あきらの稽古日誌~合唱、日本舞踊、ETC

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稽古納め

2016-12-21 11:48:18 | 日記
昨日午前中の劇団「チャレンジャー」の最終稽古は、狂言「濯ぎ川」でした。
来年1月14日の公演に向けての稽古、今回私は出演しないので、ゆっくりと稽古を見守りました。
今回出演チームに対するディレクターのコメントは、「古典の様式を踏まえて、その様式を大きく膨らませるように演技しなさい」。
私たちの時とは逆のようなコメントでしたが、役者の持ち味でベストの演出は変わってくるようです。

昨夜のFBC(富士ベートーベンコーラス)、来年1月22日の公演に向けて「ドイツ・レクイエム」の最終稽古、ソプラノ・ソリストの遠藤さんが参加してくれました。
ソプラノソロの美しいメロディが入る第5楽章 “Ihr habt nun Traurigkeit” の稽古は、本番に向けてキリッと背筋が伸びる感じがしました。

さて、明日の日本舞踊で年内習い事の全ての稽古が終わります。
明日は「黒田節」に一区切りつけて新年からは、「おせん」の稽古に取り組む予定です。

今年も“好きなことだけやって過ごした一年”でした。
支えてくれた家族に、そして健康な体に感謝です。

居間から見た「冬至の日の富士山」、晴れ晴れとした姿です。


夫婦のビッグイベント

2016-12-07 10:34:56 | 日記
先週末の日曜日は、暖かな晴天。
夫婦で愛犬「モカ」を連れて散歩、団地から階段上の小さな祠を抜けて、畑の作物をよけながら道なき道を老人ホームへ抜けけます。
途中に思いがけず、まだ立派に黄葉しているイチョウの林がありました。
そういえばもう師走、今年の夫婦のビッグイベントはなんだったかなあ。
そんなわけで、妻が描いた来年の年賀状の絵柄は我が家のペットたちが主役となりました。
我が家では毎年木版画多色刷りの年賀状を作ります。
妻が絵師で私が彫師、摺師は共同で…
今、時間に追われながら私の彫の工程が進行中…
アッ、この年賀状作りが夫婦の今年のビッグイベント?


「濯ぎ川」の初回公演

2016-12-04 10:53:51 | 日記
劇団「チャレンジャー」では毎年1回の定期公演のほかにオファーがあれば気軽に公演できる寸劇などを用意しています。
現在は、その出し物として狂言「濯ぎ川」に取り組んでいます。
12月2日(金)の夜、その初回公演を富士川まちづくりセンターで行いました。
登場人物は「亭主」、「女房」そして「姑」の3人ですが、この日私は「亭主」として出演しました。
地区の催しプログラムの一コマとして参加して、50名ほどのお客様に見ていただきました。
公演した「濯ぎ川」は、いつの世でも、世界中どこでも変わらない物語、嫁・姑、そしていじめられる亭主をコミカルに描きます。(原作はフランスの笑劇)
セリフは飯沢匡の台本通り、衣装なども狂言に近いものですが、セリフの言い回しや所作・アクションは、より親しみやすいコント風になっています。
内容がわかりやすいので、お客様の笑顔に力づけられて、かなりの手ごたえを感じました。
「濯ぎ川」公演は来年も数回予定されていて、団員がそれぞれ3人ずつの組になって練習を重ねます。
私としては、これからさらに狂言風の言い回しや所作に磨きをかけていきたいと思っています。

亭主「やい!亭主に向かって何をする!」