お気楽王の日記

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映画・20世紀少年-最終章-

2009年09月16日 | 映画・音楽・美術
20世紀少年-最終章-ぼくらの歌を見てきました!

感想としては・・・うーん。終わった。
時間が長く感じてしまったのと
いちおう最後まで見届けたぞ!という思いです。

でも新しいアイデアが盛り込まれていたので
そこは私は面白かったです。


漫画原作をそのままコピーするのと
新たに構築して作るやり方があると思うけど
漫画を映画化するなら今回は後者の方がよい映画作品ができたんじゃないかな??
堤監督が「完全コピーする」と言っていたけど
浦沢作品のように映画のような漫画であれば
もっとリアリティのある映像の方が漫画世界を忠実に再現できたのでは・・・。
最後まで「似せよう」としている画が気になってしまった。


ともだちは奇跡の復活をとげ、完全にともだちに支配されている日本。
東京は高い壁で隔離され、通行手形を持たなければ関所を通れない。
かつての仲間、ヨシツネは反政府組織ゲンジ一派を結成、カンナは離れて氷の女王として別組織を作り、オッチョは逃走している。やがて彼らは協力し合いカンナを父親であるともだちにあわせる。しかしともだちは地球を滅亡させるといい、
科学技術庁長官になっていたヤン坊マー坊はそれを阻止するために
円盤と反陽子爆弾をかかえたロボットを打ち落とすミサイルランチャーをオッチョに渡す。
マルオは国民的歌手春波夫のマネージャーとし機会をうかがっている。ケンヂの姉キリコが東村山にいると聞き、行ってみると幼馴染ケロヨンがいて、キリコはウイルスのワクチンを開発中だった。そこでウイルスを作ったのはヤマネくんと自分であると告白を始める。
壁の向こうで左遷された蝶野刑事と矢吹丈と名乗る男は
関所の偽造手形を町の人みんなに配り、自分は席所の城に乗り込む。
中では万丈目が待っていて、矢吹はケンヂだと告白する。
ケンヂは記憶を失い、遠く北海道へ逃げ延びていた。
万丈目は世界を滅ぼそうとしているともだちを殺してくれとケンヂに頼む。

8/20、いよいよ円盤が出動し殺人ウイルスをばらまく。
カンナたちは万博会場で音楽祭を開く名目で都民を避難させようとする。
実はケンヂのバンドメンバーだった春波夫はケンヂが現れるまで歌いまくる。
キリコが作ったワクチンを持って向かうマルオとケロヨン。
出動した円盤を打ち落とすオッチョ。
ロボットを止めにいったケンヂの前にリモコンを持ったともだちが現れる。
ロボットの足を止めるオッチョ。
横からいきなり撃たれるともだち。万丈目に殺される。

全てが終わってケンヂはカンナの元へ。
ケンヂが万博会場で歌って無事終わる。



第2章でなされなかった「なぜともだちがケンヂにこだわっていたのか?」という
部分は最終章で描かれてました。
ともだちが誰か?っていうところは予想に反して
漫画とほぼ同じでした。
でもそこにいたるまでのエピソードは原作と違います!
でもとても納得。
脚本の浦沢さん、映画でまとめました!

エンドロールが流れた時、大物俳優の名前を見て
「あれ?この人出てたっけ?」と気付きます。
そこからその人の話が始まります。

最後の最後のエピソードが漫画とちょぴっと違ってて
私は良かったなと思いました。

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