あきらの稽古日誌~合唱、日本舞踊、ETC

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突然現れる メイ演技 ?

2015-04-29 07:52:59 | 日記
昨日は、ノーカットの通し稽古といくつかのアンサンブルの追加稽古がありました。
演劇用語で「アンサンブル」は、舞台で複数の演技が全体で作り出す調和の取れた様子
この「アンサンブル」は、私の演じる「支店長」のセリフの中にも出てきます。
観に来ていただくお客さんに、「要はアンサンブルですよ、アンサンブルさえよければうまくいきます。」というセリフの意味、分かっていただけるのか、ちょっと心配ですが・・・
昨日は、このアンサンブルのひとつの場面:
姿は見えませんが、外で女性が強盗に捕まって、金切り声で必死に抵抗している声が銀行内に聞こえて来ます。
銀行員たちが、聞き耳を立てアタフタしています。
この場面で、私はアドリブで歌舞伎の「女形」をまねて、女の悲鳴に合わせて女の様子を女になり切って強盗から逃れる演技をしてみました。
演出スタッフが気に入ってくれて、なんと、この演技が採用になりました。
最近の稽古は、前にも書きましたが通し稽古でも、積極的に”笑える演技”に内容をどんどん変えていきます。
この”女形”は、本人も思いがけず、通し稽古のこの場面で、とっさに出てきました。
無意識に心の中にあったものが、本人も予想外の演技として、突然現れる・・・
まるで、名役者のようですね、ハハハ。

表から声が「キャー、人殺しッ!どこ触ってんのよ!」、役者は、Aチームの人たちです。

進化する通し稽古

2015-04-22 19:25:33 | 日記
通し稽古も回を重ねてきました。
これまで稽古して来た場面をつなげて、全体を通した芝居としてまとめていく・・・
しかし、今回の通し稽古は、どうやらこのようには進んでいません。
通し稽古でも、これまでやってきた演技の演出が次々に変化していきます。
なぜ?これには事情があるのですが、それはちょっと企業秘密・・・
私にとっては、このように演出が目まぐるしく変わるのもまたすごく勉強になります。
同じ台本で、演出によってこうも違う芝居になるのか・・・このことを目の当たりに見ることが出来るのです。
なるほど、へー、こういう解釈もあるのか、へー、台本の裏の裏まで読み通す演出の力に感動を覚えます。
最後の最後まで進化を続ける通し稽古、どんな公演になるのか、楽しみです。

「ドクター!」Oさんの迫真の演技

田貫湖へドライブ

2015-04-15 19:25:40 | 日記
今日は、水曜日、何も稽古の予定がない日です。
最近、劇団をやめた I さんとデート。
大雨・雷の天気予報に脅かされながら、出かけました。
激しい雨もなんのその、楽しく会話しながら歩いて田貫湖を一周しました。
途中、I さんが面白い話を聞かせてくれました。
はるか昔、明治のころ、I さんの祖母が使用人といい仲になり、身分の不釣り合いなどで失恋に至った話・・・
その分かれた男性というのが、のちに今では全国的に知名度のある会社の創始者になった・・・
一方、祖母の妹は、婿を取って商家を継いだのですが、その婿は、いまでも有名な某大作家の親族だったので、I さんはその大作家をよく知っていると・・・
「この話、小説にしてみたら?」と言ったら、I さん、笑っていました。
丁度、湖一周したころ、青空が見えて、日がさしてきました。
このひと時は印象的、しばらく二人で、きらめく湖、まだまだ美しく咲いている湖岸の桜、雨上がりで急に増えた水鳥、若葉でボーっと薄赤くなった遠くの山肌、ベールを剥ぐように飛んでいく霧・・・しばらく見とれていました。

途中寄った、花の盛りを過ぎた、雨の中の「狩宿の下馬桜」

股関節痛

2015-04-13 06:44:47 | 日記
先週の土曜日の朝起きたら、エッ、左脚の股関節痛!
去年の10月5日のチャレンジャー公演当日に出たのと全く同じ症状です。
ベッドから居間まで歩くのも一苦労。
前夜の金曜日、友人のお別れパーティがあり、この週末はいつもと違って富士のマンションで一人過ごしていました。
それで外へ出ることもできず、土曜日は冷蔵庫をアサって何とか一日食いつなぎました。
それにしても、ちょうど半年後にきっちり同じ症状が出るって、どういうことなんでしょう。
今日は、三日目ですがほとんど痛みがなくなり、普通に歩けるようになりました。
これも前回と同じです。
どうなっているのか分かりませんが、とにかくよかった、ホッ。

Tさんのお別れパーティ、この時はまったく普通だったのですが・・・

スタッフ集合 いよいよ臨戦態勢

2015-04-08 16:19:23 | 日記
火曜日の稽古、照明のYさん、音響のMaさん、舞台美術のMoさんなどが勢ぞろい、いよいよ臨戦態勢です。
通し稽古の二回目、演技と音響のマッチング、照明の切替タイミング・照明エリアの確認、舞台装置の配置などを考慮しながら、稽古を進めました。
私達のBチームの稽古は、最後の1時間ほどで、先にやったAチームの演技を参考にスムーズに行われました。
支店長が最初に登場するシーン、軽快な音楽が流れています。
ディレクターは、この音楽を生かして、これまでと少し違う演技を要求します。
銀行員たちは防犯訓練のことで、緊張してピリピリしている。
これに対して、支店長だけは、おおらかに構えている。(この対比を生かす)
そして、支店長の動きは、音楽に乗って銀行員たちの間を軽快に流れるように動き回る。
ウンウン、なかなかいい感じになりそうです。

舞台美術のMoさん、稽古場の片隅でモクモクと舞台配置の計画、今度もまた、素晴らしい舞台装置を。