あきらの稽古日誌~合唱、日本舞踊、ETC

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ヨールカの灯り

2013-07-23 14:26:17 | 日記
昨日は、劇団民藝の「ヨールカの灯り」を観ました。
うちから歩いて裏山を超えてW駅へ、そこから二駅目のK駅で降りて、なだらかな坂を10分ほど下りて行ったところに劇団民藝の建物があります。
プロの劇団の稽古場ってどんなところかなと言う興味もありましたが、スタッフの人たちを含めてとてもアットホームな雰囲気でした。
客席は、ひな壇のパイプ椅子200席ほど、満員でした。
劇は、ロシア(ソビエト時代)の作品で、なんとなく日本の演劇の原点に流れるなつかしい翻訳劇の雰囲気がありました。
二十歳そこそこの若者たちが主役で、そこに先輩や親たちがからむ劇です。
主役を演じた役者たちのうち、3人は入団1年未満とのことですが、とてもさわやかで元気があってよかったです。
また、年代によって役者の演技の質に明らかに違いがあり、それは、もちろん役者としての経験、キャリアの差によるものと思いますが、脇役の演技が光っており、それがとても興味深く印象的でした。
狭い舞台をうまく使っていて、場面転換を役者自身で手際よくやっているのも、参考になりました。