どこでも旋回

フットサルチームメンバーによる。旋回しながらのブログです。時折ケブラが入ります。(笑)

☆ゆかり☆

2006年09月30日 02時03分04秒 | Weblog
最終日の朝。

みんな疲れからか、寝坊者続出。

みんなを待ってると会場入りが遅れる宮崎健一代表はひと足早く出発。

刻一刻と時間だけが過ぎて行く。

決して遊びに沖縄まで来た訳ではない。大会への準備は出来ているのか? 今日のみんなのコンディションは?
コーダイは一人もどかしさを感じていた。

眠たい目をこすりながら順々にロビーに集まるメンバー、そしてセイチャン家族、友人達。

そして全員がロビーに集まり出発の準備が整う。

『みんな揃ったよ!』、『あれ?コーダイ君は?』、とヤスタカ。『なんか怒っとったもんねぇ。』とチェン。

不甲斐ない選手達に呆れ返るコーダイ。ロビーにその姿はない。。

ロビーに静かな緊張が走る。

重たい空気と沈黙。

と、その時、コーダイの怒声が!
『お前達!遊びに来た訳じゃなかとバイ!出発の遅れとるやっか!』

階段の向こうから聞こえる怒りの声。

急ぎ足で現れるコーダイ。
みんなの目が点になる。。
その姿は、、なんと!

青のハイビスカス柄の『ワンピース』を来て、『ビニール袋』を腕にぶら下げてる沖縄のエレナおばちゃんスタイルではないか!!

真顔で怒りながら『本当に勝つ気はあるとや?何しに来たとや?』とメンバーを怒鳴り付ける説得力ゼロのコーダイ!

ロビーは唖然(あぜん) とした後に“笑い”、そして“爆笑”に(笑)

気軽に記念撮影や握手に答えるコーダイ♪

その顔は戦いを終えた安らかな表情に満ち溢れていた☆

ひとしきり笑ったみんな☆

そしてエスタジ佐世“暴”ーイズは真の戦いの場『沖縄県総合運動公園』へ一路突き進む。 今度はマジ。

コーダイ、中田、健吾、ディフェンダーズが同乗。

ヤスタカ、修平、チェン、ユーヤのテクニクスが同乗。

その日、ハンドルを握るヤスタカはいつになく上機嫌だった。
就職の内定の報告を聞き、ビーチもサッカーもプレーは好調。何よりクラブで女の子に珍しくモテたのが1番の要員だった♪

『この調子で地元佐賀ゼロックスにも勝つバイ!』と気分上々ハンドルを握る手も軽い。

そして信号待ち。何気なく携帯を見ると、一通のメールを受信している事に気付く。

そのメールは覚えのない、携帯に登録されてないアドレスからだった。

アドレス:cpwk2136@vodafone.ne.jp

タイトル:ゆかり

本文:昨日はありがとう♪とても楽しい時間でした。また時間があったら一緒に飲もうね(笑)

試合頑張ってね!

ヤスタカ。・・高鳴る胸。 澄み渡る視界。 昨日の記憶を慌てて巻き戻す。
東京のコ? 沖縄のコ?

同乗者の誰にも教えず一人胸をときめかすヤスタカ。
ん?ん?

しかーーも!良く見ると画像添付されている!

酔ってるオイを気遣って写メを送って来てくれた優しいコ♪

高鳴る鼓動と期待感!!

画像をクリック!

そこにはあの女の子が!!




※画像を開いて♪

※画像を開いて♪


出たーーーーーー!!

朝5時にコーダイ、ヤスタカに叩き起こされたにも関わらず、ピース写メを撮られる、
ケーーーーーンゴ!

ケーーーーーンゴ!

ケーーーーーンゴ!

of 健吾!

このサービス精神旺盛の笑顔!

韓流スターも真っ青のケン様☆

『はっ?? へっ?』

一瞬のうちに“混乱”、“パニック”に落ちるヤスタカ。

パニックから爆笑に変わる。

その後、メールをみんなに見せたヤスタカの車内は爆笑へと変わる(爆)

『杉町 ゆかり』。

可愛い名前と裏腹に正体は健吾の『お宝寝起き映像♪』。

コンビニでみんな降りるがヤスタカと同乗メンバーの笑いは収まらない。

特にチェンは笑いと涙が止まらない。
目からボロボロと涙を零し、号泣状態のチェン!

一方の健吾はそんな事も知らんぷりで、栄養ドリンクを真顔で飲み干す!!

『ゴクン、ゴクン!』豪快に、ただドリンクを飲む健吾!

その姿、それだけで笑いが止まらないチェン!

ヤスタカもチェンも泣きながら笑いが止まらない!
恐るべき健吾!

ただドリンクを飲む姿さえも笑いに変える健吾。

恐るべき!

健吾!

君は美しい!


※ネクストblogはまだまだ続く『矢』シリーズ!

必読!!

See You coming soon☆

☆美しき買い物☆

2006年09月30日 00時21分00秒 | Weblog
注意※このblogは携帯で読むと10倍楽しく読めます♪
パソコンより携帯で読む事を推奨します(笑)

このシリーズは画像が添付されてます。→『※』←このマークが出たら画像を見て下さい♪♪♪
もう見てしまった!と言う人は次から画像は※が出て読んでね♪


それでは笑いの旅へ♪レッツゴー→→→

熱心なこのblog(どこでも旋回)の読者なら、当然覚えてるでしょうが、福岡から沖縄に出発する際に、『竹内信二』がエレナ(地元のスーパー)おばちゃんスタイル(ワンピース)で飛行機に乗ると言う事を“公約”にしておりました☆

福岡行きのクルマの中でうきうき気分で信二に『エレナおばちゃんのワンピース持って来たや?♪』と聞くコーダイ。

しかし、信二は『あ、忘れました(汗)すいませんっ。』と白々しい嘘をつく。
『本当は持って来ているくせにぃ♪』 と詰め寄るコーダイ。
『本当に持って来てないっす(泣)』と信二。

え?マジでやぁ。。(泣)

このままでは全国400人のblog読者に嘘をつく事に。。
そんな事態だけは絶対に避けなければ行けない・・。
切り替えの早いコーダイは行きの『S・E・S(信二・エレナ・スタイル)』を諦め、帰りにどうにかする事に作戦変更した。

しかし、この信二の白々しい忘れ物が重要なポイントになるとは、この時誰にも分からない。。

鹿児島代表『垂水立志』戦後、みんなで買い物に繰り出すメンバー達。

途中、泡盛の専門店に立ち寄り店員の人からいろんな話しを聞く。 店員さんが『これは沖縄でも非常に価値の高い泡盛ですよ!』とチェンに説明してくれる。
すると説明もされてないのに横から、、『へー。そうなんだぁ。オレ結構、泡盛好きなんだよねー。』と標準語で答える“真顔”の健吾!!of健吾な健吾!

彼の口から標準語が飛び出し絶句する一同!!

なんで彼はこの場所で標準語を出すのか??

そんな事が起きたらいいのに、、、と空想するコーダイ(笑)

そして買い物は進み商店街でコーダイは“ある物”を発見☆

人知れず“ある物”を買い込むコーダイ。

買い物は終わりホテルに到着する一同。

ここでコーダイはその“ある物”の有効利用を
『沖縄・BAD・暴ーイズ』のパートナー・ヤスタカと念入りに計画を立てる。

『これだけじゃインパクトが弱い。』、『もう少し買い込みを続けよう!』という事で一致する『沖縄・BAD・暴ーイズ』。

その後、休憩もほどほどに再び買い物に出撃する疲れを知らない『エスタジ佐世保ーイズ』。

みんなで買い物に北谷(ちゃたん)へ。

ここでミヤが信二にサングラスのプレゼント☆

そのサングラスを信二がかけているがいまいちインパクトが弱い。

コーダイはある男へ、そのサングラスをかけさせて見る。

すると・・

奇跡は起きた!!

眩し過ぎるこの男!

似合わないピースにはにかみ笑顔!

さぁ! 皆さん!! ここで画像を開くんだ!

出でよ、、

※ 画像をどうぞ♪
※ 画像をどうぞ♪

※ 画像をどうぞ♪


ケーーーーーン ーーーーーーゴ、of 健吾!


どうですか皆さん?

この眩ばゆい光のオーラ☆
後光が射してます☆

ありがたや♪

僕達はお腹が痛くなりました(笑)(笑)

そしてこのサングラス顔が面白いのに、次のシーンで健吾を見ると、、、

彼は、、真剣に大道芸人の『火拭き』を見てました!
その姿も実に面白い♪

確実に面白い!

今までみんなに笑われてたのに、次に見ると、もう何事もなかったかのように『火拭き』を見ている!!

想像して下さい♪
面白いです(笑)

一同笑い疲れたトコで北谷の『美浜』を後にしてフリーマーケットへ。

いろんな古着や食べ物に目が行くメンバー達。

みんなとても楽しそうにショッピング♪

しかし、その時、他の商品に目もくれず、熱心に違う物を見ている大男が二人。
“威圧ブラザーズ” 改め “沖縄・BAD・暴ーイズ”のコーダイ&ヤスタカである!!

二人はある程度買い込み、みんなを見渡すと、目と目でアイコンタクト。
『準備OK?』、『オフコース♪』

用意は出来た!!

みんなの後ろ姿を見ながらコーダイはつぶやく。。

『今のうちにそうやってのんびり笑っていろ・・。明日は笑い殺してやる・・。ふっふっふ。ウフッ♪』


次号!! いよいよ矢が飛び乱れる! 必読☆→
See you next soon!

☆ソーマプライア感想☆

2006年09月29日 18時59分43秒 | Weblog
ソーマプライア戦マジで楽しかったです☆

日本のビーチを代表する選手のみなさんとじかに対戦する事が出来た、それだけでESTのレベルは1つも2もつも上がった事でしょう☆

ただそうはいってもソーマプライアの“頂”(いただき、頂上)に辿り着くには途方もない時間がかかりそうです。

自分達が通用するとこ、しないところ。

もう一つ上に行くにはどうすれば良いか?

どうすれば経緯や結果が変わるのか?

実社会も同じですが、常に考え、常に努力する。

これに尽きると思います。
ソーマの選手は僕たちとの練習試合が終わってすぐに、数人の輪が“自然”に出来て、ボールの運び方やディフェンスの修正点を各々話し合いしていました。
そんな“輪”があちこちに何箇所も見られます。

勝敗はともかく要するに意識を持つ事です。

自分達より格上の相手や負けた時等は僕たちも自主的に反省し、修正箇所の話し合いを行います。

しかし、大差で勝った時、格下の相手と対戦した時にはそういった話し合いは行われません。

ソーマは地方の格下の相手との練習試合で、危なげない勝利を収めたにも関わらず“話し合い”をしていました。


ソーマプライアのそういう場面での意識の持ち方に、感激させられると共に“王者”であるがゆえの強さを垣間見る事が出来ました。

本当に凄いと思ったし、日本を代表する以上、それだけの責任もあるのだな、と。。

これからは僕たちもソーマに見習って、“意識”を持ち練習や試合を大切にして行きたいと思いました☆

本当にソーマプライアの皆様ありがとうございました! チーム一同感謝しています!

特にいきなりの申込みにも関わらず試合を快諾して頂いた加登監督、第三ピリオドを迷わずに受けてくれた河原塚キャプテン。
重ねてお礼申し上げます。
ここからは僕の個人的な印象です。 本人様、ソーマファンの皆さん、怒らないで下さいね(笑)

強い体と恐るべきスピードでソーマを引っ張る“ビーチの野性児”河原塚選手。

決して大きくない体だがソーマの前線で攻撃の起点となる“ソーマMr.10”新垣選手。

パス、シュート、ディフェンス、全てにおいてミスがない“精密機械”吉井選手。

無尽蔵のスタミナで攻守にビーチを駆け回る“ダイナモ”上原選手。

パワー溢れるプレーでソーマ陣地で相手の侵入を許さない“守備職人”中村選手。

熱いハートでゴールを守る。“ソーマの闘将”GK小川選手。

そして、監督でもあり日本の守護神である“Mr.ビーチサッカー”加登選手。
もちろんソーマには他にもたくさんの素晴らしい選手がいます☆みなさんありがとうございました!

ビーチサッカーワールドCUPがもうすぐ開催されます!
エスタジ、EST、アミーゴの選手、関係者の皆さん!ソーマプライア、そして“我らが”日本代表を応援しましょう♪

『ソーマプライア』で検索するとHPを見れます。
今回の画像のソーマTシャツは『PRAISTA』で検索するとOKです。通販も可能みたいですよ☆
フットサルのTシャツも取り扱ってます。かなりカッコイイよ♪

そして加登監督のblog→

http://goalkeeper.ti-da.net/

河原塚キャプテンの“貴重なツチノコ”(笑)blog→

http://takecom.ti-da.net/

小川選手のblog→

http://kazu5243.ti-da.net/

上原選手blog→

http://beachsoccertomowaka.ti-da.net/

ブックマークして日本代表をチェックしましょう♪
励ましコメントもどんどん願います☆

☆『SOL MAR PRAIA 』戦☆

2006年09月28日 02時44分30秒 | Weblog
※先に『ソーマプライア登場』を読んでね♪


いよいよキックオフ!


開始よりエンジン全快で、公式戦並みに全力で攻め込んで来るソーマプライア。
ESTは最も安定した守備力を見せる、“威圧ブラザーズ”コーダイ、ヤスタカに加え、“沖縄魂”タケの三人でしっかりと守る。

ESTは“守る”と言うより“耐え”ながら反撃のチャンスが訪れるのを待つ。

しかし、あまりにも守備に人数を割く(さく)ためにピボの後藤が孤立状態となり、良いパターンで攻撃が出来ない。

反対にビーチを主戦場とするソーマプライアはオフェンス、ディフェンスの攻守の切り替えが素早く、どの局面でも数的優位を作り猛禽(もうきん:ワシとかタカみたいにクチバシのついた鳥類のことね♪鳥瀬は違うよ(笑))の如く『EST』ゴールに襲い掛かる。

守備に追われるESTディフェンス陣の消耗は激しく、次々に選手交代を余儀なくされる。

6分。失点なく耐えて来たESTだったが選手交代からマークが甘くなり、コーナーキックより失点を許す。
0‐1となり集中が切れたESTは更に3失点を許し、0‐4で第一ピリオド(前半)を終える。

第二ピリオド開始。

ソーマの攻撃力は恐いが、ゴールするしかないESTは従来の2: 2にシステムを代え得点を狙う。

このシステム変更が徐々に効果を見せ始めバランスが良くなって行く。

しかし、当然ボールの支配率、シュート数では依然としてソーマがESTを上回る。

数々のピンチ、決定的な場面が作られるがソーマのシュートの雨に対し一人の男が立ち塞がる。

『GK鳥瀬秀人』

170センチ、90キロのおおよそサッカー選手に見えない体格ながら、ビーチでは“妙”に貫禄がある(笑)3大会中、2回優勝、1回準優勝し、MVPも獲得した伝説の『織田無道GK』である(笑)

織田、じゃなかった、鳥瀬は3年振りにビーチに立つにも関わらず、とても3年のブランクがあるとは思えない軽快な動きで数々のファインセーブを見せる!

途中、体重を支えきれずに足がもつれたりしたが、ソーマプライア相手に『1失点のみ』という、ほぼ満点の動きを見せESTにリズムを手繰り(たぐり)寄せる。

『鳥瀬無道』の奮闘によりリズムが出て来たESTは徐々に攻撃の形が出来はじめる。

チェン、修平のアタッカー陣のポストプレーから、ヤスタカ、ケンゴ、中田等の三枚目の飛び出しで惜しいシュートを連発。

5分。“魂のウミンチュ”赤嶺武宏が渾身のミドルシュート!
決まったかに思われたが、クロスバーに阻まれゴールならず。。


7分には九州大会でMVP級の活躍をしたユーヤがフリーキックを貰いシュートを放つ。 これは“日本の守護神”加登監督も動けない程の素晴らしいシュート!
・・だったが、あと数センチ枠を捕らえられない。

10分。エース復活に期待のかかる山本直樹のボレーシュートはポストに直撃! 跳ね返りを押し込もうとするがソーマディフェンスに弾き返される。

集中し絶対に気を抜かないソーマプライア。一つの失点も許さない。
気迫溢れる王者の強さを見せる。

ここで第二ピリオド終了。
0‐5。

サッカーの都合上、いち早く会場入りしたいESTだったが、どうしてもこのまま引き下がれないESTは無理を承知で第三ピリオドをお願いする。

この無理を快諾してくれる“王者”ソーマプライア。(ホントにありがとうございました(泣))

いよいよ舞台は最終の第三ピリオドへ。

残り時間で『EST劇場』の開演なるか?

第三ピリオド開始。

攻撃メインのESTは守備を中田もしくはケンゴ一人に任せて果敢に攻め込む。
シュートの本数は徐々に増えて行く。

それでもソーマの壁は厚く、GK小川選手(日本代表)を中心に失点を許さない。

逆にESTは失点を増やし0‐7と敗北が決定的に。
しかし、“絶対に諦めない”ESTの選手達は攻撃の手を緩めない。

残り3分。惜しいシュートを数々放っていた“エース”後藤が鳥瀬のスローからゴール!

1点をもぎ取る!

続いて再び後藤のシュートをGKが弾いたところを“悪王子”修平が詰めてゴール!

連続ゴールで更に盛り上がるEST!

終了間際。

完全に流れを掴んだESTは、再び鳥瀬のスローから後藤が“ファンタスティック・ヘッド”!!

これが美しくネットを揺らし3点目をもぎ取る!

ESTの勢いが加速し始めるが、ここでタイムアップ。。

一方的なソーマプライアのペースでゲームは進んだが、終了間際に『EST劇場』で意地を見せた。

第一ピリオド:0‐4
第二ピリオド:0‐1
第三ピリオド:3‐2

TOTAL 3‐7

EST得点者:
後藤浩彰 2GOALS
宮崎修平 1GOAL

素晴らしい経験を貰い、九州大会の晴れ舞台に駆け付けるESTのメンバー達!
Nextブログ→ ソーマプライア戦感想☆

そしていよいよ『5本の矢』シリーズ開始!!

☆ソーマプライア登場☆

2006年09月28日 02時44分15秒 | Weblog
今回の沖縄の最大の楽しみ(?)、ビーチサッカー日本最強にして、最高のチーム『ソーマ プライア』と練習試合をして頂きました☆

エスタジ佐世保FCのほとんどの選手が参加しました。(ミヤ、セイチャンはクラブチーム選手権の為、先に会場に行ってくれてて、ソーマプライアを試合する機会がなかったので、とても申し訳ないです(泣)本当にゴメンね!そしてありがとう!)

九月初旬に行われた、ビーチサッカー九州大会で戦えなかった分だけ、みんな本当に楽しみにしていました。

前日は天気予報が雨だっただけに、当日の朝、空を見た時に晴れてたのでかなりテンション上がりましたよ☆
やはりビーチサッカーは晴れた空の下でやりたいんで♪

前日遅くまで起きてたにも関わらず朝はみんな揃って朝ごはんを食べました。 いつもはなかなか起きないのに、、。

ちなみに二日目はほとんどの選手が寝坊して朝ごはんは食べてません(笑)

みんなのソーマプライア戦に対する情熱が伝わって来ました!

エスタジが泊まる沖縄ホテルから北谷のアラハビーチまでタケの先導でクルマで40分。8時45分に出発し9時30分前にはアラハビーチに到着しました。


本当にソーマプライアのみなさんがいるのかな?と半信半疑でしたが(なんせ地方の弱いチームなんで(笑))、10時30分からのゲーム開始にも関わらず、加登監督をはじめ、吉井選手、小川選手、他数名のみなさんが準備されてました。

練習開前に集まり準備をする。まず、この意識の高さに感激しました!

10時になる頃には“ビーチの野性児”河原塚キャプテン、ソーマプライア『Mr.10』の新垣選手等が続々と集まり、興奮の度合いは高まります☆

ゲームの開始時間を決定して、コートを作り、両チーム共にウォーミングアップ。

ソーマプライアと並んで行うアップに若干緊張気味になりながら試合開始の時間は近付きます。

そしていよいよゲーム開始。
そして、そこには・・

なんと!!

『SOL MAR PRAIA』、栄光の1stセットの選手達が。。。

メンバー:
『SOL MAR PRAIA』
FP:河原塚 毅(日本代表・Captain)
FP:吉井 勝宏(日本代表)
FP:上原 朋也(日本代表)
FP:新垣 隆(日本代表)
GK:加登 永一(日本代表・選手兼監督)

という眩しすぎる選手の皆様が目の前に。。☆


それと一応→
『E.S.T』
メンバー:
FP:後藤 浩彰
FP:赤嶺 武宏
FP:中村 泰隆
FP:山下 コーダイ
GK:竹内 信二

ちなみに『E.S.T』というのは『Estaji Sasebo Trainin’』の略称です。
エスタジ佐世保はサッカーチームの名前、トレーニングとは文字通りでビーチサッカーを若手に経験を詰ませる場と考えての事でした。
更に補足すると『Estaji』とはイタリア語で“恍惚”や“魅せる”と訳されます。
劇場型サッカーを演出する僕たちには改めて、ピッタリの名前ですね(笑)

10時20分。

両チーム熱い握手を交わし、いよいよキックオフ!

☆中村夜洲☆沈☆

2006年09月27日 14時06分43秒 | Weblog
『夜☆洲沈』こと中村泰隆Captainが正式に株式会社ホーセイエステートに就職が決まりました☆

10月1日より仕事開始です。 これでまたサッカーを頑張ってくれることでしょう(笑)

引越しは明日から始まるみたいなんで時間に都合付く人は手伝ってあげて下さい♪

ちなみに僕は手伝いません(笑)


とりあえずおめでとう!!
でも本当に喜べるのは国家試験に受かってからね♪

☆佐賀代表『XEROX 』後半戦☆

2006年09月26日 14時59分56秒 | Weblog
※前半戦を先に読んでね♪

後半開始。 今村Out→山本In。

一進一退の攻防が続くが両チーム共にゴールが遠い。
5分。宮崎健一から精度の良いクロスが交代したばかりの、山本直樹に届く。
山本は素晴らしいトラップから、シュートを放とうとするが一歩届かずゴールならず。

8分。XEROX13番(かなり良い選手☆)が左足で豪快なシュート!
しかし、これはクロスバーに助けられゴールには至らない。

15分。エスタジはフリーキックのチャンス。蹴るのはキャプテン“スナイパー”ヤスタカ。30メートルのキックはコーダイの頭へ。
態勢の悪いコーダイはシュートを諦め、後ろで待つエスタジの“悪王子”修平へスルー(マジで。笑)

修平は落ち着いてワントラップすると迷わず右足でシュート!

豪快に突き刺さり、修平の今大会3点目は重要な勝ち越しゴールとなる!!

エスタジ得意の逆転劇♪

2‐1☆

逆転ゴール後、エスタジの攻撃力は威力を増し、タケ、宮崎を中心に攻め続ける。
XEROXはカウンターを主体に攻め込むが、今大会エスタジ・ディフェンスの中心となってる“クラッシャー”中田がXEROXの侵入をほぼ完璧に防ぐ!

もう一人のディフェンス職人、杉町健吾はカバーリング、前線へのフィードで攻守に大活躍。エスタジ守備陣を統率した。

それでも何本か危険なシュートを放たれるが“最後の砦”竹内信二が、ファインセーブを見せゴールを許さない。

後半25分。XEROX選手が宮崎健一の顔を蹴りイエローカード。
顔面を押さえ倒れ込むミヤ。 絶好調男の負傷に心配し、駆け寄る選手達、そしてコーチの鳥瀬秀人。

コーチ鳥瀬は何を思ったか、ミヤの頭にいきなり水をかける。
大量の水がミヤの頭部から耳に流し込む。

その瞬間、ミヤが、

『ウワッ!?』と悲鳴を上げたかと思うと

『ねっ、寝耳に水・・』

とこの場に不似合いな“ことわざ”を放ち、選手はもちろん審判までの笑いを誘う(笑)

リラックスしゲーム終了まで仕切り直す、エスタジイレブン。

残り3分。このまま終了かと思われたがXEROXの後方からのロングボールはGK信二の前にぽとりと落ちる。
慌てて飛び出す信二だったがXEROXフォワードが先に触り、シュート!
セイチャンも懸命に戻るがクリアー出来ず、まさかまさかの同点弾。

慌てる選手達。。

それもそのはず。勝利もしくは敗退すると言うのは試合が『時間内』に終わると前提しての話し。

引き分け になると同時に延長20分を無条件に戦わなければならなくなる。

『20分』。この時間は間違いなく飛行機に遅れる大きな、大きな時間。

この“引き分け、延長”が1番恐るべき事態だった。

恐るべき事態。

勝ち負けの判断というより、想定外のアクシデントに戸惑う選手達。

コーダイとミヤの一瞬のアイコンタクトのうちにプランが決まる。

『こうなったら。。』

このアイコンタクトはチーム全員が“了解”したはずだったが、、。


残り時間はロスタイム、あっても1分少々。

ボールを自陣に下げるエスタジ。ゴール付近に急いで戻す!
ボールは追い掛けて来たXEROX選手に渡る。

ドリブルを開始するXEROX選手。後はシュートが決まれば。。。

しかし!このノープレッシャーが暗黙の了解の中、ただ一人、相手に猛烈にプレッシャーをかける男がいた。

彼の名は“クラッシャー”中田。

いや、ここでは“プレッシャー”中田と呼ぼう。

プレッシャーは激しく相手に当たりクラッシュディフェンスを連発!

泥棒の侵入を絶対に許さない、21世紀の大発明『ウルトラ警備ロボット』のように制御不能な中田博文。
慌てるエスタジの選手達。
必死で応援するXEROXの選手達。

こうなったらXEROXの選手を心の中で応援するエスタジの面々。

頑張れXEROX!

中田は強いが頑張れXEROX!

プレッシャー中田のディフェンスはラインを割り相手スローインとなる。

ここぞとばかりにコーダイは『全員動くな!』を指令。

やっと制御可能になったヒークン(中田)♪

XEROXはノープレッシャーからスローイン。

誰も近寄らない。

ペナルティーエリアに入ったXEROX選手は迷わずシュート!

正面近いシュートだったが、ボールは信二の横を擦り抜ける!

『ウワッ!早いし!』とリアクションKING信二は叫ぶ!
そしてこれが劇的なゴールとなる!

この歓喜のゴールに喜び沸くXEROX! そしてエスタジのメンバー達!

2‐3☆

残り0分。
エスタジのキックオフ。

しかし、まだ諦めない選手が一人。

“闘将”コーダイ。

『ボールばやれ!ボールばオイにやれ!』と何度となく叫ぶコーダイ。

訳が分からないままボールをコーダイに渡す修平。

会場全員がロングシュートを予感。

しかし、、

コーダイはボールを抑えると、右足と左足でボールを挟み、いきなりヒールリフトで空中高くボールを上げる。

呆気に取られる会場、エスタジ、XEROXの選手達。。

負けてるチームがロスタイムで失点し逆転され、キックオフと共にいきなりのヒールリフト。

多分史上初の珍事。
まさに前代未聞。

そしてボールの落下と共に試合終了のホイッスルが高らかに鳴り響く。。

残り3分の『エスタジ劇場』はこうして劇的な敗北で幕を閉じる。。

慌てて会場を後にするエスタジ佐世保。

こうしてエスタジの九州挑戦が終わった。。☆


頑張れ!XEROX!目指せ優勝!

大分は強すぎだぞ☆


※Nextブログは遂に『SOL MAR PRAIA』戦に!

☆佐賀代表『XEROX 』前半戦☆

2006年09月26日 14時11分36秒 | Weblog
『XEROX』戦メンバー:


GK:竹内信二

DF:宮崎清二
山下コーダイ
中田博文
杉町健吾

MF:中村泰隆
赤嶺武宏
後藤浩彰
宮崎健一

FW:今村雄一
宮崎修平

SUB:山本直樹

田中勇弥(肉離れのため出場不可)
コーチ:鳥瀬秀人

負傷者続出のエスタジはユーヤが出場不可、チェン、修平もケガを推しての出場と、主力3人がケガ。

控えに一人しかいない厳しい状況のままキックオフ。

前半開始。

苦しい状況のはずが、迷いの無くなった選手達。
キックオフからエスタジのパスが沖縄総合運動公園の芝生を滑らかに走る。

完全にボールを支配し、次々にシュートを放つエスタジ佐世保。

中でも沖縄出身『赤嶺武宏』は“水を得たアグー!”じゃなかった、“水を得た魚”(タケのご家族、ファンの皆様申し訳ありません(泣))の様にドリブル、パス、シュートと高いレベルでプレーを続ける。

5分。ゴッチンのポストプレーからタケの迫力あるロングシュート!惜しくもクロスバーを越える。

10分。タケが奪ったボールから修平にパスが渡り、修平の豪快なシュート!
しかし、相手GKに阻まれる。

XEROXはロングボールからセンターの13番、左サイド11番にボールを集め個人技でエスタジゴールに攻め込む。

エスタジ佐世保の右サイドバックは今シーズン初の先発メンバーに名を連ねた『宮崎清二(セイチャン)』。

セイチャンは一対一、ロングボールの処理を完璧にこなし、ディフェンスの安定感を上げる。

セイチャンサイドを抜かれても、コーダイ&健吾の“フライング・バッファロー・ブラザーズ”が見事なカバーを見せ、ゴールを許さない。

しかし、、15分。XEROXのサイドからのクロス。一度はクリアーしたがこぼれ玉が再びXEROXの選手の前に落ちシュート!
名手シンジも触れる事が出来ずに先制点を許す。

0‐1。

思いがけない先制の失点だったが、エスタジ劇場(逆転勝ち)を得意とする選手達に焦りはない。

その後もエスタジはケガのチェン、修平が痛々しい姿ながらも前線で体を張って、攻撃の起点となる。

シュートは放つものの相手GKのファインセーブに阻まれどうしてもゴール出来ない。

25分。この日右サイドMFに入った宮崎健一が“スローリー”ながらも持ち味である、ドリブル、パスを駆使し、XEROXディフェンスを混乱に陥れる。

中盤でボールを持ったミヤは中央に切れ込むと、両センターバックの間を通す、『針穴キラーパス』を見せる!(パスはもちろんスローリー♪)

パスを受けるのが長い距離を走って来た“ファンタスティック・ストライカー”後藤!
ワンタッチで相手GKを交わして無人のゴールに流し込む!

エースのゴールで試合は振り出しに戻る。

1‐1☆

その後はお互いに攻め手を欠きゴールする事が出来ない。

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☆揺るぎない意志☆

2006年09月26日 11時50分40秒 | Weblog
苦しみながらも延長の末『垂水立志』に勝利したエスタジ佐世保。

準決勝の相手は佐賀代表『VIVA XEROX』。
若いチームだが、代表に4‐1で勝利している勢いは侮れない。

なんとしても勝利し、決勝に駒を進めたいエスタジだったが、彼らには大きな問題があった。

それは、、、


決勝に進出した場合、キックオフの時間は3時。

しかし、帰りの飛行機の時間は1時15分!!

どうしても飛行機に乗るのは不可能(泣)

その日は連休の最終日なので、最終便まで空席が全くない状態。
(長崎県サッカー協会から大会詳細の報告がお盆過ぎに来たために、どこの旅行会社に連絡してもチケットの確保が出来なかった。(泣))

金銭的な問題はもちろん、家族や会社もあるので月曜日まで宿泊出来る選手はほとんどいない。。

しかし、時間があるのに帰る前に試合放棄をする事も出来ない。

『わざと負けて』帰るか?
『勝って』事情を説明して、帰るか?

勝った場合は九州大会決勝を不戦勝で終わる、と言う前代未聞の出来事のために、エスタジ佐世保に何らかのペナルティーを科せられるのは必至。。

しかし、負けを意識してサッカーの試合に挑むと言う事など、サッカーを“愛してやまない集団”エスタジ佐世保に出来るはずがない。
事情はどうあれ愛するサッカーを裏切る行為等、絶対にしたくない。。

いや、出来ない。。

最後まで戦いたい『理想』と、チケット問題という『現実』の狭間で揺れ続けるエスタジのメンバー達。

選手が集まりこの問題について協議が開かれる。

いろいろな案が出されるが、みんなの答えはすぐにまとまった。

何があろうと『負け』を受け入れて試合に臨むことは出来ない。
とにかく『全力を尽くして勝利に向かおう!』という事だった!

力を出し切り負けるのはしょうがない。 ただ力を出し切る前に諦める事はしない。応援に駆け付けてくれたタケのご家族、身内の方、ゴッチンの彼女、セイチャンの家族や友人の為にも恥ずかしい姿は見せられない!

戦う前に諦めるぐらいなら、勝ってペナルティーを甘んじて受け入れよう!

それが『エスタジ佐世保』というチーム。

誰一人異論を唱える選手等いなかった。

全員のコンセンサス(一致)が決まり、ますます盛り上がる選手達。


勝っても負けても後悔はない!!

一致団結し、準決勝がいよいよ始まる。 。

☆鹿児島代表『垂水立志』戦☆

2006年09月25日 11時59分42秒 | Weblog
素晴らしい夜を過ごしたエスタジ佐世保のメンバー達。 (詳細は後ほど詳しく書きます☆)

沖縄を満喫しつつも、朝からしっかり起きて、日本最強ビーチ・サッカーチーム『SOL MAR PRIA』と試合をさせて頂き、興奮と勇気を与えて貰い、いざ九州大会の会場である沖縄県総合運動公園へ!(ソーマプライア戦も後ほど詳しく書きます☆)

会場は沖縄の県立総合運動公園。 芝生グランドが二面並んでいて、芝の状態はそれほど良くもないが会場の雰囲気は抜群で選手のテンションは徐々に盛り上がって行く。

初めての土地で、初めての相手との戦いは常に厳しい状況になるが、今回は沖縄出身でエスタジの中盤を支えるタケのご家族や身内の皆様のサポートを受け、ホーム同様の条件で戦えることに。 (本当に頼もしく、素晴らしいサポートをして頂きました。選手一同心より感謝します!ありがとうございました!)

そして、ビーチの疲労と興奮が覚めやらぬ中、エスタジの3度目の九州挑戦が遂にキックオフ!

ゲーム序盤。相手の出方を見る為に静かな立ち上がりを見せたエスタジに対し、若さとスピードを全面に押し出し、どんどん仕掛けてくる『垂水立志』。

開始5分。 垂水のコーナーキック。 蹴るのはレフティ15番の選手。早く曲がって落ちるボールは垂水22番の頭にぴしゃりと合わせられ豪快な先制点を許す。
0‐1。

いきなりのビハインドとなったが、逆転勝ちを得意のパターンとするエスタジ佐世保は全く慌てない。

そして、その2分後。

エスタジの“皇帝”田中勇弥が自陣ゴール前から得意のフリーキック。

ロングボールは一直線にゴール前に。
ここに走り込んだのは若き天才、“悪王子”宮崎修平。

左足のシュートはサイドネットに突き刺さり、あっという間の同点ゴールとなる。

1‐1☆

エスタジはベテラン、若手のホットラインで同点とする。

同点となり、流れはエスタジに傾くと思われたが、垂水のロングボール、サイドアタックに苦しめられ、数々のピンチを迎える。

しかし、ここはエスタジのマスコット兼“守護神”の竹内信二が幾度となく、ファインセーブを連発。

ハイボールには“闘将”コーダイがしっかり対応し、垂水にゴールを許さない。
反対にエスタジは押し込まれながらも、得意のカウンターを狙いながら静かにチャンスを待つ。

“将軍”今村雄一(チェン)、“エース”後藤の二人で少ないタッチ数でゴールに近寄るが得点には至らない。

終了間際にチェンのフットサル技術の足裏を使った、トリッキーなパスから後藤が抜け出すがゴールならず。

前半終了。

1‐1。

後半に入るも垂水の攻撃優位、エスタジ守勢の状況は変わらない。

何度となく訪れるピンチ。
いつゴールを許してもおかしくないシーンばかりだったが、エスタジ守備陣の集中は途切れる事がない。
両サイドバックの杉町健吾、中田博文が時間の経過と共に調子を上げ、それに伴い守備の安定感も増して行く。
中田は高さ、一対一で無敵の強さを誇り、健吾はクロス精度と強さで存在を示す。
中盤ではキャプテンの中村泰隆、“ウミンチュ防波堤”の赤嶺武宏が体を張って垂水の攻撃を許さない。
ディフェンスの活躍により激しい中盤の奪い合いは徐々にエスタジがボールを制し始める。

残り3分。垂水のシュートが枠を捕える。GK信二が弾くがボールは再び垂水へ。頭で押し込まれたボールはゴールと思われたが“クラッシャー”中田がオーバーヘッド・クリアー!
しかし味方に当たりボールは3度垂水へ。
垂水は迷わずシュート!

万事休すと思われた瞬間、またもやこの男、竹内信二が奇跡のセーブ!

両チーム共にどうしても得点が出来ずにタイムアップ。
大会は計20分の延長戦に突入。

ビーチサッカーを午前中にこなしているだけに、体力的にかなり不利な状況に陥るエスタジ佐世保。

延長戦開始。今村Out→山本In。
暑さと疲れがピークに達して来ているはずのエスタジだったが、逆にボールを支配し始め、シュートの場面が増える。
中でも中盤で闘争心を剥き出しに、相手を追い掛け続け、ボールを奪い続けるタケの姿は“沖縄のガットゥーゾ”にふさわしい素晴らしい活躍。

攻撃では山本の運動量とスペースへの動きでチャンスが増えて行く。

延長前半4分。シュートが相手に当たり、エスタジはコーナーキックのチャンス。
キッカーは“スローリー・テクニシャン”宮崎健一。

ドリブルも遅いが蹴ったボールも遅いミヤのコーナーキック。
スピードはないが絶妙にコントールされたボールに後藤が走り込む。

“エース”後藤は驚異の跳躍力で頭一つ相手ディフェンスを抜き、鮮やかなヘディングシュート!

このボールが垂水DFの横を擦り抜け、遂にネットを揺らす!
エスタジ得意の逆転ゴール!
本日2度目の“歓喜の輪”がエスタジによって作られる。

2‐1☆

延長前半終了。

延長後半が始まるが勢いは完全にエスタジへ。

後半5分。ハーフウェイライン近くのフリーキックに蹴るのは“スナイパー”中村泰隆。

高く上がったボールは“悪王子”宮崎修平へ。
コントールされたヘディングはクロスバーに当たるがボールはラインを越えゴールの判定!

駄目押しのゴールは修平から生まれ、勝負を決定づける3点目!

3‐1☆

残り15分の『エスタジ劇場』はセットプレーからの技ありのヘディング2発で勝利を引き寄せる。

最後の意地で猛攻をかける『垂水立志』だったが、エスタジ佐世保は残り時間もしっかりと守り切り、タイムアップの笛。

エスタジ佐世保3度目の挑戦で、遂に九州ベスト4入りを果たす!!

翌日の佐賀代表との戦いに挑む。