次に向かったのは、シベリウス公園 Sibeliuksen Puisto。
作曲家ジャン・シベリウスを記念して作られた公園です。
シベリウスといえば、交響詩「フィンランディア」が有名!
この曲が作られたのは、当時のロシア皇帝ニコライ2世によりフィンランドは自治権を取り上げられ、民衆はロシア軍の傍若無人な圧力に日々苦しんでいた時代。
そんなフィンランディアの人々にとって、この交響詩は、ロシアの圧政や検閲に対する抵抗、抗議運動のシンボルにもなり、フィンランディア国民の独立心が鼓舞されたのだそう。誇りの象徴なんですね。
奥にある彫刻は、女性彫刻家エイラ・ヒルトゥネンが作った記念碑で、ステンレスパイプを組み合わせたもの。パイプオルガンみたい。