あきらの稽古日誌~合唱、日本舞踊、ETC

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上野の正体は?

2013-01-31 07:43:30 | 日記
前回の「お楽しみ」、ディレクターから、早速コメントを頂きました。
なるほどなるほどと、感心するばかりですが・・・

てると上野が、おたがいに「金(かね)が大事だ」と言えばいうほど、真実はその逆であることが、言外に滲みだしてきます。
そこで、上野「ふん、魔物だよ、金ってのは・・・」「警察、首になって、行き着く先は裏社会さ。」自嘲的に、突き放して。
続いて上野「あんた、警察なんかむやみに信用しないほうがいいよ。」ここも、「てる」への同情的な感情に寄りかからない。
上野「あんたの金、とりかえしにいくとするか。」「あんたな、むやみに人をしんじちゃいけないよ。」「あんた、体にきをつけてな。」・・・
と続くが、字面の感情に入り過ぎないこと。
あくまでも自虐的な雰囲気で。
「上野」が、あまりいい人では、面白くない。
上野の「正体」が、垣間見えるような演技・・・
タケシの雰囲気ですか、
そうだ、レンタルビデオ注文して・・・

てる「あら、ないわ、マッチ。」

セリフとそこに込められた真意が逆になる場面

2013-01-28 19:48:51 | 日記
「てる」と「上野」が、じっくりと会話する場面:
上野「なあ、金がなくても幸せになれるって言うだろ。ありゃあ、嘘なのかなあ。」
てる「嘘よ。嘘にきまってるわ。お金、持ってる人がいうセリフよ。」
上野「そりゃあそうだ。金さえあれば、なんだって手に入る。人間の臓器だって。」
てる「高いお薬だって買える。手厚い介護も受けられる。地獄の沙汰も金次第っていうけど、本当よ。」
上野「ああ、本当だ。家族だって愛情だってな。」
ここのセリフは、言っていることと言外に滲み出す意味は、全く反対であるとディレクター。
「本当の幸せは、金とは関係ないんだ。」というメッセージが、観客に伝わるような演技力が必要であると。
このような言い回しが、芝居のセリフの極致だとディレクターは、言いました。
このあと、「てる」と「上野」が、しんみりと、そしてほろりとする会話が続きます。
この部分は、結構わかりやすく演じやすいと私は思ったのですが、ディレクターは、「まだ物足りない。もう一つ何かが見えてこないといけない。もっと深いものが・・・次の機会にまた・・・」
どんなコメントがつくのでしょう。
楽しみです。

上野「金さえあれば・・・」

人情おどり座の公演を観ました

2013-01-27 09:01:32 | 日記
昨日は、日本舞踊の先生、泉裕紀さんの出演する芝居を観ました。
六本木の俳優座劇場。
客席は、ほぼ満員です。
女性が九割ですかね。
和服姿の方も多く、落ち着いたいい感じです。
舞台はトップクラスの踊りのお師匠さんばかり。
動きの見事さは、さすがに目を瞠るものがあります。
セリフは無く、すべて所作でドラマを演じます。
泉先生は、やっぱり一段と光を放っていました。(ちょっと贔屓目ですかね?)
所作の切れ味は、もちろんですが、今回、特に感じたのは、「メヂカラ(目力)」ですね。
生き生きした目の表情は、この舞台でも突出した素晴らしさだと思いました。
劇中劇で、他の人が(劇中の)舞台に立ちそれを座って傍観している役の先生は、顔の表情だけでとても生き生きした演技を続けてました。
あの広い舞台で、観客席の後ろの方にいた私にもはっきり伝わる「顔の表情だけの演技」は、本当に感動ものでした。

観劇(感激)の帰り道、東京ミッドタウンのイルミネーション

人形劇の公演

2013-01-24 17:04:29 | 日記
今日の午後は、年一度の富士市悠容クラブ連合会の演芸大会が、ロゼ中ホールで行われました。
私たちの地区は、冒頭を飾って(?)人形劇「かぐや姫」を公演しました。
会場は、7割がた席が埋まって、午後4時まで大盛況でした。
各地区それぞれコーラスや踊りに、日頃の練習が忍ばれて、楽しく鑑賞しました。
私たちの「人形劇」は、その中でも異彩を放っていたのかな・・・と思います。
台本とナレーションはGさん、かぐや姫が天に登る舞台装置はIさん、登場する人形はKさん、それぞれの作品ですが、実に立派でした。
私は、人形使いで精一杯工夫して演じたつもりですが、まだまだやるたびにアイデアが出てきて、もっともっと洗練したモノにしたいと思いました。
演芸会の最後をしめたのは、見事な高音(カウンターテナーみたいに)で、ひばりを歌った石野悦郎さん(知ってますか?)、以外にと言っては失礼ですが素晴らしかったです。
彼は、保険の仕事をこなしながら、ボランティアで、県内を中心に高齢者施設などを慰問しているそうです。
すごい人ですね。

最初の挨拶


姫をお嫁さん似ください


ナレーターのGさん


かぐや姫が天に登る舞台セット

久々の「上野」登場

2013-01-23 20:55:14 | 日記
昨日の稽古では、ほぼ一ヶ月ぶりに「上野」が登場しました。
これまで、台本をかなり読み込んだので、楽にセリフが出て、所作に気を配る余裕が出来て、自分では気持ちが乗ってたように思いました。
Tさんにビデオを回してもらいました。
これはとても参考になります。

ビデオ観察の結果:
・姿勢が悪い。背中が丸まっている。丹田に力を入れて・・・
・歩き方が緩慢である。
・歩く姿勢、歩く動作の一連の動きが、どうもぴりっとしない。
・やっぱり動きが何となくなよなよしている。
・座った時の姿勢が緩んでいて、緊迫感、鋭さがない。
・座った時でも背筋を伸ばして、キリッと・・・
・全体に顔が下向きになっている、もっと顔を上げて・・・

ディレクターからは、タバコの扱いについての指導がありました。

上野「あなたをボケ老人だなんて、言ってませんよ。」


上野「ところで、あんた、三高デパートの社員だって?」