睡眠薬を飲んだ後、ジョージ・ベンソンの演奏がフランス語っぽく聞こえた

　仏検までちょうど一ヶ月になった。

　『3000題』はあと6課ぐらいある。
　一通り終えたら『傾向と対策準二級』に集中するつもりだ。
　それにしてもやたらと練習問題をやっていたおかげで、
　春の三級合格直後よりも少し力がついた気がする。
　読解問題の大問三つの内、二つはほぼ辞書無しで理解し、
　それぞれの動詞の活用から時法もちゃんと分かる。
　むしろ、以前は分かっていなかったのが問題といえばそうなのだが。

　『傾向と対策』はやっと読解が終わり、明日からディクテに入る。
　えらいスローペースだ。ディクテ対策が間に合うかと少し心配になる。

　聴解対策になるかと思ってWebでRFIとNHKのフランス語ニュースを聞いてみた。
　スクリプトは一目見ただけで読む気になれなかった。
　わたしのレベルでは手を出すにはまだ早すぎる。
　手の開いている時間にタラタラと流しっぱなしにしていたフランス語講座応用編は、
　一度テクストを読んだ上に三週間も同じ内容を聞いているので
　少しは耳で拾えるようになってきた。
　聴解はこっちの教材に絞るのがいいだろう。

接続法までおぼえきれない

　9月から始めた『フランス語練習問題3000題』が26課（全35課）まで進んだ。
　先週からずっと動詞の活用を勉強して、今日の接続法半過去・大過去で最後になった。

　やはりこの辺ともなると動詞の活用を覚えきれなくなってきて、
　なんとか頭に詰め込んだ他の法や時制の活用とごっちゃになる。
　直説法半過去程度の知識ですら未だに怪しい。

　幸いにして仏検準2級では動詞の活用形そのものを問う出題は無いらしい。
　とはいえ来月の試験を前にして、今のレベルはよくない。
　3級に合格できたのもウソのように思えるほど、活用語尾が頭に定着していない。

　何かの文を動詞の活用もろともに暗記してしまうのも手だろう。
　音声付の教材が理想だけれど、フランス語講座応用編はいまひとつ興味をそそる内容じゃない。
　文字情報だけで暗誦すると間違った発音で覚えてしまう危険もあるけれど、興味の無いものを覚えるのも大変だし。
　『3000題』の例文を暗誦しよう。

語彙不足 音声と文字の結びつき

　先週から体調を崩していたが、今朝になって急に寒気を感じた。熱が出ている。
　適当に食事をして薬を飲んで、一日横になって眠っていた。

　『フランス語練習問題3000題』、『仏検合格のための傾向と対策準2級』どちらも手をつけられなかった。
　
　ただ横になっているばかりなのも悔しいので、フランス語講座応用編を録音しておいたMDをかけた。
　さすがに熱がある状態でテクストは読みたくなかったので、とりあえず聞くだけにしてみた。
　一昨日から始まった応用編では、Le Monde の記事を読む。
　講座の趣旨として簡単な記事を選んでいるとテクストに書いてあったと思うが、わたしにはとても難しい。

　テクストを読まず音声だけで理解できるレベルではない。
　一句ごとに、文法の説明を日本語で聞いて、やっとフランス語で何を言っていたか分かる程度だ。

　語彙不足がまず一因だ。
　知らない単語が多ければ、文脈を追うのも難しくなる。
　文脈を追えないと、細部の聴き落としの補正もできない。

　また、音声から綴りをイメージできる段階にも達していないので、知っている単語でさえ聞いて理解できない。
　こちらはフランス語聞き取りの経験値が足りていないのだろう。

　体調が回復したら、しばらく応用編をテクストを読みながら繰り返し聞いて、聴解力の底上げを図ろう。
　仏検までにどれほど効果が上がるかは分からないけれど、長い目で見ればやっておいた方がいいだろう。

NHKの講座も新学期

　昨日から新学期の放送が始まった。フランス語講座入門編は2006年春期の再放送だ。
　以前一度聞いた内容だけれど、完全についていけてはいなかったので、再入門にはちょうどいい。
　第一回ということで、かなり丁寧に一音節ずつ区切りながら発音の練習をしてくれた。
　
　苦手な鼻母音は、 on の発音でどう口を動かして息を抜くのか少し分かったような気がする。
　やはり日本語流に口を小さく動かしてぶつぶつ繰り返していても、本来の音には近づかない。
　フランス語の発音は、動かすべき口の筋肉の範囲がかなり広いようだ。
　思い切って口を動かして、ソレらしい音にしようとしてることで、耳から入ってくる音の識別もしやすくなる。
　自分で再現できない音が認識対象からこぼれやすいのは、これまでの経験から分かっている。
　心機一転、ラジオ講座は愚直なまでに音読をしよう。

　『3000題』の方もまずます進んだ。やっと直説法半過去と大過去が出てきた。
　今さらと言えど、これまであいまいにしてしまっていた半過去の変化は今日の勉強でほぼ習得できた。
　例外的な変化の過去分詞を追々習得していけば、ちょっとした文章は読める。
　応用問題でちょっとした短文の虫食いがあった。
　まとまりのある仏文を読むのは『傾向と対策』以外ではやっていないので、新鮮味がある。

　仏検2級受験者向けのメールマガジンも最近講読し始めたのだけれど、発行している人のブログを見て回った。
　その人はすでに2級に合格しているにもかかわらず、2級受験者がつまずきそうな問題や語彙をまとめて毎週メールマガジンとして発行している。　
　年中自分の問題集と首っ引きでいるより、たまには違う角度からまとめられた問題を送ってもらえると、学習意欲も維持できる。ありがたいことだ。
　受験まであと50日ぐらい。意欲を維持して取り組もう。
　あちこち参照させてもらっているサイトの管理者の方々には、感謝感謝。

内臓の色

　三島由紀夫の『金閣寺』を読んでいる。音楽の流れというより、絵画・彫刻の印象が強い。隔絶という主題を内臓を絵の具にして描いているような、本来なら人目に晒されることのない色彩で隅々が飾られている。

　フランス語はあまり進んでいない。『3000題』はようやく半分を過ぎたところだ。けれども未だに er 動詞のアクサンの付け間違いやらで引っかかっている。仏検対策本も一日一題ぐらいしか進めていない。『3000題』は問題の短文を暗誦して語彙を増強するにはいいのだけれど、試験本番まで二ヶ月を切っている今取るべき勉強法では無いだろう。
　98年度のテープ教材のシャドウイングもどきはなかなかうまくいかない。入門編ですら、読み上げのスピードが速すぎると感じる。試験を受ける資格が無いのではないかと思いつつ、ひとまず用意だけはしていこう。
　何か準二級申し込みは身のほど知らずだったかな。

ひとまず一次試験突破を目標としよう。 でローレンツはいつ読むか。

　二日目にして、すでに仕事が辛く感じる。
　清掃のためにタンクに入ったり、床をホースの水で流していると、気が落ち込む。気にしなければならないような高学歴があるわけでもなし、自分でもいったい何が嫌なのかはっきりしない。
　昨夜遅くまで寝付けなかったのが原因だろうか。身体の疲れだけで、こうも滅入るだろうか。
　このままの状態が続くと、また抑うつ症状が出るだろう。しかし、ここでまた仕事を辞めて、今度はどこに逃げる？

　仏検準2級で検索をかけていくつかのブログを読んでいると、一つすごいのがあった。
　とても簡単な問題だったのに試験官の発音がひどかったせいで二次試験で落ちたという記事なのだけれど、試験を主催する団体や、案内の係員、さては他の受験者まで罵倒している。
　攻撃性を生のまま外に向けているのは、読んでいて不快だ。

　サッカー監督のインタビューか何か、フランス語を聞き取って理解できたという過去の経験談まであった。それほどの実力の持ち主が、自ら低レベルと蔑んでいる試験をわざわざ受験し、剰え落第の原因を他人の責任とするとは。

　他山の石として、わたしも気をつけよう。

無理に目を開けたり声を出そうとしたりする欲求はどこからくるんだろう

　仕事が休みなので、フランス語の勉強に当てられる時間は多かった。午前中に『3000題』をやり終えると猛烈な眠気を感じた。慣れない仕事で神経が高ぶっていたのと足の痛みとで、昨日はなかなか寝付けなかった、そのためだろう。
　二三時間横になっている間、何度か金縛りの状態になった。うつ病にかかるまで、そんなことはほとんど無かったのに、いまではこの半覚醒状態になることが多い。多分、脳のどこかの部位が無理に覚醒しようとするからだろう。睡眠薬無しでは、あまり質のいい睡眠をとれない。
　そろそろ薬が効き始めるころだ。横になって、歴史の本を読みながら、眠りが訪れるのを待とう。

late late show... zzzz

　まったく畑違いの仕事の面接を受けた。非熟練工単純作業、非正規雇用、 外国人労働者も多そうな職場。ここで断られるようでは、どこに行っても仕事をもらえないのではないか。
　面接をした男性の感じは悪くは無かったのだが、どうも職歴を見て疑問を感じていたようだ。そうだろう、そうだろう。
　不採用になるほうが気が楽かもしれないという矛盾した思いもあるが、収入の無い身では何をするにも不便だし、非生産的な身分で肩身が狭い。

　フランス語は教材が増えるばかりで、あまり勉強が進んでいない。
　準2級の『傾向と対策』と過去問を買ったものの、3級程度の文法知識が頭から抜け落ちかかっているのを何とかすくい上げないといけないレベルでは、目を通すと気がふさぐ。

　テープ教材の音読も二日ほどサボってしまった。

　職探しをのんびりしている割にははかどっていない。

　何をしているんだ。

　今日やった分の『3000題』に目を通したら、さっさと眠って、朝勉強しよう。
　こんな時間にこんな事を書いていると、またチャーリー・ゴードンの気分だ。