あきらの稽古日誌~合唱、日本舞踊、ETC

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追いかけっこ

2012-10-31 13:41:30 | 日記
昨日の私の稽古では、二つの場面で「追っかけっこ」のアクションがデレクターから提示されました。


①「上野」が、二千万円事件の捜査の中で「待子」を追求する場面
②「てる」が、「上野」に追いすがり、犯人逮捕を懇願する場面
つまり私の「上野」は、異なる二つの「追っかけっこ」の演技をこなす必要があります。
①では睨みを聞かせて相手に迫り、逃げる相手に、なおもにじり寄ります。
②では、逆に、すがり付いてこようとする相手をヒラリヒラリと交わして、軽くあしらうふてぶてしさが必要です。
芝居では、よくあるシーンですが、私がやるとどうもうまくいきません。
私には、何回も練習が必要なようです。
相方のMさんやSさんは、何事もなくこなしているみたいなのですが・・・
これからの稽古で、先輩方に厚かましく頼み込んで特訓してもらいましょう。


喜劇の命は?

2012-10-26 21:37:54 | 日記
台本読みの時は、言い回しのニュアンスに厳しいダメが出ましたが、
さて、立ち稽古になると、ディレクター曰く
・喜劇では、セリフなんかどうでもいいんだ!
・台詞と台詞の間のアクションが、重要だ。
・台詞を読むな。台本なんかどうでもいいんだ。
・予め計画されていない即興の芝居が喜劇性を生むのだ。
・お互いの関係を理解して当意即妙に反応せよ!
・そこを押さえていれば台詞なんか自然に出てくる。

生き生きしたアクションこそが喜劇の命だということですね。
これは、出来る人には、台本を斜め読みすれば出来てしまうのかもしれません。
(そういう人、劇団にもいますよ)
もっともそういう人も、人知れず努力しているのかもしれませんが。
私には、台本を離れて自由にと言われると余計にむつかしい気がします。
やはり、台本を読み込んで、何回も繰り返し稽古して、その先に何か見えてくれば・・・、などと考えてしまいます。

花いちもんめ

2012-10-25 06:24:56 | 日記
昨日は、「しげる」さんの書き込みにもあった「花いちもんめ」の最終稽古を見せて頂きました。
最初の抜き稽古から私は、涙が止まりませんでした。
そして通し稽古の70分は、ほとんど時間の長さを感じませんでした。
個人的な話ですが、実は私も「満州っ子」なんです。
Mさんの演じる主人公に私は、自分の母親が重なって、ほんとに涙が止まりませんでした。
最後のダメ出しの時の演出家HさんとMさんの会話は、とても興味深いものでしたが、その内容は「企業秘密」かと思いますので、ここでは書かないことにしましょう。

そのあと、天気がよかったので、車を稽古場にそのまま置いて裏山に登ってみました。
90分後、野田山公園より富士市方面を望む

私の立ち稽古

2012-10-24 07:38:45 | 日記
昨日は、私の「上野」の初の立ち稽古が、ありました。
「上野刑事」が、事件現場に初めて登場します。
「ニヒルな刑事」をイメージして演じました。
実は私、10月から始まったテレビドラマ「匿名探偵」で、高橋克典が演じる探偵に結構ハマってます。
高橋の役どころは、クールな表の顔と、それとは裏腹に実は女にめっぽう弱い「大人格好い」探偵です。
昨日も、私は、終始この探偵をイメージしていました。
Peace12 の稽古が終わりました。
ディレクターのダメがありません。
なぜ?
わかりません。
そういえば、ディレクターは、今日は予定があって3時までだって言ってたっけ。
時間がないのかな。
わかりません。
ともかく、結果は次回以降に持ち越されました。

立ち稽古始まる

2012-10-13 07:12:27 | 日記
今日は、早出(はやで)してYさんに台詞回しを指導してもらいました。
一行一行、模範を示して頂き、繰り返し稽古しました。
私の喋りは、特に長い台詞では、やはり不必要な「節」がついているようです。
「演じようとしないで普通に喋れ!」と言うのですが・・・
全体的には、声が高くなる、しゃべりが早くなるというダメが多くありました。
ありがとうございます。
午後からの定例の稽古では、台本の修正箇所の確認の後、初めての立ち稽古がありました。
先ずは、事件の山場となる最も出入りの激しい場面から立ち稽古に入りました。
この劇の登場人物のほとんどが、短時間にめまぐるしく動き回るこの場面は、迫力のあるものとなりそうです。
なるほどと思ったデレクターの言葉:
「場面は緊迫して急展開するが、重要なことは、観客に何が起きているかが、はっきり理解できること、そして観客がストーリーを追うスピードの少し先を行く場面展開を演じる」

ところで、私の一番気になっている台詞回しの稽古は、次回以降になりました。