姉に会って話して来た。
母の死後の金の流れが整理でき、話したかいはあった。
ただ、手話講座に通う事が「わたしにとって善い」という言い方が気になった。
何がわたしにとって善い悪いは、わたしが決める事で、他人が干渉する事ではない。
姉なりに気遣って言ってくれたことではあるのだろうが、
ここは自分が一番と思う事を優先したい。
手話講座はかなり遅れを取ってしまい、これから勉強して追いつくには、
全精力を注がないといけないだろう。
それ以前に、学習意欲がもう湧かない。
今から猛勉強して追いつこうというつもりも無い。
わたしに必要なのは生きていることの手触りだ。今は読書会の方により可能性を感じる。
久しぶりに『言葉と物』にあたってみたら、思っていたより理解できた。
イカもわたしがそのスジの訓練を受けた者として期待するところがあるようで、
数ヵ月休んでしまったが、フーコーを読む読書会では、
わたしが引っ張っていく役割になっている。
『存在と時間』と両方は欲張りすぎて、どちらも立たずで終わりかねない。
今年後半はハイデガーの方に軸足を置いて時間を使おうと思う。
空いた時間で『言葉と物』を読んでいこう。
スペイン語はそもそも自分に対する復讐として立てていた目標に過ぎない。
初歩の勉強は続けてはいるが、注力すべきはドイツ語と古典ギリシア語か。
どの言語にするかはまだ決まらないにしても、語学は休まないで行きたい。