4月25日は「解放記念日」でイタリアは祝日。
天気もよかったので、久々にフィエゾレへ。
本来の目的は
開催中の「ジョルジョ・デ・キリコ展」を観に行くこと。
一日ぶらぶらする予定で出かけて
共通チケットを購入したので、
そのほかフィエゾレの見所も色々まわってきました。
その中でフィエゾレの街からも離れていて
自力では車なしで行けない別荘「Villa Peylon nel Bosco」まで
連れて行ってくれるシャトルバスと入場券も含まれていたので
嬉々として行ってきたわけです。
フィレンツェからわずか30分のところにある森の中の
静かな空間にこじんまりとしたイタリア式庭園。
小さいけれど、手入れの行き届いた庭園は居心地よし。
ただし、庭園の果ての一角に
家族の墓地を見つけてちょっと怖くなった。
愛犬のお墓にはちゃんと愛犬の像がついていた。
大きな別荘を持っている人は
つい最近まで(つまり1900年代後半まで)
庭の一角に家族墓地を造っていたというのは知っていたけど
土葬したのかなぁとか思うと
なんかその辺りには近寄りたくない気分。
庭園はとてもきれいで、
庭のあちこちに配された彫刻もかわいらしくて
おまけに湖まであって、オリーブ畑に囲まれて。
こんな別荘がフィレンツェ周辺はいくつもあるんだけど
なかなか車がないとアクセスしにくいのが残念。
そして、こういう別荘&庭園が
自分のものでないことはもっと残念(笑)。