どこでも旋回

フットサルチームメンバーによる。旋回しながらのブログです。時折ケブラが入ります。(笑)

☆栄光なる先人達☆

2007年10月17日 09時57分47秒 | Weblog
このblogを読んで頂いてる皆さんの中で、


天神町(東山町?)の東公園(海軍墓地)に行った事ある人ってどれくらいいるんでしょうか?




私は先日、その東公園に行きました。



『戦没者追悼式典』


に出席させて頂くためです。


海軍墓地と聞けばなんか恐い感じもしますが、行ってみるとびっくりしました。


整然と維持、管理された園内は日本庭園の面持ちで、優雅な美しさを放つ素晴らしい公園です。



その日はそこに特設の献花台が設置され、荘厳な雰囲気の中、式は執り行われました。




主催者の佐世保市長の挨拶に始まり、戦没遺族の方の献灯、挨拶。


長崎、広島、沖縄や知覧、靖国神社等に知識、興味はあっても、何となく、『佐世保と戦争』というのにはピンと来てなかったのが実情です。



ですが、


献灯の時のご遺族紹介の時に、


『硫黄島で亡くなられた、ご令嬢である、』

『ルソン島で病死した遺族の、、』

『大東亜戦争(太平洋戦争)で、、』


等の、映画やテレビでしか聞いた事のない言葉や土地の名前が耳に飛び込んできました。


佐世保にもそれだけの戦争に参加なされた人達がいたんだな、、と。


知らなかった無知の自分を恥じました。



佐世保にも、その崇高な任務を遂行するために、ご家族のため、国の為、佐世保の為に、


“未来の日本の為”

に礎となるべく、命を落とされたたくさんの先人の方達がおられたのです。



献灯が終わり、献花が始まった時に、たくさんのご遺族が涙を流されていました。

その方達の“涙”を見た時に、ふと思いました。



ご遺族の方達にとって、果たして戦争は終わっているのでしょうか、、?



先人の方達の犠牲と勇気と努力によって、今の日本があります。


その先人の皆様が、今の日本の現状を見た時に、悔し涙を流されていないでしょうか?



悲しいニュース、情けないニュースが多い現代の日本。


もし先人の方達とお話しが出来るのであれば、

『もっとしっかりしろ!』
とお叱りを受けそうです。




苦しく悲しき戦争があり、今の日本が、今の郷土がある事を私達は決して忘れてはいけません。



決して風化させてはいけません。



今の日本の“礎”となって下さった先人の皆様に敬意を表したいと思います。



日本の歴史を、そして自分自身を見つめ直すと言う意味においても、


過去の日本に触れて見てはいかがでしょう?



秋の素晴らしい天気の下、ドライブがてら、
先人の眠る公園を訪れ、

一輪の花を手向けられるのも素敵な事かも知れません。


きっと“何かが”心に触れる事でしょう。。







“偉大なる”先人の皆様に感謝。。