーにして欲しい、と送ってくれた職員さんに言われた。
受付で書類を記入していると姉からラインが。想定時刻より早く来られるとのこと。
受付を済ませ泌尿器科の前で待っていたら、ほどなく姉がやってきた。
検尿の手続きをしていると母が尿意を催したので、急いでカップを持ってきて採尿した。
今回は何とか少量でもサンプルをとれたので尿検査ができた。
小一時間待って母の診察の番になった。
ドクターは陽気な調子で、たぶん膀胱炎だから一週間分抗生剤を飲んで、
それでも良くならなかったらまたおいで、と言った。
検査入院を覚悟していたので、診断結果はありがたかった。
病院から薬局まで母の車いすを押して行って、薬ももらった。
介護タクシーを運転してきたのは個人営業の女性で、帰路車中で姉と談笑していた。
わたしはわたしで、母とあれこれ話した。
ホームで母を帰して、わたしは姉とドン・キホーテに買い物に行って、
飲み物と食べ物を買い込んで帰宅した。
冷水シャワーを浴びて疲れを取って、これから食事だ。
何事もなくてよかった。ホームや病院、薬局のスタッフも皆親切だった。
皆に心から感謝したい。