不知火アスカの"きのむくままに"

その時やっている事や思っている事…が今や模型製作記に。時々悪乗り。
(スローペースでも私らしくいきますようー☆)

第2282回 ガイアノーツ・センターポインターをレビューしてみる

2014年02月27日 22時15分59秒 | プラモデル関連の話題

今日はひさしぶりに模型関連の話題カテゴリのネタ、ガイアノーツより発売されたセンターポインターのレビューおよび実物チェックです☆

まずは公式サイトのセンターポインターのページにリンクっと。


はじめに言っておきますが、私のレビュー記事としてはめずらしく想定外の締め方をします。

もしおかしいところとかがあればツッコミ入れていただけると幸いです。

(ただし、個体差があって、私がそういうものを引いただけという可能性もないこともないですが)


(2日後追記:検証記事の続編を書きました。本記事一番最後にリンクが貼ってありますので、必ずそちらの記事とセットでご判断ください。また、あくまで私の手元に来たものへの私感・レビュー記事となりますので、他の方の手にするものまで同様のものであると保証するものではありません、ご了承ください)









パッケージはこんな感じです。

型番がG-14aということで、2ミリ・3ミリ用のタイプになります。

bだと4ミリ・5ミリ用かな?今回は、私の使用用途の可能性から2ミリ・3ミリ用ですのであしからず。






中に入ってる紙はこんな感じ、2段階の穴と先端に0.5ミリの穴があるCGですね。









おおぅ、裏側に簡易の図とともに使い方が説明されてます。

むー、この中の長さとかしっかりチェックして記事にしようと思ってたのに…。

この図だと、左からプラ棒を挿しこんで右からドリル刃を入れて使うことで、プラ棒のどまんなかをとることができるという道具なわけですね☆










というわけでアップにして確認。

んーと、本体の全長と3ミリプラ棒がどれだけ入るのか書かれてないですね…やっぱりチェックしましょ。

図からいくと、2ミリプラ棒はかなり奥まで入っていくみたい。








実物ちっちゃ!

あ、何かと比較して写真撮れば良かった;;;;;;

というわけで、全長約2センチ、直径は1センチちょっとくらいでしょうか。

材質はアルミと書いてありましたけど純度はわかんないですしね、数年で表面白くなってくるかもー。









使うのはこちら、タミヤの2ミリと3ミリプラ棒です。









さらに必須というかこれないとお話にならないわけですけど、0.5ミリのドリル刃です☆

私の持ってるのは、普通にタミヤの精密ドリル刃セットと、精密用のピンバイスです。










ただしこれ、本体説明書にも書いてありましたけど、切ったままの状態のプラ棒は先端がハの字に広がってしまってます。






もちろん入り口で入っていかないです(笑)







ちゃんとペーパーがけして丸くしてから差し込みます。










というわけで実測、本体に2ミリプラ棒を奥までしっかり挿しこんで、根本にマステを巻いてっと。

んー、それによると…13ミリ入ったことになるのかな?

最初の裏の図でいくと2ミリプラ棒は3ミリプラ棒との差が9.5ミリだったわけですし…3.5ミリしか3ミリプラ棒は本体に入らないのかな?

では、3ミリプラ棒をチェック。







あるぇ。

推定で6ミリ弱くらい?

あ、あれ…。







ということは、2ミリプラ棒がえっと…7ミリくらいしか保持域ないんじゃないのかな;;;;;

謎は深まるばかり…。

あ、逆にドリル刃の方を調べれば解決するんじゃないのかな☆








ちょっと前後しますけど、あとで穴をあけた位置を見るのに、プラ棒の先端を黒くマジックで塗りました。









というわけで、2ミリプラ棒をしーっかり奥までさし込んで、反対側からは0.5ミリのドリル刃を差し込みます…刃と反対側ですけど。

もちろん奥まで…というか2ミリプラ棒に当たるまで挿しこんで、マステでぐるぐるして位置取り。











……4.5ミリ、かな;;;;

裏に書いてあった図の説明書、ダウト。







…気を取り直して、長さが多少違っても使えるかどうかが一番大事です。

いえ、長さも大事なんですけど;;;









まずは2ミリプラ棒を奥までぐっと挿しこんで、ドリルで穴をあけていきます。

とにかく刃が折れそうで折れそうで(汗)

慎重さがものすごく要求されます;;;;


ここで、パイプ作るのに使えそうだと思ってた当初の予定を断念、商品名通りセンターをポイントする装置としてのみ専念。







1.5ミリくらいかな、がんばって掘ってみました。










おおぅ、センターをポインターしてる!(笑)

と思います、さすがにこの大きさではえっと…わからない範囲の誤差で、中心を取れたみたいです☆

うまくプラ棒が本体に入るようにーとか一手間は必要だったりしましたけど、この効果を見る限り良さそう。


次は3ミリなんですが。









早い話、普通これくらいの細さのドリル刃を使うとき、あんまり長く刃を出してるとちょっと失敗したら折れてしまいますので、多少短めにするのが一般的だと思います。

私の使用目安だと1センチ前後みたいなんですけど、最初の長さチェックの通り、1センチくらいの長さでは3ミリプラ棒の先端に届きません;;;;;







ですのでこうなります、奥まで入ってるのに3ミリプラ棒に届きません(笑)







ぎっりぎり掘れる長さまでドリル刃を出して、慎重に。。。









私の目が悪いのかな…写真でいくと、右上に寄ってるように見えるんですけど…違うかな;;;;








いやまぁほら、ドリル刃が長いので、先端で微妙に位置をずらしただけかもしれませんし、






やり直し。









???

?????????









3ミリプラ棒の本体内の軸位置がおかしいのかどうか、3ミリプラパイプに2ミリプラパイプを挿しこんでチェックすると良いです。

が、タミヤの3ミリプラパイプ硬質なんですけど、どうやっても全部3ミリ以上の太さがあるため、この検証は断念;;;;;








3回やって全部ずれてました、3ミリプラパイプ…。


というわけで個体差あるかもしれませんけど、私の購入したこれについてですが。

「2ミリプラ棒へのセンターポイントはバッチリ、3ミリプラ棒への使用は3度試してすべてズレてしまったため使用見送り。なお説明書に書かれてある図の長さは一切アテにならなかった」

となります。




で、あとで思い立ったのですぐひとつ検証。

そもそもドリル刃が2ミリプラ棒に到達するのに4.5ミリ必要だった(説明書では2.5ミリ)のは、2ミリプラ棒が奥まで入ってなかったんじゃないかと。

ブログ記事書いててふと反証の可能性を思い立ったのでチェック。







1ミリ真鍮線を本体にさして、同じく出たところでマステを巻いて位置チェック。








んー。

13.5ミリありますね…。

というわけで、私の購入したものの実測値で、手書き図。








本体の長さ:18ミリ(図の長さがイマイチとかゆるして!(笑))

3ミリプラ棒の位置だけがどうも誤差が出たのが、削った位置が平じゃなかったのか、プラ棒の先端が平面じゃなかったのか、これは断言出来ないんですよね…算数すれば、6.5ミリないとダメなんですけど(苦笑)

少なくとも、ドリル刃が2ミリプラ棒に到達するまでに最低でもドリル刃は4.5ミリの長さが必要になります。





再度、裏の説明図を。





ガイアノーツのマルチプライマーの記事では、使い勝手べた褒めした本ブログですが…今回は、現状では見送ってはいかがでしょうか。

確かに中心をとる道具としてみれば、私の環境でも2ミリプラ棒へのセンター取りは100点満点だと思います☆

私みたいにハズレを引かなければものすごく便利、プラ棒を使って改造する方には必須とも言えるアイテムになるかもしれませんね。





正直に言ってですが、どなたか同じものを購入した方がいたら、同じような検証記事を書いていただけないでしょうか。

レビュー記事としては、それこそもう一つ購入して、実物の差異が大きい個体なのかどうかチェックするべきかとも思うんですけど;;;;

早い話、私と同じ方がいらっしゃれば、本ブログのこの記事を片手に、ガイアノーツさんにメールして直談判…もとい、これで問題ないのかお尋ねしたいと思いますし。。。

たまたま私の購入したものが大ハズレだったので、しょうがない…ってことだってあるかもしれないじゃないですか?

3ミリのセンター取れそうにないのは、まぁ元々の使用目的から言えば2ミリプラ棒だとセンター取れるのであんまり不都合はないんですよね、私の場合。

ただ、明らかな誤表示になるんであれば…と思ったり、事を荒立てるのは嫌だなぁと思ったりもしてまして…。

こんなこと言いつつ、直接メーカー相談すらしないかもしれないヘタレさんですし(汗)




ただ、簡単に細いプラ棒のセンターが取れる道具ということで、これは便利です☆

2ミリプラ棒のセンター取れるのは嬉しいですね、改造する時とかに使えそうですし~。







以上、予想外の結果となったレビューでした。

悪いものじゃないですし、それなりに期待して買っただけに…ドリル刃を長く出さないと使えないのはドリル刃の強度的にちょっと不安。






続・レビュー記事に続きます



追記:二日後に検証記事続編を書いたので、そちらにリンクを貼りました。
それと、本記事最初にあくまで私感です、と一言注意書きを付け足しました。

コメント (5)
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