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名も無きねこに

中核にするテクスト

2009-09-17 23:16:29 | 仏検準一級
勉強を再開して二日目。
集中力は取り戻したものの、持久力が無い。
いまのところは慣らし運転というところで、
一日四~五時間が限度のようだ。

順調に行けば今月中に『名詞化辞典』の一周目が終わる。
『傾向と対策』も同じく名詞化のところまで来た。
掲載されている問題を解いてみたところ、
半分から六割程度の正答率だった。
現状でこれだけ取れるのなら、
『名詞化辞典』と『傾向と対策』を何周か繰り返せば、
名詞化問題は大丈夫だろう。
10点と少なくない配点とはいえ、
これにばかり労力を割いているわけにも行かない。

作文と聞き取りにも注力しなければならないが、
今日は作文に手を回せなかった。
『傾向と対策』はさすがによくまとまっているので、
これを一通り終えれば、作文についても
有効な手立てを何かしら思いつくかも知れない。
今回の試験はこの本を中核に据えて勉強を進めよう。

残: 464h
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復帰

2009-09-16 22:44:29 | 仏検準一級
処方されている薬が体にあわなかったのか、
先週まで体を起こしているだけでも辛い状態が続いて、
勉強どころか、何もする気になれなかった。
先週末に薬を替えてもらってから、
これまでの倦怠感が嘘のようになくなり、
集中力もほぼ完全に戻った。

本来ならフランス語力全般の底上げをしたかったが、
過ぎてしまった時間は取り戻せない。
一ヶ月の損失をどう埋め合わせるかを考え、
準一級の受験に直接関係しそうな教材に的を絞って、
重点的に勉強を進めることにした。

Besherelle の活用表と『仏文和訳の実際』は
全て覚えてしまうつもりだったが優先度を下げた。
『傾向と対策』全体に目を通して、
文字通り対策を練るのが先決だろう。
できれば今月中に終えたいが、早くて来月半ばになりそうだ。

以前過去問を解いた感触では、特にてこずりそうなのが、
名詞化・前置詞・作文・聞きとり問題だった。
名詞化については例の『フランス語名詞化辞典』を頼る他ない。
散発的に読み進めてはいたので、
フランス語に全く触れないという事態を回避できたのは幸いだった。
残り100ページ程なので、これまでの一日5ページの
ペースを倍にして進められれば今月中に一周目が終わる。

前置詞は『完全合格』をまた持ち出してくるべきか、
それとも Larouse Dictionnaire du Français Contemporain の
前置詞の項目を全て読破するかくらいしか手立てが思いつかない。

聞き取りが弱点なのは二級本番で痛感させられた。
今回も苦戦は必至だ。
『拡聴力』を中心に聴解力の底上げを計りながら、
その他の教材も使って、有効な学習法が無いか様子を見る。

作文は『一から始める』の第三部を終えれば一周目が終わる。
文法的にでたらめな文章を書かないで済むようになったら、
あとは覚えている仏文表現の数の問題だ。
そのための『仏文和訳の実際』だったのだが、
これは間に合うか判らない。
判らないけれども、やるしかない。

試験まで残り二ヶ月を切って、
有効に使える期間は実質一ヶ月というところだろう。
一次試験突破などと大それたことは考えず、
試験本番までにどれだけ勉強を進められるかやってみよう。
学習そのものが目的だからだ。

残: 468h
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復帰 一歩前

2009-08-28 01:20:07 | 仏検準一級
記事の更新のため久々にログインしたら、
goo 側でテンプレートに変更を加えたようだ。
以前は広告が無くてシンプルでよかったのだけれど、
無料で使わせてもらっているのだから文句をいえる立場ではない。
むしろ、サービスを支えている技術者の方々に感謝すべきだろう。

テンプレートのレイアウトを調整するついでに、
記事のカテゴリを増やした。
仏検の二次が終わったら過去の学習の経過を
まとめようかと思っていたが、
全ての記事が同一カテゴリなので参照しにくかった。
準一級の勉強が優先なのは当然としても、
これまでの経緯をまとめるのも、何かの参考材料
――または反省材料になるかもしれない。
暇を見て適宜まとめていこう。

体調を崩したまま二週間過ごして、
肝心の準一級の準備に大幅な遅れが出た。
NHK の各講座と『名詞化辞典』の最小構成だけで、
合計しても 3.5 時間しか勉強できなかった。
『名詞化辞典』は全力でやってもあと三十日は必要になる。
その他の教材はこれからだ。

明日から本格的に学習を再開して、
九月、十月の二ヶ月で巻き返しを図る。
目標到達まで先は長いが、やってみるさ。

残: 477h
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またも時間を無駄に

2009-08-07 22:11:49 | 仏検準一級
NHK の番組を録音した MD がかなり溜まってきた。
電子データ化することにして古いコンピュータを引っ張り出し
ラジカセとつないで再生したら、肝心の音が途中で消えた。
オンボードのチップがおかしくなっていたらしい。

止む無く別の機体を使うことにして、
そちらの設定に一日かかった。
しかし今度はビデオカードに問題があって、
時折クラッシュする上、LAN の接続速度も妙に遅く、
OS のアップデートもままならない。
かなりの時間が無駄になった。
フランス語の勉強の環境作りが目的だったはずなのに、
これでは本末転倒だ。

残: 480.5h
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学習再開

2009-08-05 22:28:03 | 仏検準一級
先月プランを立てた後、十日間フランス語の勉強を休んだ。
昨日から学習を再開したものの、
リストに挙げた本全てを勉強するほどの集中力は、
なかなか戻ってこない。
『解釈法』、『1からはじめる』、『傾向と対策』には、
今日も手を着けられなかった。
今週は様子見で、徐々にペースを上げていこう。

残: 486.5h
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まずはプラン だけ

2009-07-23 23:33:56 | 仏検準一級
実際の学習に取り掛かる前に、手持ちの本を整理した。
いろいろと手を伸ばすうちに、
いつのまにか数だけは揃っていた。
選択・集中するのが賢明なやり方なのだろうが、
一通り目を通してからでないと絞るに絞り込めない。
ともかく全部に一度目を通すことを前提に、
三期別の編成を考えた。


九月十五日まで
『仏検準1級・2級必須単語集』(久松健一, 白水社, 2001)
『フランス語名詞化辞典』(大賀正喜, 大修館書店, 2004)
『Bescherelle la conjugaison pour tous』(Michel Arrivé, Hatier, 2006)
『新しい仏文解釈法』(山田原実, 大学書林, 1963)
『1からはじめるフランス語作文』(山田博志, 白水社, 2006)
『仏文和訳の実際』(倉田清, 大修館書店, 1977)
『CD活用フランス語拡聴力』(久松健一, 駿河台出版社, 2000)
『Progressons 仏検準一級・二級対策』(小倉博史, 朝日出版社, 2003)
『仏検合格のための傾向と対策準1級』(森田秀二, エディション・フランセーズ, 2008)

十月三十一日まで
『詳解フランス文典』(佐藤房吉, 駿河台出版社, 1991)
『フランス語経済記事の読み方』(松本正, 有斐閣, 1983)
『Introduction aux théories économiques』 (Françoise Duboeuf, Editions La Découverte & Syros, 1999)
『現代仏作文のテクニック』(大賀正喜, 大修館書店, 1981)
『フランス語の書きとり・聞きとり練習 中級編』(大賀正喜, エディション・フランセーズ, 1994)

十一月十五日まで
過去問 2003 ~ 2005 年度分
『仏検公式問題集 2009 年度版 準1級』(APEF, 2009)


何冊かはすでに勉強を始めているが、
未着手のものが大半であるのはいうまでもない。
十六週間でこのうち何冊を自分のものに出来るかが問題だ。
二級の勉強で『完全予想』を核にしたように、
今回も中心になるテクストを決めて、
その他は随時参照するやり方になるだろう。
二級の反省を踏まえて、今回は特に聞き取りに重きを置く。

と、プランだけは立てたものの、毎回企画倒れなのだが・・・
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500 時間

2009-07-22 23:17:52 | 仏検準一級
先日二次試験を受けた仏検の結果が判るのは来月中旬。
それまで何もしないでいるのはもったいない。
具体的な目標が無い今、考えられるのは次の級の受験だ。
準一級は年に一度しか受けられないが、
次回がちょうど秋季に実施される。
二級の合否に関わらず、これを受けることに決めた。

試験まであと四ヶ月の間に何をどう勉強するべきか、
方策を考えるにしても、出題形式を知らなければならない。
まずは実力測定と試験の概要把握のため過去問を解いた。


2002年度仏検準1級:56点(120点満点)

筆記:39点(80点満点)。内訳は以下のとおり。

第1問(動詞の名詞化):6点(配点10)
噂に聞く名詞化問題を初めて解いた。
dure -> durée, soutenir -> soutien を間違えた。

第2問(多義語):5点(配点5)
二つの文を一組として、両方のカッコに当てはまる単語を
与えられた語群から選択する。
二級程度の知識があれば難しくは無いようだ。

第3問(前置詞):2点(配点5)
さすがに二級より難しい。
以下の三つの内、de son vivant は全く知らなかった。
être riche en ~, être pauvre en ~
de son vivant 「生前に」、「生前から」
Sur quelle chaîne ? 「どのチャンネルで?」

第4問(動詞活用):6点(配点10)
二級までのような単文ではなく、
長文の文脈にあわせて動詞を選択し活用させる。
文脈の理解が至らなかったことと、
接続法の要求を見抜けずに二つミスをした。

第5問(長文 穴埋め):4点(配点5)
出題形式、難易度ともに二級と大差の無い問題に思えた。

第6問(長文 内容一致):16点(配点16)
マルバツ式の解答なので全問正解になったが、
内容を完全に把握して解答したわけではない。
語彙力の不足を痛感した。

第7問(長文 要旨記述):0点(配点15)
フランス語の長文を読み、
日本語による質問に対して日本語で要約を記述する。
採点基準が不明なので 0 点とみなした。

第8問(和文仏訳):0点(配点14)
三行ほどの和文を仏文に訳す。
模範解答と自分の解答を照らし合わせてみたが、
語彙・語法の知識と、冠詞の使い方に問題があるようだ。
これも採点基準が不明なので 0 点とみなした。


書き取り:0点(配点14)
二級と同じく、採点基準不明なので 0 点とみなした。
二十二もミスがあれば、点はもらえないだろう。
読み上げられる文章は全て把握したつもりだったが、
書き取りのための休止時間が短く、
ついて行くのがやっとだった。
難易度は二級の書取り問題とそれほど差を感じない。


聞き取り:17点(20点満点)。内訳は以下のとおり。

問題1:7点(配点10)
これも二級とそれほど難しさは変わらない。
事前に問題文にじっくり目を通したので聞き取りは楽だった。
綴りの間違い一つを除く残り二つのミスは、
本文中の言葉を別の言葉に言い換えるものだ。
一つは一度書いたものをわざわざ直したのが災いした。

問題2:10点(配点10)
途中分からない部分があり、解答の段階で二つ三つ保留して
最後の本文読み上げで答えるというパターンで解いた。
二級レベルの問題に思えた。


筆記については、
採点基準が不明で 0 点とした部分を除くと、
難易度の上で二級との隔たりは
思っていたほど大きくは無いようにも思える。
長文で出てくる語彙に見慣れないものが
多かったことくらいだろうか。
むしろ、0 とみなした部分だけで配点が 43 点と
全体の三分の一以上であることが問題だ。
日本語による要旨記述は仏文の十分な理解が前提になるし、
和文仏訳も、運用語彙をそれなりに蓄積していないと、
日本語文を前に頭を抱えることになるだろう。
すると、筆記についてはこれまで通り、
語彙の増加が主要な課題になる。

書取りに関しても、これまでの学習法で十分通用するようだ。
聞き取りについていえば、
特に聞き取り問題2に注力する必要がある。
過去問や模擬試験で出来が良かったのに反して、
二級一次試験で一番苦労したのがこの問題だったからだ。

2007 年度秋季仏検受験要項を参照したところ、
2006 年度の準一級一次試験の合格基準点は 70 点だった。
そこから考えると、全体の七割 ―― 85 点前後得点できれば、
一次試験合格は可能なように思える。

これからの四ヶ月間でそこまでの力をつけられるか分からないが、
さしあたって、APEF が想定する標準学習時間である
500 時間を目標として勉強を進めることにする。

残: 497.5h
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