国連、ミャンマーの状況は「民族浄化の典型例」 避難民は31万超に
9/11(月) 17:40配信
AFP=時事】(更新)武力衝突が続くミャンマーからイスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)約30万人が隣国バングラデシュへ避難している問題で、国連(UN)は11日、ロヒンギャに対するミャンマー当局の「組織的な攻撃」を非難し、「民族浄化」が進行しているように思われるとして警鐘を鳴らした。
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ゼイド・ラアド・アル・フセイン(Zeid Ra'ad Al Hussein)国連人権高等弁務官は「(国連)人権理事会調査団の派遣をミャンマーが拒否しているために完全な状況把握はできていないが、現状は民族浄化の典型例のように見える」と述べた。
一方、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のジョゼフ・トリプラ(Joseph Tripura)報道官は、ロヒンギャの武装集団がミャンマーの治安部隊を攻撃した先月25日以降、ミャンマー西部ラカイン(Rakhine)州からバングラデシュへと避難したロヒンギャの数は31万3000人に達したと明らかにした。
同報道官はAFPに対し、「8月25日以降、推計31万3000人のロヒンギャがバングラデシュに入国した」と語った。
ミャンマーでは、ロヒンギャの武装集団の攻撃を受けて治安部隊が大規模な反撃を加え、多数のロヒンギャが国境を越えてバングラデシュへ避難する事態となっている。【翻訳編集】 AFPBB News
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170911-00000039-jij_afp-int
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バングラデシュ外相、ミャンマーで「大量虐殺」との見方
2017年9月11日 6:04 発信地:ダッカ/バングラデシュ
【9月11日 AFP】武力衝突が続くミャンマーからイスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)が隣国バングラデシュに一斉に避難し、その数が30万人近くに上っている問題で、バングラデシュ外相は10日、ミャンマー西部ラカイン(Rakhine)州でジェノサイド(大量虐殺)が行われているという見方を示した。
アブル・ハサン・マハムード・アリ(Abul Hassan Mahmood Ali)外相は、バングラデシュ首都ダッカ(Dhaka)で外交官らに対する状況説明後の記者会見で、「国際社会はジェノサイドだと言っている。われわれもジェノサイドだとみている」と語った。
アリ外相は、バングラデシュに駐在する欧米やアラブ諸国の外交官らや、国連(UN)諸機関の代表らと会談し、政治的解決とロヒンギャのための人道援助への支援を求めた。
アリ氏が外交官らに説明したところによると、過去2週間にバングラデシュに逃れたロヒンギャは約30万人に上っており、これまでに同国に避難したロヒンギャ難民は計70万人を超えたという。同氏は「今や国全体の問題だ」と述べた。
アリ外相から報告を受けた外交官のうち少なくとも2人が、同外相が最近の衝突で3000人もが殺害された可能性があると明かしたことを認めた。
先月25日、ロヒンギャの武装集団がミャンマー治安部隊を攻撃したことがきっかけで、ミャンマー軍が大規模な報復に乗り出した。国連によると、バングラデシュに流入したロヒンギャ難民は29万4000人に上っており、皆汚れ切り、疲れ切っているという。ラカイン州内部では、さらに数万人が避難中とみられている。(c)AFP
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アウン・サン・スー・チー、とうとう本性を表しましたな!