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ぴあのぴあ~の うたのある生活

音楽、グリーグ、芸術、イタリア、北欧、旅…大好きなことを、ゆったり、気ままに書いています。

アジア語楽紀行(済州)

2007年02月09日 01時12分18秒 | ■カタコトコトバ
先週からまた新しい、語楽紀行が始まった。
今度は韓国語だが、場所は済州(チェジュ)島を案内する内容だ。

大学のときに、第二外国語でスペイン語が取れないことが分かって以来
隣の国の言葉が話せるようにと、中国語、ロシア語を履修したのであるが
韓国語は、学ぶ機会を逸していた。

友達にエキスパートが多かったので、自ら勇んで勉強しなくても
いろいろな情報は得られたし、たまたま声楽のレッスンでは、韓国語のものに
遭遇する機会がなかった、というのもあった。

旅行は1度だけしたことがある。しかも、関釜フェリーに乗って釜山経由で
ソウルに向かった。1995年8月15日光復節(韓国独立)の日に、
旧朝鮮総督府の建物解体のセレモニーに参列したのだ。韓国語は
友達に頼りっぱなしで、町で日本語を話すと非常に緊迫感のあった時期だった。
そして、自分自身が日本人であるということを深く考えさせられた旅行でもあった。

アジア語楽紀行も今回で6ヶ国語目だが、このような形で韓国語に触れられるのは有難いと思った。

ナビゲーターは、「宮廷女官 チャングムの誓い」でチャングムの母ミョンイ役を
演じたキム・ヘソンだ。韓国人の俳優は現代の日本人俳優と比べて何かオーラが
違うように思う。とても美しくてみとれてしまった。

アジア語楽紀行~トルコ語~

2006年09月22日 23時14分41秒 | ■カタコトコトバ
私のお気に入りのアジア語楽紀行、今度はトルコ語だ。

私の語学熱に火をつけたのは、イタリア語もそうだったが
このトルコ語との出会いもかなり大きく影響している。

トルコに旅行したのは、かれこれ10年以上前になるか…。
旅行友達と、行き先を検討していたところ、私は特に乗り気ではなかったが
思い入れの面では、二人ともバーターなトルコを選んだ。

せっかく行くのだから、楽しまなければというのと
大嫌いな飛行機の機中で快適に暮らすためとの理由で
友達の持ってきた「地球の歩き方」を借りて、暇つぶしに後ろのほうについてた
トルコ語を覚えていった。

そして、到着するや否や、宿の近くの子供達に話し掛けたところ、大変話が弾んで
記念撮影までしてしまった。
その後も、どんどん質問して、どんどん新しいフレーズを覚えて
いつのまにかいろいろなことが言えるようになっていた。

トルコの人は、とても人懐っこいと思う。
大草原に降りたときのこと、遠く彼方の馬に乗った人に向かって「メルハバ!」
と手を振った。すると、馬を走らせ、はるばるこちらにやってきてくれた。
あるバイパスの道の駅のようなところでも、遠くの農家で畑仕事をやっている女性に
「メルハバ!」と手を振ったところ、蔓延の笑みをうかべて、こちらにも手を振ってくれた。湖に降りたときにもお弁当を分けてもらい、絨毯屋でも「この子はトルコ語を勉強しにやってきたのだから、高い値段はふっかけないように」と別対応されたり
10年経った今でも、泉のように、エピソードが湧いてくる。

そのときに一生懸命覚えたフレーズを、新しいテキストの中で探した。
重要フレーズであるタイトルにいくつかあるかなと思ったが、
皆スキットの中に隠れてしまっていた。
ここに書いてあることが、全部利用できれば、相当のコミュニケーションが取れるだろう。

また、トルコ語は、私の習っている言語と較べると、アルファベートを読むだけで
発音が簡単だし、文法も日本語と似た構造になっているのでとっつきやすい思う。

この語楽紀行は、語学的には込み入ったことはやらないし、後追いもしてこない。
けれども語学で一番重要なエッセンスをくまなく提供してくれる。
トルコの世界遺産などの文化も映像で楽しめるし、5分しかかからないので、私のように寝る前か寝起きの優雅な現実逃避術として趣味でやっているものにとっては、まさに理想的な番組なのだ。

いつか、アジアが尽きたら、北欧語楽紀行も放映してくれたらなあと思う。

とはいえ…

2006年09月21日 23時22分03秒 | ■カタコトコトバ
今日は、メインでない不毛なやり取りの続いた案件に
上司の協力を得て、一応の手仕舞いのシナリオを作った。

それから、自分の商品企画をしたプロジェクトの機能設計
具体的な開発スケジュール、協力メンバの引継ぎ調整等も
概ねの調整がつきそうな段になって
漸く先のレーンが見え始めた。
昨晩の残業は、そんな中、頭が疲労でらりった状態に見えたが、こんなときに
なぜかふと謎が解けてアイディアが浮かんで、いつになく充実した仕事内容となった。
私の机に、何故か貢物のお菓子も増えていった。

駄目だと思っていたノルウェー語の録音CDも今度は何とか使えそうな目処がついてきた。

というわけで、とりあえず、毎日最低1回は、テキストを片手にそのCDを聴く時間をつくるようにした。本当だったら、それに発音練習用のポーズの入った内容となっているのだが、聴かないより聴くほうがましである。

勉強のスケジュールもこんな感じだ。
・1週目:前週習った箇所のヒアリング(できれば発音練習)
・1週末:次週行う箇所の予習(テキスト翻訳)
・2週目:次週習う箇所のヒアリング(できれば発音練習)+作文
・2週末:次週習う箇所の予習(練習問題)
・授業 :作文添削、テキスト発音練習、質疑応答、会話練習

まずはこれを優先させて、イタリア語、スペイン語は、この合間にできそうだったらやるようにしようと思っている。

続けてNHKのスペイン語会話を見ているが、生徒役の方が、半年サバイバルを生き残るのに、ノート5冊分のメモを取ったという話しを聞いた。そんな彼女も、スペイン語のアドリブ面接のときには、スペイン語が出てこなくて、非常に苦労をしていた。語学を志す人は、皆血と汗の苦労をしているのを知り、大変励みになった。

第二以上の外国語との付き合い方

2006年09月19日 23時28分24秒 | ■カタコトコトバ
今日はノルウェー語だった。
いつになく勉強をしていったつもりだったが
丁度教材の発音CDが切れていて
手元で発音の確認ができない状態がしばらく続いていた。

読む量、作文の量としては
会社員にしては、恐らく申し分ないほどやっていると思うが
肝心のリスニング、スピーキングについては
手ごたえのある成果が出なくなっていた。

語学を習得した人がこの話を聴けばしごく当然と思うだろう。
話す練習、聞く練習はしていないのだから。
まるで、楽譜だけ見て、声を出す練習もしないでボイストレーニングに行くようなものだ。

ただ、自分の仕事、趣味との兼ね合いの中、
どうやってノルウェー語と向き合っていったらいいのか考え中である。

私の今のライフスタイルの中で、一番優先したいのはノルウェー語である。
けれども、イタリア語、スペイン語は、それよりかなり潰しのきく言語なので
だてに辞めてしまうのが怖いのだ。
特にイタリア語は今でも歌を習う上で必要だし、長年時間もお金もかけて習得してきた言語だから。

ノルウェー語、デンマーク語、英語を話せる親友にも相談したが
ノルウェー語の習得がある程度進むまでは、他の言語に宛てている時間も
極力ノルウェー語に回すべきだと言われた。
聴く、話すは、実践語学では必須だから、その分何度も耳にたこができるぐらい
聴いて、馬鹿みたいにヒトリゴトを言うように口で唱えろと言われた。
イタリア語、スペイン語は必要になったらまたやればいい。
前にやった言語は、やった分だけ必ず残る。ノルウェー語を一生懸命やることで、
むしろ整理される。衰えることはない、と。

ただ、イタリア語、スペイン語は、習得するためというよりも
語楽として興味があって、辞めてしまうのがおっくうである。
ましてや、英語自体も学生時代にはそれなりにできたものの
今となっては、忘却の彼方である。

語学は、英語以外は、仕事でも活躍する機会は皆無だし
歌手を志した人が、ノルウェー語を習得し、音楽を追及し、自分の好きな歌曲を研鑚することで、社会に役立てることがとても羨ましく思えたりする。

正直毎日涙目だ。
一生懸命が全て空回りだ。

なんだか自分の人生と生き方を象徴しているみたいだ。
「虻蜂取らず」といわれても仕方がない。
何かを捨てなければならないとは薄々分っているものの捨てられない。
どうにかすっきりとオリジナリティが出るような生き方に整理されたいものだ。
どう考えて自分を納得させれば、いらないものを削ぎ落として1本になるのか、
模索中である。

アジア語楽紀行~旅する広東語~

2006年06月07日 23時34分15秒 | ■カタコトコトバ
只今、NHKで「アジア語楽紀行~旅する広東語~」を放映中である。
このシリーズの久しぶりの新規開講である。
アジア語楽紀行は、インドネシア語より欠かさず聴いているが
これがなかなか楽しい。

1日寝る前の5分間、夢のようにボーっと見ているだけで
その国の文化と便利なフレーズを身につけることができる。
語楽の効用は、日常を忘れて、旅気分に浸れるところにもある。
別に話すためだけに学ばなくてもいいのである。

ただ、各国の言語によって、編集者も異なるので
分りやすさも様々だ。

インドネシア語やベトナム語は
最初はなんだか分らないうちに終わっていたが
2回目の放送になると段々と耳にも慣れてきた。

タイ語は、文字も読みも文法も難解であったが
案内人がそれなりにポイントを説明し、発音も丁寧にしてくれた。

広東語は、発音が難しい上、不親切だ。
北京語と較べて、声調も2つ多い6声だし
漢字や発音、文法など全く異なるというのに。

私は、大学を卒業してから、ヨーロッパの言語を習い始めたが
大学時代、第二外国語は中国語だった。もちろん北京語だ。
4年生になって、第二外国語を使わなくなって久しかったので
就職活動で活かすために
自由科目で履修した中国語のクラスが偶々広東語だったのだ。

最初の授業のことが忘れられない。
それまでの北京語の中国語クラスだと思っていたが
どうも生徒が北京語で質問をして、それとは別の中国語を習っている。
クラスの大半は、北京の留学生だったのだ。
少ない人数の中、漸く見つけた日本人は、私の中国語の先生。
昔の恩師に「何で先生がこんなところにいるのですか?
この授業、中国語ですよね?」と聞いたところ
「そうだけど、広東語だよ。僕も広東語は知らないので習おうと思って」と言われた。

間違って履修したようだ。

「あのう、北京語と間違って履修してしまったようなので
失礼させていただきます」
と、教室を去ろうとしたところ
「せっかくだから、1年間頑張ってみない?」と引き止められた。
先生は、香港の美しい女性だった。

一応履修し、3回程度頑張ってみたが
北京語もままならない中、ましてや広東語おや、という状況で
リタイヤした。

最後に、重要表現を。

・ンーコイ(ありがとう、すみません)
・ネイホウ(こんにちは)
※ 中国語漢字がフォントになく、すみません。

コンデンサーマイクロホン購入

2006年04月23日 22時13分39秒 | ■カタコトコトバ
Talk Master内臓のマイクだと、音の入りが悪いので
外付けのマイクを買うことにした。

機械の詳しい友人に、秋葉原にきっとあるよと助言され
いざ秋葉原へ。

「録音用のマイクありますか?」
「マイク探しているんですけど」
そういうと、100%の確率で、カラオケなどで使う大きなマイクのところへ
連れていかれる。

私の探していたのは、もう少し小さいもの。
内蔵マイクの感度を上げるために使うのだ。

最初に聞いたオーディオ店の店員が
「ヨドバシカメラだったらあると思いますよ」と薦めてくれた。

駅前に聳え立つヨドバシカメラに向かった。
ここは品揃えもさることながら
オーディオに詳しい店員が沢山いる。

取扱説明書と本体をもって、しゃがみながら
沢山の商品の中で、適合するものを探す。
店員にもいろいろ吟味していただいた結果
私はこれを買うことにした。

AIWAコンデンサーマイクロホンCM-Z35

軽量・小型なのに、遠くの音が明瞭に収録できる、高感度・鋭指向性WIDE/ZOOM切り替え
スイッチが着いている。さらに、単4電池1本で約400時間連続使用できる。

これを使うと、内蔵マイクだけよりもかなりの効果を発揮する。
残しておきたい音の場合は、重要だ。
これで、語学の声の録音も、(発音チェックのための)歌の録音もバッチリだ。

Talk Master Ⅱ

2006年04月07日 23時52分10秒 | ■カタコトコトバ
念願のTalk Master Ⅱを買った。

買う前は、ラジオ電波が入るか心配だった。
大きなマンションや、ビル街、PCの近く
移動中は入りづらいと聞いていたが
今のところ、機械を持ち運んでいる最中に録音をしなければ
かなり広範囲でクリアな音はキャッチできる。

購入の一番の決め手は、ラジオ語学番組の予約録音の他、ボイスレコーダがついているのが大きかった。

他にも好きな音楽を取り込んだり、いろいろ使い道はありそうだ。


新規開講!NHK語学講座

2006年03月18日 23時45分19秒 | ■カタコトコトバ
4月は語学を始めるのに格好の時期である。
そして、申し込みや検討手配を進めるなら今だ。

3月18日、本屋の店頭に
2006年度のNHK語学講座のテキストが
一堂に並んだ。

まず、ラジオイタリア語。
入門編も応用編も新しい番組である。

入門編は「ヴェネツィア語学留学に挑戦」と銘打った6ヶ月間コース。
毎週木曜日は1週間の復習プログラムが組まれている。
最初は基礎固めの基本事項が続くだろうが
そのうちヴェネツィアならではの話題が沢山出てきそうで
楽しみである。

イタリアの都市はどこも個性的で見所満載で
それぞれの魅力があるが
一番好きなのはヴェネツィアである。
何か目的を持つでもなく、せかされることもなく
何の気なしにボーっとしていても自分らしく過ごせてしまう。
私もイタリア留学する機会があれば、ヴェネツィアを選ぶだろう。

応用編は、2人のイタリア詩人カルドゥッチとパスコリの
詩を読みながらイタリア語の響きを楽しむというもの。
可愛らしく、読んだり話したりしているだけで歌に接しているような感触がある
イタリア語のよさを、この機会に改めて堪能したい。

テレビのイタリア語講座も興味深い。
「美術館を巡りたい」
このテーマの殺し文句に私はほろりといってしまった。
金曜日だけ早起きしてみようか、そんな野望がふつふつ。

昨年途中まで見ていた
テレビアラビア語講座もちらり。
大好きな柳家花禄さんが引き続き生徒役で
プログラムも一新。
テキストの後ろには、「千夜一夜物語」の対訳が
付いていた。発音の美しさもさることながら
文字の美しさに圧巻。

あと気になるのがアジア語学紀行。
私の行った本屋には入庫がなかったが
今年はどんな国の文化にめぐり合えるのだろうか。

英語は、テキストなしで、片手間に耳に入ってくるものを
それとなくチェック。NHKのプログラムは米語なので
それも念頭に置きつつ、発音とフレーズを参考にする。

自身がパンクしないように
あとは見ないで本屋を去った。

趣味の語学

2006年02月04日 01時47分05秒 | ■カタコトコトバ
趣味の一つに、語学がある。

義務教育で習う英語をはじめ、北京語、広東語、ロシア語、ドイツ語、トルコ語
スペイン語、ノルウェー語、フランス語、ラテン語…
かじっただけなら10は下らない。

今年は、アラビア語、NHKアジア語楽紀行で取り扱われた
インドネシア語、タイ語、ベトナム語も学んだ。

各国語のスキルについては聞かないで欲しい。
皆カタコト。

ただ網羅的にかじっているわけではない。
気が付いたら、あれっ?ってなわけ。
皆始めたのはそれなりに訳がある。

旅や歌が好きなので
それが楽しくなるためならと思って
始めるケースが殆どかな。
しかも、そのときは一つ一つかなり真剣なんだ。

でも、カタコトだけど、
この一言で変わったよ。人生が。

エピソードがひとつ、またひとつと
溜まるたびに一度は涙腺が熱くなって
また枯れていく。

その営みが、たまらない!