菓子製造業をスタートさせて約半年がいつの間にか過ぎていました。
あっと言う間の半年。半年の間に何があったかほとんど記憶がない。朝起きたら夜になってて寝たら朝、それでいつの間にか時間が過ぎてたようなバタバタした毎日でした。
スタートする前は、田舎だし、ブラウニーとかベーグルとかシナモンロールというものを知らないお年寄り世代がほとんどで、全然売れないんじゃないか、と不安に思っていたのが、ありがたいことによく売れています。本当にとてもとてもありがたい。
オーブンは家庭用のではなく業務用のを使っているのですが、それでもパン屋さんやお菓子屋さんのタンスみたいなオーブンよりは小さい。
今使っているものも個人の趣味としてやっているには充分過ぎる程十分なものだと思っているのだけれど、現実的な話をすると、こういうのは1日に100個200個300個という単位で売れないと儲けが出ない。
でも今のオーブンじゃ焼ける数に限りがある。1枚100円でクッキーを売ったとして、その純利益って何十円かだもんなぁ。
好きだから、趣味だから、とりあえずやってみよう!って感じで始めたものの、しっかり儲けを出さないと、じゃぁ材料費や電気代や水道代などなどはどうやって払ってくのか?って問題に直面する。
「Time is money.」時間ばかりかかってもそれに見合うだけの対価を得られなければ継続していくことができない。損をしていることはないけれど、忙しくてどんどん無理をして体調を崩しているというのでは話にならないんだよなぁ。
自分はホントにあまちゃん(いろんな意味で。甘党でもあるし、アマチュアでもあるし…)なんだなぁと呆れつつ、でもこの半年の間に沢山学んだところもあるなぁと思っています。
さぁ、1年も終わるし、次のステップへどうやって進んでいくか、答えを出さなくてはね。