イタリア国旗とEU旗がはためく
イタリア銀行・フィレンツェ支部前から
ドゥオーモのクーポラを裏手から眺めた図。
4月25日はイタリア解放記念日で国民の祝日。
今年は日曜日に重なったのに、
日本と違って振り替え休日にはならないのね。
何が「解放記念」なのか。
第二次世界大戦の話です。
1945年のこの日、
占領下にあったイタリア北部の諸都市を
パルチザン活動により、ドイツ軍の支配から解放したのです。
1945年4月25日のこの「解放」によって
イタリアにとっても悲惨な第二次世界大戦は終結し
翌年1946年には国民投票で
共和制支持が王制支持を上回ります。
以降、王制を廃止してイタリア共和国が誕生。
この「共和国建国」を決めた記念日が6月2日。
2001年からはまたどちらも国民の祝日に制定されています。
（一時期1977年から2000年までは
この6月2日は国民の祝日ではなく
6月第一日曜日に設定されていました。
理由は経済危機。
経済危機になると祝日減らしてい働くイタリア。）
その頃のイタリアって、
国民の意識的にも政治的にも
非常に成熟していたのではないかと思ったりします。
現在は・・・。日本と似たようなものでしょう。
イタリアって町中こんな雰囲気なのかしら？
国旗がはためく祝日って好きです。
自分の国に誇りがあるように見えます。
日本もごちゃごちゃ言ってないで、
国旗とか国歌とかはっきりして欲しいな～。
祝日を働くために日曜日にするっていうのも
潔い感じがします。
日本は休日にくっつけるために、毎年祝日が移動するから
祝日がよくわからなくなった私…（笑）
そんなわけで写真も撮ってみたんです。
イタリアみんなこんな感じっていえばこんな感じかな。
特にフィレンツェの路地なんて、どこもこんな。
渋いですね。
私は彼の作品はおそらく一つも読んでいません。
いつも逃しているみたいな…。いけませんねぇ…。
イタリアから何気なく書いていますので、
またよかったら立ち寄ってくださいね。