一年前。

少し過ぎましたが、９月２１日はジョニーがお腹にいてる事がわかった記念日でした。

実は去年、その時の事や、妊娠中のイライラなんかをずっと書いていたのですが、
何だかみんなに読まれるのもな・・・って事で、投稿はせず保存状態でした。
一年たって読み返してみたのですが、こんな時もあったんだよねって、思えるのでそのままの文章で投稿する事にしました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

生理が１０日ほど遅れていたんだけど、もうすぐ三連休。
思いっきり楽しんでから病院に行くつもりだったんだけど、友達から「早く行って予約取らないと出産したい病院で出産できないよ！」と言われ、判定薬を買う。

結果は陽性。
あまり驚きはなかった。

自分の中で確信みたいなものがあり、この１０日間の間にも海に行く機会があったんだけど、私は海に入らなかった。

翌日病院へ行く事に。
「妊娠ですね～、５週目ですね。では次は２週間後に来て下さい」と、何ともシンプルな診察だった。
よくテレビなんかで見る、「おめでとうございます。」ってのはなかった。
色んな人がいるから「おめでとう」とは言わないとは聞いていたけど、本当にそうだった。

旦那のお義母さん、亡くなったお義父さんにと花を買いに行く。

そして電話すると偶然妹ちゃん達も一緒にいるとの事。

前日オランダ屋でケーキ３割引と書いていたのを思い出し、ロールケーキを買った。

皆から「おめでとう」と言われ、何だか照れくさかった。

病院からは妊娠しているとだけ言われ、何をどうしていいかわからない状態だった。
病院って何も教えてくれないんだ～と皆で話してるとお義母さんが、「そうやで、何でも自分で考えて自分でしやなあかん。」と言った。
私はそうなんや、あんまり人に色々聞くもんじゃないんだ・・・と思った。

初めてのたまごクラブを買い、今自分がどういう状態なのかやっとわかる。
次の診察は２週間後。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

と、まあこんな文章でした。
いかにもメモって感じで淡々としてますよね。
もちろん喜びもあったのですが、初めての事で不安だらけで、何をどうして、どんな風に毎日を過ごしていいかわからない状態でした。
そんな時のお義母さんの言葉が、グッさり胸に突き刺さったのでした・・・。

そうそう、「今日判定薬使ってみるね～ん。」なんて話をしながら、ひまわりママと、オランダ屋でランチしてたんだよね～。
その時のオランダ屋でのランチは、→コチラ。


その時のエコー写真。
わずか数ミリのジョニーに初めて会った瞬間でした。
診察室から出てきてもニヤニヤニヤ・・・我慢しても顔がにやけたんだよね。

あれから一年。
無事にジョニーも生まれて、やっとこの時の事やイライラが笑い話に・・・なる？
実はまだまだ未投稿があるので、また載せようかな・・・。
でも文句ばっかりなんだよね・・・。

一年たって、お腹が大きかった自分、お腹でジョニーがウニョウニョ動いてた事が、遠い昔の事のように思えるし、夢だった気さえします。

たまにこうやって振り返るのも初心に戻る感じでいいかもしれません。

３９ｗ２ｄ。

マタニティの最後の記録として、出産の日の事を書いておきます。

午前４：００
お腹がドンという感触で目が覚める。
雷が鳴っていた。何だか予感？みたいな感じがしてトイレに行く。
少量だが水っぽい出血。おしるし？破水？少しお腹が痛い感じもする。
お腹の張りを時計を見ながらはかってみる。４分間隔？
旦那を起こし、病院に電話を入れる。

４：１６
病院に行く当日に入れようと思っていた洗顔などの荷物を詰めたり、着替えをしようと立ち上がった瞬間、破水。
普通なら、おしるし→陣痛→破水の順番。
破水さえしていなければ、シャワーを浴びてから病院に行く人も多い。
先に破水してしまうと、そこから感染の危険があるのでシャワーも浴びてはいけないし、すぐに病院に行かなければいけない。
とりあえず、ゆっくり準備をする。その間に旦那がシャワーを浴びる。

４：４５
家を出る。
家から病院までは平日の午前中だと３０～４０分。
けど今は早朝なので車も少ない。

とりあえずコンビニに寄る。これから出産まで何時間かかるかわからないので、朝食やポカリを買いたかった。
この話を出産後に話すと、みんなビックリする。私も今から思えばどうかしていたと思う。
お腹の張りはあるけど痛みがなかったので、パンを選びに私も車から降りて店に入ろうと思っていた。
車から降りた瞬間、ドバーっと破水。
「アカン！バスタオル～」と叫んでしまった。
破水している場合、車の中でも横になって病院に行かないといけないという事を、出産後に思い出す・・・。

５：１５
病院に到着。

５：３０
分娩室の隣にある陣痛室へ。
旦那は病室へ案内され、荷物を置く。
お腹の張りや子宮収縮と胎児の心拍数の連動性などがわかるＮＳＴをお腹につける。
この時点で子宮口は０，５センチ・・・。
１０センチ開かないと産まれないどころか、陣痛室から分娩室に移動する事もない。先の見えない不安で一杯だった。
破水しているので、感染がないかの採血と抗生剤の点滴。

６：００
お母さんに電話する。
今の状況を説明すると、「じゃあ、産まれるの夕方ぐらいやろうからゆっくり行くわ」と言われる。
私は破水したら結構早く産まれると思ってたので「もっと早く来て欲しい」と答えた。今から思えばお母さんが正解だったね。

鞄からメモ帳とペンを出してもらい、時間とその時の状態をメモし始める。
このブログもそのメモ通りに書いています。

８：００
朝食が出た。
コンビニに寄った意味なし？
まだまだ痛みがなかった私は、朝食を完食。

９：０７
陣痛の間隔が５～６分。
破水している事もあり、自然に陣痛の時間が短くなるのを待つ事ができないので促進剤が使われる事になり、書類にサインをする。

私より１時間ぐらい後に病院に来た、経産婦さん。
すごい悲鳴をあげながら分娩室に入ってすぐに赤ちゃんの鳴き声。
感動だった。
でも自分もあんな風になるのか・・・と恐怖で一杯になる。

９：２７
促進剤の点滴がはじまる。
点滴がはじまる頃にはメモを取る力がなかったのか、余裕がなかったのか、ここからは旦那が書いてくれていた。後でみてビックリだった。

１０：０８
点滴をしながらトイレに立つ。
まだ陣痛は５分間隔だけど、立ち上がると破水とともに痛みがあり、ゆっくりしか歩けない。
お母さんが来てくれる。

１２：１０
痛みの強さと、一体いつ産まれるんだという先の見えない恐怖と不安から、「泣いてもいい？」発言。
昼食が出たけど、痛みで食べられない。

１２：５０
泣く。
今から思えばこの時はまだ余裕があったから泣き言も言えたんだなと思う。

１４：１５
初産は子宮口がなかなか開かないので時間がかかる。
３センチまで、そして５センチというのが越えないといけない壁らしい。
この時点でやっと子宮口４センチ。
３センチという壁を越えた感があった。
旦那のメモにも、「４センチまできた」と書かれている。

１５：３０
大量の嘔吐。
子宮口５～６センチ。
この時ぐらいから、陣痛の波が去るたびに嘔吐する。
口をさっぱりさせるのにお茶を一口飲むと、次の陣痛でその一口のお茶を吐く・・・という感じ。
陣痛の痛み＋嘔吐は、かなりのしんどさだった。

旦那とお母さんが交代で腰と尾てい骨を押してくれる。
押してもらわないと、痛みで死んでしまうかもと思うぐらい痛い。
腰とお尻が割れそうだった。

先生の内診。
陣痛の間隔が短くなってきてるので自然でもいけるかも。促進剤をとめる事になる。

１８：００
朝５時から助産師さんも交代があるので４人ぐらい代わった。
ここへ来て、私にとってとても相性がいいというか何と言うか、合う人だった。
「後で絶対に効いてくるから、少しでも米を食べて」と言われた。
そう言われると、わらをもつかむ思いでおにぎりを１個食べる。

１８：０５
促進剤を止めた途端、陣痛も去っていった。
再び促進剤の点滴が始まる。
またイチからか・・・。
この頃からメモの字がお母さんになっていた。

１８：３０
ずっと寝たきりだったのでトイレに立ってみる。
激しい陣痛。
でもこの痛みのたびに子宮口が開いてくるらしい。

１８：５０
子宮口７センチ。
「いつ産まれるんですか・・・」という答えなどないような質問に、「最初の目標は２１時くらいかな。」と答えてくれる助産師さん。
今まで先がみえなかったのが、目標ができて力が湧いてきた。

痛みがくるたびに、全身に力が入り息を止めてしまう。でもこれだと赤ちゃんに酸素が行かなくなるので、息を止めてはいけない。
鼻から吸って口から吐く・・・のヨガのような呼吸法。
目をつぶってしまうと力が入るので目を開けて呼吸をするようにずっと言われてたけど、なかなか出来ない。だって痛いんだもん。
でもこの助産師さんは、「お母さん目を開けて呼吸してー。産まれた赤ちゃんを最初に見てあげなきゃ！」と声をかけてくれる。
そう言われるとパッと目が開く。私が単純なのか・・・。

２０：４０
子宮口全開。
この助産師さんになってから進むのが早い。
今までの何時間は何だったんだと言うくらい。
痛みも強くなってきているのに、不思議と楽だった。
「さっきのおにぎりが効いてますよ！」と言われた。
ホントほめ上手！

２１：３０
分娩室に。
少し遅れて立会いの旦那も分娩室に。

旦那の顔を見るのは久しぶりな気がした。
陣痛室でずっと私の腰を押してくれていたお母さんと旦那に「私の前に来ないで」と言った私。
２人の心配そうな顔を見ると泣きそうになるから。
だからずっと私の背中側にいた２人。途中から誰が腰を押してくれてるのかわからないぐらいだった・・。

２１：５０
先生が分娩室に。

「ジョキっ」と会陰切開。
「次か次の次の陣痛で赤ちゃん産まれますよ～」と助産師さんがいう。
はぁ～いよいよだ～と思いながらも陣痛が来ない。
横に寝ているといい陣痛が来るんだけど、仰向けになると陣痛が遠のく私。こういう人って結構いるらしい。
次の陣痛が来るまで笑いながら話ができるくらい余裕があった。

２１：５４
「来たみたいです！」と私。
「ちょっと低い産声。やっぱ男の子の声か？」とお母さんが書いたメモに書いてある。
ジョニー誕生。
陣痛の痛みに比べて、産まれる時の痛みなんて全くと言っていいくらいなかった。

へその緒を切ったジョニーが私の前に。
旦那と私、ジョニーとで最初の記念撮影。
こんな大きな赤ちゃんがお腹にいたのかとビックリする。
産まれた喜びより、やっと終わったと言う安心と達成感の方が大きかった。

２２：２５
私が分娩室で処置をしている時、お母さんと旦那は控え室に。
そこにジョニーがやってきたとメモに書かれている。
私の知らない時間だ。
２人とも抱っこしたらしい。
どんな気持ちだったのかな。そういえば聞いてないな。

２３：００
処置が終わり、控え室に。
２時間休むように言われる。

２３：３５
ジョニー登場。
お乳を吸わせてみる。
しばらく私の腕枕。このまま動かさないように言われたので、私はジョニーの顔があまり見れなかった。

分娩時間は１６時間半。
ジョニーの体重は３１６０グラム。身長４９センチ。
「３１６０？」耳を疑う。
小さめだと言われ続けたジョニー。
どこが小さいねん！
そりゃ、体重も増えるしお腹も大きいわけだ。
入院中、ジョニーよりも先に産まれた赤ちゃん、後に産まれた赤ちゃんを１０人くらいみたけれど、ジョニーよりも体重の重い赤ちゃんはいなかった。
みんな２０００グラム代だった・・・。

日付が変わって
やっと病室へ。お母さんと旦那は帰宅。
２人がいなかったら耐えられなかった。ホントありがとう。

１人になっても寝付けなかった。
動かないお腹。お腹の中にはもうジョニーはいない。何だか不思議な感じだった。

こんな時期に・・・。(涙)

３９ｗ1ｄ。

こんな時期になって急に歯？歯茎？が痛い・・・。
熱いのがしみるんです。

昨日の健診で歯医者に行っていいか聞いて、今日歯医者に行ってきました。

神経が炎症をおこしていました。

先生に「こんな時期に何で痛むんやろね～、かわいそうに、かわいそうに・・・」と言われました。
ホント何でこんな時期に・・・。

でもほっておいたら普通にしててもズキズキ痛くなってた可能性もあったらしいから、今日診てもらってよかった。

お腹に影響のない麻酔をかけてもらって、治療してもらいました。

明日もう一度行くのですが、２，３ヶ月治療しなくてもいいように処置してくれるそうで、続きは産後しばらくしてからになります。

ジョニーがまだ産まれないのは、ちゃんと歯を治療する時間を作ってくれたのかなと思います。

みなさん、歯の治療はお早めに・・・。

３９ｗ０ｄ。

予定日まで一週間になりました。

まさかこの日まで産まれてないとは思っていなかったので、ソワソワする日が長い間続いています。

今日は健診でした。
ジョニーの推定体重は２８００グラム。
もういいぞ～。

何の問題もなく順調。産まれる兆しはまだないようです。

健診の結果を旦那にメール。
すると仕事で近くにいるからお昼一緒に食べようと返事が。
風月でお好み焼きを食べました。

「もう少しお腹の中にいてるから、２人の時間を楽しんで～。産まれたら大変だから～」と言ってるかどうかはわかりませんが、こんな時間をジョニーが作ってくれてると思うとしよう。
焦らない焦らない。

３８ｗ２ｄ。

前回の健診時に「早く産まれるかもしれません」と聞いてから、「次の健診までに産まれちゃう？」と思ってたのですが、何事もなくＧＷが過ぎて今日の健診をむかえました。

気づけば予定日まであと１２日。

健診の結果、ジョニーの推定体重は２７００グラム。
先週から１００グラム増。でも私の体重は変わりなし。
先生にも「体重管理頑張りましたね～。」と言われ、ご機嫌です。

でも体重管理も大変だし、妊娠線もビョンビョン出てきてるので、ジョニーもう出てきてもいいぞ～。

前回とは一転して、「しっかり歩いてお産を促しましょう。」と言われました。
どうやら、産まれてくる気配がないようです。

ＧＷに産まれると大変な事になっていたので、「まだダメだよ～。」と言い聞かせてたからかな。

この感じだと、予定日ぐらいか過ぎそう？
あせらず陣痛を待ちます。