ディレクターの指導は、益々核心に触れてきます。
今回は、真っ直ぐにディレクターの言葉を噛みしめます。(カッコ内は、私の付け足し)
以下、ディレクターの言葉:
(あなたの演技では)台詞が符丁になっていて、姫の切実な気持ちが見えない。
ここで、ディレクター、台詞・所作のお手本を自ら示して下さる。
なるほど、・・・姫の切実感がよく出ています。
(私は、この芝居を歌舞伎のように演じるイメージを持っていましたが、ディレクターの要求は、もっと新劇っぽい感じかなと思います。)
姫が最初に舞台に登場するこの場面で、姫と源氏との関係をクリアに、姫の心情を強く出してほしい。
(あなたの演技に)それが、出てくるといい。
お姫さまの可愛さ、真剣さ、切実な思いが前面に出るように。
だけど、その姫の思いに対して、作品全体としては、もっと厳しい見方をしている。(姫の夢は、儚いものであること)→(姫の思いと作品全体(=観客に伝わる思い)の主張の間には、ギャップがある)
ただ、演技としては、姫の切実さ、可愛さが強く出ていてほしい。(姫の切実さが、出れば出るほど、その反作用として、作品全体の主張がにじみ出る)
姫は自分では何もできない、ただ待つだけしかできない、儚い夢を見ることしか出来ない。(→作品の主張)
夢は、たとえそういうものであっても人はその夢にかけて生きられる。
・・・が、今の世の中では、とてもそうはいかない。(ディレクターの特別な思い?)
この辺の雰囲気(姫の切実な思いと、観客の目に映る姫の姿---姫の儚さ)のギャップを、男が(姫を)演じることで、(女優が演じる以上に)出したい。
出るはずだ。
---
なんと、奥深い指導ですね。
これだけのアドバイスを受けるということは、ディレクターも、私にかなり期待している?
(ちょと、あまいですか?)
今回は、真っ直ぐにディレクターの言葉を噛みしめます。(カッコ内は、私の付け足し)
以下、ディレクターの言葉:
(あなたの演技では)台詞が符丁になっていて、姫の切実な気持ちが見えない。
ここで、ディレクター、台詞・所作のお手本を自ら示して下さる。
なるほど、・・・姫の切実感がよく出ています。
(私は、この芝居を歌舞伎のように演じるイメージを持っていましたが、ディレクターの要求は、もっと新劇っぽい感じかなと思います。)
姫が最初に舞台に登場するこの場面で、姫と源氏との関係をクリアに、姫の心情を強く出してほしい。
(あなたの演技に)それが、出てくるといい。
お姫さまの可愛さ、真剣さ、切実な思いが前面に出るように。
だけど、その姫の思いに対して、作品全体としては、もっと厳しい見方をしている。(姫の夢は、儚いものであること)→(姫の思いと作品全体(=観客に伝わる思い)の主張の間には、ギャップがある)
ただ、演技としては、姫の切実さ、可愛さが強く出ていてほしい。(姫の切実さが、出れば出るほど、その反作用として、作品全体の主張がにじみ出る)
姫は自分では何もできない、ただ待つだけしかできない、儚い夢を見ることしか出来ない。(→作品の主張)
夢は、たとえそういうものであっても人はその夢にかけて生きられる。
・・・が、今の世の中では、とてもそうはいかない。(ディレクターの特別な思い?)
この辺の雰囲気(姫の切実な思いと、観客の目に映る姫の姿---姫の儚さ)のギャップを、男が(姫を)演じることで、(女優が演じる以上に)出したい。
出るはずだ。
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なんと、奥深い指導ですね。
これだけのアドバイスを受けるということは、ディレクターも、私にかなり期待している?
(ちょと、あまいですか?)